初夏から秋の終わりまで、思い立ったら見に行ける長良川鵜飼
毎年5月11日~10月15日まで開催される長良川鵜飼。
今年も岐阜市が観光シーズンに突入します。
長良川鵜飼は観覧船で楽しむのが主流ですが、観覧船に乗らないのも一興ですよ。
岐阜市内で義務教育を受けていると、社会見学の一環で乗ることがある長良川鵜飼の観覧船。
しかしながら、期間中はほぼ毎日実施されている長良川鵜飼。
岐阜市民は観覧船以外の場所から長良川鵜飼を見る回数の方が圧倒的に多くなります。
意識せずとも視界に入ってくるほどに、私たちの生活に溶け込んでいる国の重要無形民俗文化財。
岐阜市民の目線で楽しんでみませんか?
長良川鵜飼のおすすめビュースポットをご紹介
長良川プロムナードは金華山と岐阜城が映える最推しスポット!
長良川プロムナードは長良川の右岸に整備された遊歩道。
対岸にそびえる金華山と頂に座す岐阜城を背に聴く長良川のせせらぎ、ぜひ観光で訪れるみなさんにも聴いてほしいです。
日没~23時までは岐阜城のライトアップもあり、季節や時間帯によって異なる顔で魅せてくれますよ。
長良川鵜飼のシーズンは鵜飼船の篝火も加わり、より華やかに。
観覧船で見る最大の魅力は臨場感が格別な鵜飼船との近さ。
長良川プロムナードで見る長良川鵜飼はいわば総合芸術。
周りの景色とのマリアージュを堪能しましょう。
余談ですが長良川の周辺には「鵜飼」の名を冠する鵜飼屋陸閘があります。
岐阜市民の営みと豊富な水資源の共生、その一端を感じられるノスタルジーな佇まいが私の推しポイントです。
長良川プロムナードの付近にも複数設置されているので、探してみてくださいね。
長良橋を渡りながら見下ろす長良川鵜飼
観覧船乗り場のすぐ上に架かる長良橋からも長良川鵜飼を見渡せます。
長良橋を渡る際は装飾にもご注目!
鵜飼船の篝火と、鮎を咥えた鵜をモチーフにした装飾が施されています。
他にも種類があるのでお見逃しなく。
長良橋の歩道は自転車がすれ違える程度に広いですが、通行の妨げにならないようにお気をつけください。
観覧船の屋根の上にはそれぞれの名前が刻まれています。
長良橋の上からでもよく見えるので、お気に入りの名前を探しましょう。
観覧船の発着が見られるうかい観覧船乗り場周辺もお楽しみスポット
長良川鵜飼の開始と終了の前後に訪れてほしいのが長良川の左岸、長良橋を降りて直ぐの場所にあるうかい観覧船乗り場。
観覧船が岸に勢揃いする様は壮観のひと言に尽きます。
電車が集まるターミナルなどが好きなお子さんも喜んでくれそう。
18時15分~19時15分まで30分刻みで乗合船が出て、全体の終了は20時30分ごろ。
ご都合のよい時間帯にうかい観覧船乗り場を訪れてみてください。
乗船しない場合は、発着のお邪魔にならないように気をつけましょう。
観覧船に乗らないのもあり!周りから楽しむ長良川鵜飼
観覧船に乗る・乗らないで趣の異なる楽しみ方があります。
とりわけ長良橋の周辺は宿泊施設も多数あるため、連泊して日毎に違う形式で…というのも上級者な嗜み方かもしれませんね。
撮影が4月だったので、鵜飼が始まったら現地の様子を改めてお届けする予定です。
開催期間が長いため、お好みのタイミングでお越しください。
岐阜県の観光は岐阜市で決まりです。
長良川鵜飼の情報
【アクセス】
■長良川プロムナード
岐阜バス「JR岐阜」乗車→「鵜飼屋」下車 所要時間約15分
■うかい観覧船乗り場
岐阜バス「JR岐阜」乗車→「長良橋」下車 所要時間約14分
参考文献
ぎふ長良川の鵜飼―風雅1300年 今に伝える感動絵巻―|観光スポット|岐阜市観光ナビ|岐阜観光コンベンション協会