Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンをキュレーションする地方創生メディア

建物  |    2023.11.24

写真映えする「神奈川県立歴史博物館」で歴史と文化を知る1日|横浜・馬車道

横浜の関内から石川町エリアには、古きよき異国情緒あふれる建物が数多く残されています。

なかでも関内・馬車道エリアで、人目を引く建物といえば「神奈川県立歴史博物館」。写真を撮りつつ、かながわの歴史や文化を学べる博物館を見学するのがおすすめ。大人も子どもも楽しめるスポットです。

今回は、近代西洋建築として国の重要文化財でもある「神奈川県立歴史博物館」を紹介していきます。

「神奈川県立歴史博物館」とは? 

新館の入り口がメトロポリタン

神奈川県立歴史博物館は、横浜市営地下鉄「関内」駅から徒歩5分、みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩1分のところにあります。JR・横浜市営地下鉄「桜木町」駅からも歩いて行けますよ。「桜木町」駅からの所要時間は徒歩で5分。

1967年にオープンし、1995年にかながわの文化と歴史をテーマにした博物館としてリニューアルしました。

営業部長としてSNSなどで活躍中の「パンチの守(かみ)」がお出迎え

所蔵する資料は5万点。かながわの文化や歴史を学べる博物館として、老若男女に親しまれています。

ロビーにあるミュージアムショップ

館内には、喫茶やライブラリー、ミュージアムショップなどもあり、1日いても楽しめる博物館となっています。

異国情緒あふれる建物が映え! 

ここだけで海外旅行気分が味わえます

神奈川県立歴史博物館の建物は、1904年に完成。旧横浜正金銀行の本店として建てられました。

ネオ・バロック様式と呼ばれるドイツの近代化洋風建築の影響を受けています。そう言われるとこの一角は、ドイツのベルリンにいるような、建物からも厳かさを感じる雰囲気。聞くと納得できますよね。

旧館の入り口はレッドカーペット

神奈川県立歴史博物館は、もともとあったネオ・バロック様式の旧館と後から増築された新館からできています。1969年に国の重要文化財に、1995年に産業経済を支えた重要な遺跡として、指定を受けています。

旧館部分に入るとステンドグラス(復元)。建物から時代を感じます。

旧館側の入口は、まるでドイツにいるかのよう。写真を撮られる方も多くいます。横浜の写真映えスポットのひとつでもあります。横浜に来たら、ぜひ神奈川県立歴史博物館の前で写真を撮ってみてください。おすすめのフォトスポットですよ。

約5万点のコレクションからセレクト、充実した常設展示 

常設展示室への道はエスカレーター

展示室の入り口は、新館側。1階はロビーと特別展示室。常設展示を見学するには、エスカレーターで3階まであがります。各フロアの展示室は、新館側と旧館側で大きくふたつに分かれており、3階は古代から中世までの貴重な資料が展示されています。

未来の科学実験室的な古代のエントランス

古代の展示室はサイバーな感じです。博物館ってこんな感じだった?と思うデザイン。歴史ある外観とは違ったイメージの空間となっています。

土偶たちの表情が豊か

テーマ1の古代は「さがみの古代に生きた人びと」。神奈川県内の遺跡から発掘された土偶やはにわなど、古代のものや人々が住んでいた家の模型などが見られます。数が予想以上に多いです。

円覚寺仏殿の模型。スケールが大きいです。

テーマ2中世のエリアでは「都市鎌倉と中世びと」と題して、鎌倉幕府の始まりから戦国時代など武士の時代の文献や彫刻などを紹介。庶民の生活や仏教との関わりに関する資料なども展示されています。

鎌倉の円覚寺舎利殿が再現されているなど、3階だけでもかなり充実した展示量です。

近世のフロア

2階は、近世から現代まで。浮世絵や横浜の外国人居留地を再現した模型など、数多く展示されています。

主な展示であれば、公式ホームページでもチェックできます

トピック展として開催されている「あしがらの古文書」。特別展の「足柄の仏像」にちなんで、足柄地域の古文書を取り上げています。前期と後期で展示されている内容が変わるとのこと。取材時は前期だったので、足柄エリアにあった矢倉沢村に設けられた矢倉沢関所に関する資料が展示されていました。

元銀行の建物のなかに大きな大砲!

