Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

スポット  |    2024.06.04

バラを見ながら街歩き!「横浜ローズウィーク」で盛り上がる、港の見える丘公園に行ってきました

横浜では、3月下旬から6月上旬にかけて街中が花と緑にあふれるフラワーリレーイベント、ガーデンネックレス横浜が開催されます。

桜に始まり、チューリップ、バラと美しい花たちがネックレスのようにつながる祭典。

なかでも5月上旬から見ごろを迎えるバラは圧巻。「横浜ローズウィーク」として、フィーチャーされています。

今回は、「ガーデンネックレス横浜2024」の見どころのひとつ、「横浜ローズウィーク」を紹介していきます!

「横浜ローズウィーク」とは?

「横浜ローズウィーク」は、「ガーデンネックレス横浜2024」の見どころのひとつ。毎年5月上旬から5月下旬にかけて見ごろを迎えるバラが、横浜市内の名所で見頃を迎えます。

港の見える丘公園入口は広い!

ガーデンネックレス横浜とは:
「ガーデンネックレス横浜」は「ガーデンシティ横浜」を推進するリーディングプロジェクトです。花や緑による美しい街並みや公園、自然豊かな里山など、横浜ならではの魅力を発信することで多くの方に横浜にお越しいただき、まちの活性化や賑わいの創出につなげます。
参照:ガーデンネックレス横浜 ホームページ
 



無料の公式ガイドブックは、会期中に港の見える丘公園などに設置してある総合案内看板でゲットできます

横浜市内でバラが楽しめるのが、こちら。

  • 山下公園
  • 港の見える丘公園
  • 横浜市役所
  • アメリカ山公園
  • 横浜山手西洋館
  • 横浜イングリッシュガーデン
  • 八景島バラ園 ほか

横浜でなぜバラのお祭り?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。バラは横浜市の花。横浜とバラには歴史的なつながりがあります。

まるで外国!イギリス館前の「イングリッシュローズの庭」

江戸時代末期、横浜が開港されると多くの外国人がやって来ました。横浜に居を構えた外国人たちがバラを持ち込み、庭に植えていたそう。その後、外国人居留地を出入りしていた植木職人や商人によって、一般市民に徐々に広まっていったと言われています。

淡いピンクがかわいい「セント オブ ヨコハマ」

長い年月を経て、1989(平成元)年に横浜市の花として「バラ」が制定されました。現在では「はまみらい」や「セント オブ ヨコハマ」といった横浜にちなんだ品種が誕生するなど、バラの品種開発にも力を入れています。

映えるスポット満載

「横浜ローズウィーク」は、2019年からスタート。バラを見ながら街歩きをするだけでなく、コンサートやフラダンスのショー、フラワーマーケットなど、期間中はさまざまなイベントが楽しめます。

いざ!バラ咲き誇る「港の見える丘公園」会場へGO!

広々とした展望台

毎年盛り上がりを見せる「横浜ローズウィーク」。そのなかでも、横浜らしい場所のひとつ、港の見える丘公園会場に行ってきました。


公式ガイドブックは情報満載!

港の見える丘公園というと、高台にあり横浜ベイブリッジや横浜マリンタワーなど、横浜が一望できる場所ですが、実は「イングリッシュローズの庭」や「香りの庭」などのバラ園があります。

この日は平日の午前9時と比較的早い時間に訪れたにも関わらず、すでに多くの方がいらしていました。ワンちゃんの散歩がてらにいらしている方、写真を撮りに来られたグループの方、観光でやって来られた方など、さまざま。

公園内はベンチも多め

港の見える丘公園のバラ園は大きく3つに分けられます。

  • イングリッシュローズの庭(横浜市イギリス館前)
  • 香りの庭
  • バラとカスケードの庭(横浜市イギリス館の後庭から山手111番館の後庭のエリア)

