こんにちは!Mediall福島県担当のtsukino.m(光丘月乃)です。
JR新白河駅より車で約10分程度の場所に、自然の美しい南湖公園があります。四季折々の風景が楽しめて、お花見や紅葉狩りにぴったりの場所です。軽いトレッキングができる低山もあり、さまざまな人が自然を満喫しています。
今回は、美しい南湖公園の魅力と歴史について紹介します!
南湖公園はどんな場所?
春は満開の桜が咲き誇り、秋は美しい紅葉、冬には凍った湖面に雪が積もる光景など、1年を通じて美しい景色を楽しめます。ときには、かわいらしいカモが泳いでいることもある癒しのスポットです。遠くに那須連山が望めるため、写真スポットとしても人気があります。
湖の周りをぐるりとウォーキングすると、湖面から見える景色を楽しめるだけではなく良い運動にもなります。犬の散歩や運動不足解消のウォーキングにも最適です。歩き疲れたら、湖畔にあるカフェやお茶屋さんでお茶やコーヒーを飲みながら一休みできます。
敷地内にある翠楽苑では、抹茶と和菓子に舌鼓を打ちながら美しい和風庭園を眺められます。和室から眺める日本庭園は、どの季節でも心を落ち着かせてくれます。
翠楽苑については、詳しくはこちらをご覧ください。
南湖公園と南湖神社の歴史
南湖公園は、1801年に江戸時代中期に活躍した白河藩主・松平定信が築造しました。当時の庭園は、城や大名屋敷の敷地内にあり庶民が立ち入れない場所でした。しかし、南湖公園は垣根を設けずに誰でも入れる場所としてずっと親しまれてきました。
「南湖」の名前の由来は、白河の名城・小峰城の南に位置していることと、唐の詩人・李白の詩「南湖秋水夜煙無」から来ているとされています。
南湖神社を創建したのは渋沢栄一
定信の死後からしばらくして、1922年に南湖神社が創建されました。松平定信の像がある南湖神社を創建したのは、「日本経済界の父」ともいわれる渋沢栄一です。定信が尽力した寛政の改革や、定信の執政就任の文を読み、渋沢は定信を敬愛するようになったそうです。
南湖神社は、定信が学問に長けていたことと男女の縁を取り持ったことから「学業成就」と「縁結び」のパワースポットとしても知られています。お正月の初詣には、県内外から多くの参拝客が訪れて賑わいを見せています。
南湖公園に来たら、ぜひ参拝しておきたい由緒ある神社です。
【南湖神社 基本情報】
- 住所:〒961-0811 福島県白河市菅生舘2
- アクセス:東北新幹線・新白河駅東口下車 JR新白河駅からJRバスで10分(棚倉行き) 「南湖公園」から徒歩で10分(南湖公園には徒歩1分)
- 拝観料:無料
- 電話番号:0248-23-3015
- URL:http://nankojinja.server-shared.com
南湖公園に行ったら南湖だんごを食べよう!
南湖公園の名物といえば「南湖だんご」です。南湖公園の湖畔には、いくつかのお団子屋さんが並んでいます。観光客や地元住民の皆さんが、お団子屋さんで団子を食べながら一息つく光景も珍しくありません。
多くの飲食店のある白河市内でも、美しい風景を見ながら食事のできる貴重なスポットです。
今回は、老舗のお団子屋さん『荻原屋(おぎわらや)』様で南湖だんごに舌鼓を打ってきました。南湖だんご(3色セット)とお茶のセットを注文しました。
どのお団子も、もちもちとしていて粒あん・みたらし・ごま餡の甘みがしっかりとついています。緑茶とぴったりの味で、本当においしかったです!
南湖だんごのほかにも、オリジナルのソフトクリームやわらび餅のあるお店、うどんやそばのある名物のお食事処などが湖畔に並んでいます。南湖歩きをする際は、好きなお店に立ち寄っておいしいものを食べながら休憩ができます。
南湖だんごは、どのお店でもテイクアウトで持ち帰りが可能です。気に入った味を自宅で楽しむこともできますよ。
白河に来たらぜひ南湖公園へ!
南湖公園に来れば、自然散策・食べ歩き・神社への参拝ができます。南湖神社でパワーをもらい、おいしい南湖だんごを食べて、自然のあふれる道をウォーキングできます。静かな湖面を見て癒されながらら、風景写真を撮って楽しむにもぴったりです。
白河市に訪れる機会があれば、南湖公園に行って自然の中でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
【南湖公園 基本情報】
- 住所:〒961-0812 福島県白河市南湖
- アクセス:JR新白河駅からJRバスで10分(棚倉行き)「南湖公園」から徒歩で1分
- HP:https://shirakawa315.com/park/