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スポット  |    2024.09.24

何度も行きたくなる動物園!愛知県豊橋市『のんほいパーク』【後編】

愛知県豊橋市にある豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)。前編では取材した内容をもとに、動物園で注目したいポイントについて紹介しました。

後編では、楽しく参加できるイベントやのんほいパークを満喫するためのコツなどを紹介します。

前編はこちら

何度も行きたくなる動物園!愛知県豊橋市『のんほいパーク』【前編】

ふれあい・体験イベントが気軽に楽しめる

のんほいパークでは、動物たちとのふれあいや体験型のイベントを開催しています。通年実施しているエサやり体験はもちろん、季節限定の特別イベントも豊富です。

イベントに参加すると、動物がより身近な存在に感じられます。だれでも気軽に参加できるので、ぜひ参考にしてみてください。

エサやり・ふれあい体験

なかよし牧場エリアでは、動物たちとのふれあいやエサやりを楽しめます。とくにカピバラやヤギなどのエサやり体験は、小さな子どもたちにも大人気です。

実際にエサをあげてみると、動物たちが「ちょっと嬉しそうな表情」をしているような気がします。ささいな心境の変化ではありますが、子どもたちが動物を好きになるきっかけなのかもしれません。

ふれあいひろばでは、テンジクネズミやウサギとのふれあい体験も実施しています。じっくりと観察したり、直接なでてあげたりと、動物にふれるドキドキ感を楽しめるのが魅力です。

「ふれあい広場のイベントは人気があるので、少し早めに整理券をゲットしていただくのがおすすめです。また、飼育員から”口はさわらないでね””背中をなでてあげてね”と注意事項をお伝えするので、子どもでも安心できるかなと思います」(白崎さん)

期間限定のイベント

(画像提供:豊橋総合動植物公園

のんほいパークでは、季節によってさまざまなイベントを実施しています。

夏場であれば、夜の動物園を楽しめる「ナイトZOO」が人気です。夜行性の動物が見せる「昼間とは違った雰囲気」はもちろん、飼育員さんのガイドや夜間ならではのイベントも楽しめます。

(画像提供:豊橋総合動植物公園

また、例年冬に実施している「ちょびっと飼育員体験」は、動物たちのエサをお客さんが放飼場に隠してもらう体験イベントです。動物たちがエサを探し回る様子を楽しんでもらったり、普段は入れない放飼場を案内したりしています。

「動物たちがエサを探し回るのは、野生本来の習性でもあります。エサを隠す体験を楽しんでもらいながら、お客さんも一緒になって動物たちの暮らしが豊かになるための環境づくりに協力していただいています」(白崎さん)

のんほいパークを満喫するためのコツ

のんほいパークは、多種多様な動物やさまざまな体験イベントが楽しめる動物園です。さらに、博物館や遊園地も併設しており、子どもから大人まで丸一日かけて楽しめます。

だからこそ、のんほいパークを満喫するためには、事前に園内での行動計画を立てておくことが大切です。言い方を変えれば、何回も遊びに来ないと楽しみ切れないほど、施設や展示が充実しています。

とくにエサやりや体験イベントを楽しみたい場合は、事前にのんほいパークの公式サイトで開催時間をチェックしておきましょう。

動物をたくさん見たい人は朝一から訪問するのがおすすめ

「動物たちをじっくりと見るなら、開園直後の早い時間帯に来ていただくのがおすすめです。のんほいパークは通常16時半に閉園しますが、動物によっては15時半ごろに獣舎じゅうしゃに入ってしまうこともあります」(白崎さん)

午前中の動物たちを見ると、わりと活発的に動き回っているイメージがあります。その後、ご飯の時間を終えると、比較的まったりと寝たりくつろいだりしている印象です。人間のように、体型を気にして「食後の運動」はしないのかもしれませんね。

時間帯や体調次第では、動物たちが宿舎に戻ってしまうケースも少なくありません。より多くの動物を見て楽しみたい人は、午前中のできるだけ早い時間帯から遊びに行く計画を検討してみましょう。

閉園間際の時間帯は隣接施設で遊ぶのもおすすめ

閉園間際の時間帯は、時間の制約がない自然史博物館や植物園で遊ぶのもおすすめです。時間帯や天候にかかわらず楽しめるので、動物園エリアを楽しんでから別エリアを回るような楽しみ方もできます。

さらに、のんほいパークには遊園地も隣接しています。大きな観覧車やジェットコースターはもちろん、本格的な走りを楽しめるゴーカートも人気です。動物園を歩いていると、遊園地から子どもの「きゃー!」という歓声(悲鳴?)が聞こえてきますよ。

「本当に子どもから大人まで楽しめる施設が揃っていますので、早めに来てたっぷりと遊んでもらうのがいいかなと思います。いまでは名古屋や浜松、さらに遠方からのお客さんも足を運んでくださっています」(白崎さん)

子どもを連れて遊びに行きやすいのも魅力

のんほいパークは、荷物を入れるカートやベビーカーの持ち込みが可能です。また、ベビーカーのレンタル(有料:300円)にも対応しています。

園内では、飲食物の持ち込みも可能です。お弁当やおやつなどを持参すれば、休憩所や広場でゆったりと食べられます。また、園内にはレストランや屋台もあり、幅広いメニューを楽しめますよ。

「涼しい季節になると、芝生エリアでレジャーシートを敷いて、お昼ごはんを食べるお客さんもたくさんいます。ピクニック気分で来園していただくのもおすすめですよ」(白崎さん)

土日祝日には、園内をぐるっと1周する園内バスが運行しています。各エリアにまんべんなくベビーシートやケアルームが配備されているので、小さなお子さんのいるご家族でも安心です。

何度も遊びに行きたくなる動物園

今回は愛知県豊橋市にある動物園「のんほいパーク」の魅力を、前編・後編に分けて紹介しました。とはいえ、今回紹介した内容は、のんほいパークのほんの一部です。トラやチンパンジー、ペンギンやゴマフアザラシなど、紹介しきれなかった人気者がたくさんいます。

また、取材を通して、体験イベントに参加することが動物福祉につながると知りました。動物たちを知り、興味をもつことが、動物園を最大限に楽しむ秘訣なのかもしれません。

「飼育員の作業を体験してもらうと、動物のためになる取り組みを知ってもらえます。お客さんが動物たちにかかわることで、実際に観察するときにすごく楽しんでもらえるかなって思いますね」(白崎さん)

動物たちの表情や行動は、人間と同じように毎日異なります。訪れるたびに新しい発見と感動を得られる場所であり、のんほいパークは何度も遊びに行きたくなる動物園です。

のんほいパークは、SNSで園内の様子を発信しています。これから「遊びに行ってみたい!」と検討している人は、ぜひSNSの情報もチェックしてみてください。

施設情報

豊橋総合動植物公園「のんほいパーク」
住所:愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238
電話番号:0532-41-2185
営業時間:9:00~16:30
休園日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月1日

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この記事を書いた人

taku

愛知県出身。執筆業務をとおして「人や社会の役に立つ」をモットーに、フリーランスのライターとして活動しています。水の中の世界が好きで、生き物や水族館の魅力を発信するブログも運営中です。地元の魅力を届ける橋渡し役として貢献したいと思い、Mediallで情報発信しています。

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