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建物  |    2024.01.26

松代町の観光客をお出迎え!大正時代の雰囲気を味わえるかわいい駅舎「松代駅」

松代駅は、大正11(1922)年に開業され、平成24(2012)年に廃線になりました。当時の姿のままかわいい駅舎だけが残り、大正時代の雰囲気を味わえるスポットになっています。現在松代駅は、路線バスの停留所になっており、廃線となった今でも観光客や松代町の方々をお見送り、お出迎えをしています。

開業当時の姿そのままの木造駅舎

床はコンクリートで木造の内装になっています。余計な飾りがなく、シンプルな感じが大正時代の雰囲気を醸し出しているのかもしれません。

天井の電気も大正時代の後に取り付けられたものなので、壁付けではなく針金で釣っている状態です。松代町の夜は暗くなるので、この電気だけでも落ち着く光でした。近くに中学校があるので、学校終わり、部活終わりにこのライトの下で電車を待ちながら友人と話す憩いの場です。

壁には当時の写真などが貼ってあり、運行していた時の雰囲気を味わいノスタルジーを感じます。さらに、バスで松代町に来ると最初の観光スポットになるので、机にはリーフレットが置いてあります。

松代駅は廃線になりましたが、今でも地元の人たちは自然と松代駅に集まり、愛されています。駅舎がバスの待合室ということもあります。しかしそれよりも、近くに松代病院があり、受診後に集まって病気自慢をはじめる会場になっています。

私もこのノスタルジーな空間にいると、中学時代にタイムスリップします。中学生の時、主に部活の試合で隣の市まで遠征に行くときに利用していました。この場所に来ると、電車が近づいてくるにつれて、緊張感が高まっていた当時の自分を思い出します。

「気をつけて」「おかえり!」と言ってくれた!当時のままの切符売り場

切符売り場も当時のままの姿です。もちろん、有人販売なので駅員さんが切符の販売をしていました。窓口下にアルミ板があり、そこに運賃を置くと「ガラン」と独特な音がして、私はとても好きでした。

松代町に住む子どもは、電車に乗る機会はほとんどありません。だから、電車に乗る前日に、家族から切符の買い方を教わる家庭が多いと思います。親から「ガラン」して、駅員さんから切符をもらったら、線路に出るのよ!と。

電車に乗ることが非日常である松代の子どもは、この「ガラン」という音は特別なものなのです。残念ながら廃線となってしまいましたが、当時のまま「アルミ板」も残してくれていたことに感謝した人もたくさんいます。

青空と白い雲、だんだんと大きくなる電車

今は、ホームに出れば駐車場になっていますが、当時はもっと開けていて、線路がどこまでも続いていました。

夏は抜けるような青空と白い雲。そして、だんだん大きくなる電車。この3点セットの組み合わせは松代町の子ども達を興奮させました。

線路はもちろん撤去されてしまいましたが、ホームは当時のまま残っています。現在では線路部分は駐車場として活用されています。松代城が近くにあるので、駐車して観光に利用される人がたくさんいます。

松代町観光の拠点として利用できる「松代駅」

松代町にはたくさんの観光スポットがあります。観光客の方が迷わないように、おすすめの観光順路などを案内する「信州松代観光協会」が松代駅近くにあります。

長野駅からバスで来ると「松代駅」が停留所になっているので、松代観光の拠点となる場所の目印になります。1部のインターネットでは「旧松代駅」と記載がありますが、「松代駅」と「旧松代駅」に違いはありません。

松代町の観光に行く前に、ノスタルジーを味わえる松代駅にぜひ立ち寄ってみて下さいね。

施設の情報

住所:長野県長野市松代町松代70

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この記事を書いた人

masato

長野県長野市生まれ。長野市は豊かな自然と歴史深い仏閣・史跡がたくさんあります。地域の魅力を紹介して、少しでも長野市に興味を持ってもらえるように発信していきます。

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