ダム好きはもちろん、ドライブ好きにぜひおすすめしたい道があります。
札幌市にある温泉街、定山渓温泉から小樽市へと繋がる「定山渓レイクラインから朝里ダム」ルート。
四季折々の緑を楽しめるほか、信号もなくノンストップで札幌〜小樽間を1時間ほど走れるため、ハンドルを握る楽しさを満喫できます。
今回は小樽からスタートしてダムを見学しながら定山渓まで車を走らせてみました。
朝里ダム基本情報
所在地 | 北海道小樽市朝里川温泉2丁目 |
地図 | |
ダムの長さ | 390m |
ダムの高さ | 73.9m |
ダム湖名 | オタルナイ湖 (おたるないこ) |
竣工 | 1993年 |
一般道路なので、通行料もかからずおすすめですよ。
朝里川温泉からスタート!
出発したときは晴れていたのですが、天気が怪しくなってきました。
国道5号線の小樽市内から朝里川温泉を目指し、定山渓に向けて車を走らせます。
朝里川温泉を抜けると朝里大橋(ループ橋)が見えてきます、あそこを登っていきます。
運転好きな筆者はすでにワクワク、顔もニヤニヤしてきました。
ポツポツと降り出してきました、実は雨の日のドライブが大好きなのです…。
朝里ダム駐車公園
朝里大橋を走ると最初のパーキングスペース「朝里ダム駐車公園」で途中下車。
ダムの放流を間近で見学、迫力がすごい。
この場所を降りると広い公園があり、テニスコートやゲートボール場があるようです。
雨が強くなってきたのでこの場所で見学。
この日の気温は10℃、路面は13℃、つい先日まで暑くて大変だったのに。
今年(2023年)の夏は酷暑でした。
冬季間、この先は閉鎖区域です。
10月下旬ごろから夜間通行止め、11月に入った頃から雪が溶ける4月ごろまで完全に通行止めになります。
黄色と黒のシマシマが通行止めのゲートです。
かわいい小屋はトイレでした。
朝里ダム
朝里ダム駐車公園を出発し、少し走ると朝里ダムに到着。
そこには北海道で知らない人はいない?ブギウギ専務のあふれるダム愛と聖地巡礼するファンの姿もありました。
ブギウギ専務とは?
STV(札幌テレビ放送株式会社)で毎週金曜深夜0:30から放送している北海道ローカル番組です。
架空のPR会社「(有)上杉ポンプ商会」のウエスギ専務(上杉周大さん)とおおち係長(ダイノジ・大地洋輔さん)がお届けする、北海道の森羅万象に体当たりで挑む大人気バラエティ番組。
2007年に放送開始、2013年に一度終了するも2015年に復活し、今に至ります。
番組の企画で始まったダムカードを集めながら全国のダムを巡ることになったウエスギ専務とおおち係長、全く興味のなかったダムにのめり込んでいく様子に注目です。
公式YouTubeチャンネルでもダム愛がたっぷり込められているので、ぜひ見てください。
せーの
「ダム♡LOVE」
駐車場の車線にも「ダム♡LOVE」
朝里ダムからの景色
訪れたのは10月上旬。
例年なら紅葉も始まっているころですが、今年は暑かった、つい最近まで暑かった。
そのため、まだ紅葉はスタート地点、というところでしょうか。
そしてここが天端。
ダムのてっぺんのことを天端というらしいです。
大きな橋になっていて向こうまで徒歩で渡ることができます。
天端の入り口にも専務たちがお出迎え。
左側にはダム湖の「オタルナイ湖」
右側にはさっき上ってきたループ橋。
天端は350mの長さ。
天気が悪かったため、人も少なくシャッターチャンスが多かったのもうれしい。
実は高所恐怖症な筆者、ここまでが限界でした。
向こう側が気になります。
知りたい方はぜひ一度行ってみてください。
ここからは、へっぴり腰で撮った写真を載せていきます。
あいにくの天気でしたが、週末にもかか関わらず人が少なくてラッキーでした。
紅葉がまだ始まっていなかったのが残念でしたが、次の楽しみにしたいと思います。
雨が強くなってきたので、そのまま札幌へ帰りました。
【まとめ】
運転マニアによる朝里ダムレポートでした。
冬になると通行止めになることに加え、標高の高いところを走るため少しでも気温が低くなると凍結の恐れがあります。
定山渓レイクラインから朝里ダムの間を快適にドライブできる期間が短いことも魅力のひとつ。
今回は小樽方面から札幌に向けたドライブでしたが、札幌方面からの景色もまた格別です。
春になったらまたレポートしようかな。