秋になりました。
一部の写真撮影をする方にとっては「雲海」のシャッターチャンスが多い季節。
今回は長野県塩尻市の「高ボッチ高原」にて雲海の撮影に挑戦してきました。
早速ですが、今回のベストショットがこちら。
スマートフォンでもこんなに綺麗に。
朝焼け、雲海、諏訪湖、ススキがいい感じで撮れました。
アクセス
高ボッチ高原へは、西の松本市からか、南の塩尻・岡谷市からかの二択です。
今回は、登りは南の塩尻市から北上、高ボッチ高原を経由し、下りは西の松本市へというルートにしました。
登りと下りに使用したルートの要点として、
・登った南側からは道は広いが、交通量も多いため国道20号線からの分岐は塩尻市か岡谷市方向からでないと難しい
・西側は道が悪いが、温泉施設があり、秋は穴場の紅葉スポットがある。
塩尻・岡谷市から
国道20号線から塩尻市道高ボッチ線に入ります。
上記のように、交通量の多い国道からの分岐で、しかも坂道に信号はありません。
「塩尻市から岡谷市方向の車線」だと左折するだけで塩尻市道高ボッチ線に行けるのでおすすめです。
松本市方面
高原から松本市に向かう看板には「路面がそれほど整っていません」とありますが、アスファルトは全区間に敷かれており、多少の凹凸がある程度です。
とはいえ、道幅が狭いため、対向車や落石には注意が必要です。
また、このルートには「大沢の堤」という景勝地があります。
水面に映る木々がきれいで、秋には紅葉狩りも楽しめるようです。
温泉宿が多いのも特徴で、湯治を目的に訪れるのも楽しそうです。
高ボッチ高原に駐車場は3ヶ所。
軽めのハイキングができる方であれば、最南端の第1駐車場からキャンプ場を経由し高ボッチ山まで歩いて15分ほど。
写真は高原に設置されたマップです(北が下になってるので注意)。
イメージとしては、南北に伸びた土地に展望台が点在し、東に高ボッチ山、西には高ボッチ高原キャンプ場があります。
南に牧場があり、6月から10月末まで放牧が行われています。
キャンプ場から西には隠れスポットのひょうたん池もあり、じっくり全てを歩いて回ると4時間くらいは欲しいほどの密度。
第1駐車場
高ボッチ山や展望台に行くには最も遠いですが、草競馬場や牧場の外周を歩くにはおすすめの場所です。
駐車場も1番広い。
トイレもあり、混雑する中心部を避けて、こちらに駐車して散策するのも良いかもしれません。
牧場へは、第1駐車場と第2駐車場の中間地点にある展望台からも行けますが、外周を歩くにはこの第1駐車場からのルートもおすすめです。
展望台
車から降りてすぐに絶景や朝焼けを撮影したいならここがベスト。
訪問した日も、平日にもかかわらず朝5時には10数台の車が停まり、皆が朝焼けのシャッターチャンスを待ち構えていました。
因みにこの展望台から牧場の水飲み場までは最短距離ともなっています。
第2駐車場、高ボッチ山、キャンプ場
このエリアのメインスポット。
中央にキャンプ場やでいだらボッチ館。
東に徒歩約10分で高ボッチ山。
西にはひょうたん池へ向かう散策路。
中心部に位置しているため、ここから各エリアへのアクセスが最も便利です。
また、朝焼けは各スポットで見ることができますが、夕焼けを楽しむにはここが最適です。
写真はでいだらボッチ館。
時期により写真の展示、軽食や某キャンプアニメのグッズ販売もされています。
なんとレンタサイクルも設置されてました。
オフロードバイクではないので道路上だけとはいえ、高原サイクリングも気持ち良さそうです。
キャンプ場から東へ向かうと、最初に写真を載せた高ボッチ山へのルートに入ります。
道は土の上を約10分ほど歩くため、トレッキングシューズなどある程度歩きやすい靴を履いた方が安心です。
天気によっては土や砂などでも汚れます。
ひょうたん池と道のり。
ずっと坂道のため、こちらは慣れた方向け。
ひょうたん池にはベンチもあるため、どこかで食べ物を買ってここで休憩するのも楽しいかもしれません。
最後に
秋だけでなく色んな季節で楽しめる高ボッチ高原。
ふらっと訪れても、ご来光や夕焼け、キャンプ、トレッキング、コア向けに旧中山道も歩けると色んな方向に焦点を絞っても良しのエリアでした。