テーマ4近代のエリアに入る前には、大きな大砲も。とにかく大きくてびっくりです。

ごく普通の人々の暮らしに思いを馳せてみます

テーマ5現代・民俗、「現代の神奈川と伝統文化」では、関東大震災や昭和恐慌、神奈川の庶民の暮らしの資料を展示しています。庶民の暮らしを再現したエリアでは、使われていた道具や石仏、お札などをズラっとディスプレイ。

神奈川県の豊かな文化が見られます

また無形文化財として、指定されている伝統行事や踊りはデジタルコンテンツとしてまとめられています。ユネスコの無形文化遺産に指定されたことで、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。三浦市で商売繁盛や豊漁豊作を願って少女たちが踊る「チャッキラコ」も観られますよ。

銀行の歴史も学べます

横浜正金銀行本店の跡地なので、この場所が銀行だったと紹介する展示もあります。広々とした空間で、ゆったりと資料を見られますよ。

常設展の展示品は、随時変わっていくとのこと。展示品の性質により、変わる時期は違うそうです。展示品の最新情報は、X(旧Twitter)でも一部公開されているので、チェックしてみてくださいね。

定期的に変わる特別展示。 今回は「足柄の仏像展」を開催

特別展の入り口。厳粛な雰囲気です。

神奈川県立歴史博物館では、年に3~4回ほど特別展示を開催しています。取材に伺った時期は「足柄の仏像」展を開催中。

足柄は神奈川県西部の西湘と言われるエリアに位置しています。足柄エリアの仏像を紹介するのは、今回が初めてとのこと。

迫力の足柄の仏像(提供元:神奈川県立歴史博物館)

国や神奈川県の重要文化財として指定されている仏像を含め、約80件を展示。普段は非公開になっている、または公開時期が限られている仏像を拝見できる貴重な機会です。約80件の仏像は、かなりの見応えですよ。

たくさんの仏像に会える充実した展示内容になっています(提供元:神奈川県立歴史博物館)

仏像マニアの方にもそうでない方にも、ぜひ一度は足を運んでいただきたい展示となっています。「足柄の仏像」展は11月26日(日)まで。次回の展示は、2024年2月17日(土)から3月24日(日)まで開催される「藤助さんと幕末」展とのこと。

『鈴木藤助日記』展で拝観できる資料(提供元:神奈川県立歴史博物館)

現在の神奈川県川崎市多摩区・宮前区で書かれた『鈴木藤助日記』を中心に、幕末から明治にかけての揺れ動く村の記録を紹介するそうです。こちらも楽しみですね。

まとめ 

「神奈川県立歴史博物館」 は、かながわの歴史や文化を学べる博物館です。建物は国の重要文化財に指定されていて、異国情緒あふれる写真が撮影できるスポット。

常設展示は約5万点のコレクションのなかから随時入れ替え、特別展示は年に3~4回開催されています。特別展示の際は、学芸員さんによる展示解説やセミナー、お子さん向けのワークショップなどのイベントもあります。

また館内には、ボランティアスタッフさんもいらっしゃるので、気軽に解説してもらえますよ。横浜に来られた際は、ぜひ神奈川県立歴史博物館に立ち寄って、歴史に触れてみてくださいね。

神奈川県立歴史博物館
住所:神奈川県横浜市中区南仲通5-60
アクセス:みなとみらい線(東急東横線より直通)馬車道駅から徒歩1分
市営地下鉄 関内駅9番出口から徒歩5分
JR 桜木町駅新南口(ICカード専用)から徒歩5分
TEL: 045-201-0926
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
定休日:毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館)
※上記以外の休館日は公式ホームページにてご確認ください。
常設展観覧料:20歳以上 300円 
20歳未満・学生 200円 
高校生・65歳以上 100円
中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方 無料 ※特別展示は展示内容により料金が変わります。団体料金あり。公式ホームページにてご確認ください。
ホームページはこち
Twitter:@kanagawa_museum

記事をシェアする

この記事を書いた人

chillco

神奈川県横浜市在住。生まれも育ちも横浜のWebライター。旅・酒・食・音楽がテーマ。訪れた国は25か国を超える。お酒やグルメ、スィーツ、イベントなど地元・横浜の魅力を発信していきます!

関連記事