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スポット  |    2024.12.05

横浜ハンマーヘッドが開業5周年記念ライブを開催!「HAMMERHEAD PARK LIVE」に行ってきました【前編】|横浜・みなとみらい

2024年10月31日、横浜・みなとみらいの新港エリアにある横浜ハンマーヘッドが開業5周年を迎えました。

5周年を記念し、さまざまなジャンルで活躍する横浜に関連したアーティストやグループが参加するライブを開催。

今回は、横浜ハンマーヘッドのハンマーヘッドパークで行われた5周年記念ライブ、海辺で音に浸る「HAMMERHEAD PARK LIVE」の模様を2回に分けてお届けします!

横浜ハンマーヘッド・「HAMMERHEAD PARK LIVE」とは

横浜ハンマーヘッドは、横浜・みなとみらい新港エリアに2019年にオープン。神奈川・横浜を代表するグルメやショップ、レストラン、ホテルなどが併設された商業施設です。

「ハングリータイガー」や「横濱ハーバー」など、横浜や神奈川を代表する飲食店やスイーツなどが楽しめ、多くの観光客が訪れています。また、散歩に来られる地元の方も多く、賑わっています。

みなとみらいでは比較的新しい施設で、人気のスポット。そんな横浜ハンマーヘッドが開業5周年を迎え、記念にライブを開催することに。場所は、横浜ハンマーヘッドの海側にあるハンマーヘッドパークです。

出演は次の通り。

  • 杉劇リコーダーず
  • 加納伊都&近藤紗織
  • 夢現人(バトントワーリング)
  • チワワボーイズ
  • みやひろウインド・アンサンブル

出演者はプロ・アマチュアを問わず、全組横浜を中心に活動されている方たちです。

10月31日は、横浜ハンマーヘッドが開業した日。この日は、客船「にっぽん丸」が横浜港新港ふ頭9号岸壁に寄港。ハンマーヘッドパークの目の前のふ頭には、大きな「にっぽん丸」が停泊しています。

17時に和歌山県に向けて出港することになっており、ライブの最後の組では「にっぽん丸」の旅立ちを見送ります。

10月の晴天のもと、「にっぽん丸」をバックにした鮮やかな芝生のステージで、13時から和やかな雰囲気でライブがスタート。

ノスタルジックなリコーダーの音色が魅力!「杉劇リコーダーず」

トップバッターは、「杉劇リコーダーず」。横浜市磯子区民文化センター杉田劇場を拠点に活動する、リコーダー・アンサンブルです。

2006年に磯子区民の声から立ち上がり、現在は小学生から80代まで、40名以上のメンバーで活動。この日は木曜日と平日のため、子どもたちは学校で、大人チームのみの演奏です。

リコーダーというとソプラノやアルトリコーダーくらいしか見たことがありませんでしたが、テナーやバリトンなど低音が出るリコーダーも紹介。奥深いリコーダーの世界を見せてくれました。

オリジナル曲や『ソレアード』、『ふるさと』など、誰もが一度は聴いたことがある曲も演奏。青空のもと、リコーダーのノスタルジックな音色がパーク内を包みます。どこか懐かしく、美しいリコーダーの温かいハーモニーに会場からは大きな拍手が沸き起こっていました。

12月には御殿場でクリスマス演奏会、2025年3月には横浜市磯子区民文化センター杉田劇場で定期演奏会があるそうです。

情熱的な演奏とコスプレのギャップ萌え!加納伊都&近藤紗織

続いて登場したのは、ヴァイオリンとピアノのデュオ、加納伊都&近藤紗織。10月31日はハロウィーンでもあったので、『101匹わんちゃん』の悪役のクルエラと死神の衣装でキメてきました。

コスプレの派手さに目がいきますが、演奏は情熱的。それもそのはず。加納伊都さんは、10代のころから演奏家として活動を開始。11歳で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と競演し、その後ウィーンに留学するなど、世界的に活躍されています。

ピアノの近藤紗織さんもオランダに留学し、国内外のコンクールで数々のグランプリを受賞するなどの実力者。

エルガーの『愛のあいさつ』でスタート。ヴァイオリンの音色が天高く響き渡ります。

優雅な気分になったあとは、ピアソラの『リベルタンゴ』。情熱的なタンゴの旋律が会場の空気を一気に変えていきます。

演奏はエモーショナル。悪役の衣装なのにかわいらしい声でお話しされている加納伊都さんにギャップ萌えでした。執筆活動や毎週火曜にマリンFMの番組でパーソナリティーを務めるなど多彩な一面もあります。

ラストは『虹の彼方に』を演奏。ヴァイオリンとピアノの艶やかで優雅な音色は、夢の世界を見せてくれました。

あでやかに舞う、「夢現人」のバトントワーリング

このイベントで唯一、音楽系ではないダンス系のグループ「夢現人」2015年に発足したバトントワーリングを演目にしている一般社団法人です。東京の日暮里で公演をスタートし、現在は横浜市磯子区民文化センター杉田劇場で公演を重ねているそう。

こういったイベントでダンスはよく観ますが、バトントワーリングのパフォーマンスは初めて観ました。私のなかでは、バトントワーリングは学生時代の部活といったイメージでしたが、大人になっても続けていける場所があったこと、また技の美しさに驚きました。

バトントワーリングの歴史やバトンの動かし方を見せてくれたり、音楽なしでバトンとダンスで表現するパントマイムのような演目があったりなど、さまざまな表現方法でバトントワーリングの魅力を伝えます。

お客さんといっしょに上半身だけでできる振り付けを踊るなど、会場は大盛り上がり。ハロウィーンで仮装した女の子や大人の方も楽しそうに踊る姿が印象的でした。

と、ここまで3組のライブの模様をお届けしてきました。横浜ハンマーヘッド開業5周年「HAMMERHEAD PARK LIVE」の模様は、後半戦へと続きます。

後編はこちら

横浜ハンマーヘッドが開業5周年記念ライブを開催!「HAMMERHEAD PARK LIVE」に行ってきました【後編】|横浜・みなとみらい

掲載情報

取材場所:横浜ハンマーヘッド・ハンマーヘッドパーク
住所:神奈川県横浜市中区新港2丁目14番1
アクセス:みなとみらい線「馬車道」駅 徒歩約10分 / 「みなとみらい」駅 徒歩約12分
JR根岸・京浜東北線・横浜市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩約15分
開催日:2024年10月31日(木)
開催時間: 13:00~17:20
主催:横浜ハンマーヘッド
共催:マリンFM・横浜市港湾局客船事業推進課
横浜ハンマーヘッホームページ:https://www.hammerhead.co.jp/
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この記事を書いた人

chillco

【神奈川県公認Medallライター】神奈川県横浜市在住。生まれも育ちも横浜取材・インタビューを中心に活動するWebライター。旅・酒・食・音楽がテーマ。訪れた国は25か国を超える。お酒やグルメ、スィーツ、イベントなど地元・横浜の魅力を発信していきます!

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