上記の3つのエリアに多種多様なバラが植えられています。バラだけでなく、他の植物も植えられていて、ガーデンとしても楽しめるのが魅力のひとつ。

映えるスポットのひとつ、バラのアーチ

港の見える丘公園周辺は、かつて外国人居留地だったこともあり、異国情緒にあふれた雰囲気。バラのアーチの奥にベンチが設置されているなど、映える写真が撮影できるフォトスポットとしても楽しめますよ。

港の見える丘公園での「横浜ローズウィーク」の楽しみ方

港の見える丘公園エリアは、おすすめしたいフォトスポットが豊富。「イングリッシュローズの庭」は外国の小説に出てきそうなガーデンです。

広々とした「香りの庭」の入口

「港の見える丘公園」内で、私が個人的におすすめしたいのは「香りの庭」。沈床花壇になっており、階段を下りて行きます。

沈床花壇とは:
周囲より一段低くなった部分を中心に草木を配置した西洋庭園の一様式。
参照:京都府立植物園 洋風庭園

各エリアの解説があります

「香りの庭」は、下記の4つのエリアに分かれています。

  • ダマスク
  • フルーツ
  • ティー
  • ミルラ


エリアによってバラの色目や香りの違いが楽しめるようになっています。

「香りの庭」のバラのアーチは、取材時は8分咲き

ダマスク・エリアは最もバラらしいリッチな香りと鮮やかなカラー。フルーツ・エリアはラズベリーやライチなどフルーティな香り。

「香りの庭」の外周にも注目!

ティー・エリアは、やわらかくさわやかなお茶のような香り。鮮やかな色もあれば、くすみカラーのバラもあります。ミルラ・エリアは、どことなくハーブ系の香りがします。

バラを始め、美しい花に癒やされます

バラというと、華やかな香りを連想しがちですが、品種によって全く違います。「香りの庭」は、奥深いバラの世界を体感できるエリアです。訪れていた多くのお客様が写真を撮りながら、バラの香りも楽しんでいました。

フランスの品種「ピンクパンサー」が目を引きます

「香りの庭」に植えられているバラは約100種400株。横浜市のバラ「セント オブ ヨコハマ」も植えられています。ぜひ、探してみてくださいね。

まとめ

「ガーデンネックレス横浜」のキャラクター、ガーデンベアと写真も撮れます

5月上旬から6月上旬にかけて横浜の各名所で開催されている「横浜ローズウィーク」。2017年の全国都市緑化フェア以降、毎年開催されている「ガーデンネックレス横浜」の見どころのひとつで、横浜でバラを鑑賞しながら街歩きがお楽しみいただけます。

港の見える丘公園では、3つのエリアでさまざまな種類のバラが楽しめます。公園内にいらしたお客様は、みな笑顔で写真を撮っていたのが印象的でした。

またこの時期だけ限定のバラにまつわるスイーツやカクテル、ホテルでは宿泊プランなどもリリースされており、6月2日の横浜開港記念日に向けてさらに盛り上がっていきますよ。

ちなみにバラは春だけでなく、秋も楽しめます。年に2回楽しめるバラ。お近くに来られた際はぜひ、港の見える丘公園のバラの香りと美しさに癒やされに来てくださいね。

ガーデンネックレス横浜2024・横浜ローズウィーク・港の見える丘公園
住所:神奈川県横浜市中区山手町114
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」駅6番出口より徒歩5分 
JR根岸・京浜東北線・横浜市営地下鉄「石川町」駅より徒歩20分
開園時間: 24時間(フランス山は夜間閉鎖あり)
休園日:年中無休
ホームページ:
ガーデンネックレス横浜2024
港の見える丘公園

参考・広報よこはま

記事をシェアする

この記事を書いた人

chillco

【神奈川県公認Medallライター】神奈川県横浜市在住。生まれも育ちも横浜取材・インタビューを中心に活動するWebライター。旅・酒・食・音楽がテーマ。訪れた国は25か国を超える。お酒やグルメ、スィーツ、イベントなど地元・横浜の魅力を発信していきます!

関連記事