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スポット  |    2023.08.27

木更津のシンボルから絶景を望む。散策にもぴったりな恋人の聖地『中の島大橋』

心地よい風、潮の香り、水面に照らされる夕日、都心のビル街や富士山の眺め…。

そんな贅沢な絶景を望む木更津市のシンボルが『中の島大橋』です。

地元では通称「赤い橋」とも呼ばれているこの橋は、高さ27m、長さ236mを誇る日本一高い歩道橋

テレビドラマ「木更津キャッツアイ」で一躍有名となり、若い男女がおんぶして渡ると恋が叶うという「赤い橋の伝説」が生まれ、2010年には「恋人の聖地」に選定されました。

今回は、そんな『中の島大橋』の魅力をたっぷりご紹介します。

港町【木更津】のシンボル『中の島大橋』

中の島大橋

古くから東京湾横断の玄関口として栄えた木更津市。

そんな木更津港内港の入り口に架かるのが『中の島大橋』です。

木更津駅みなと口(西口)から木更津港に向かって歩いていくこと約15分。港に着くと赤い橋が見えてきます。

中の島大橋

橋の下に行ってみると想像以上の迫力に驚くはず。

中の島大橋周辺は釣りスポットになっていて、早朝や夕方には釣り客の車が停まっています。

橋を渡った先には潮干狩りスポットにもなっている「中の島公園」があり、シーズン中は駐車場があふれるほど。

恋人の聖地のモニュメント

「木更津キャッツアイ」で生まれた「赤い橋の伝説」。

現在はこのように、木更津のシンボルでもあるたぬきのモニュメントと南京錠が取り付けられるLOVEフェンスが整備され、フォトスポットにもなっています。

「海に浮かぶ」を体感できる!高さ27mの絶景

それでは、さっそく橋を登ってみましょう。

中の島大橋の登り口

登り口に行ってみると、意外と傾斜があるのがわかります。

結構ハードなので、最後まで登りきる決意を固めてから登っていきましょう。

中の島大橋の駐車場

登る途中で駐車場全体を眺められます。

中の島大橋の上

体力のある子どもたちはズンズン進んでいきますが、運動不足の大人(私)はヒーヒー言うほどの傾斜があります。

こうやってみると、空に登っていくかのような雰囲気ですね。

中の島大橋からの眺め

橋の上からの眺めがこちら。

「木更津潮浜公園」と「イオンモール木更津」の先に君津市や富津市を望めます。

右側の工場地帯は「日本製鉄」。

中の島大橋からの眺め

柵から見下ろすと、まさに海に浮いているよう。

ちょっとしたスリルも味わえます。

天気が良ければこちらの方面には富士山が見えるのですが、この日は残念ながら雲に隠れてしまっていました。

夕方にはロマンチックな夕日も堪能できますよ。

中の島大橋からの眺め

反対側からは木更津の町並みを一望できます。

手前が「木更津港」。その先には「木更津駅」や恋の森「太田山公園」があります。

今回は朝7時から登ったので、朝日を見ることができました。

中の島大橋の南京錠

頂上の柵には、橋のたもとのモニュメントができる前にたくさん取り付けられていた南京錠の名残がありました。

潮干狩りを楽しめる「中の島公園」

中の島大橋から望む中の島公園

反対岸に着く頃には中の島の全景が見えてきます。

島全体が公園になっていて、3月下旬から7月中旬ころまでは潮干狩りを楽しめます。

木更津海岸潮干狩り場

シーズン中は多くの観光客で賑わいますが、オフシーズンはひっそりとした雰囲気。

中の島公園の滑り台

公園といっても広々とした芝生と、すべり台、トイレがあるのみ。

木陰が少ないので夏はちょっと暑すぎですが、春や秋などはピクニックするのに良さそう。

そしてここ「中の島公園」は、毎年8月15日に開催される「木更津港まつり」花火大会の打ち上げ場所でもあります。

中の島公園からみた中の島大橋

中の島公園から見た「中の島大橋」も絵になりますね。

中の島大橋から見える海

中の島公園側のたもとからは透明感のある海を見ることもできます。

想像以上の綺麗さに地元民の私も驚きました。

散策後には「鳥居崎海浜公園」で一休み

中の島大橋を往復するのは結構な運動量になります。

「木更津キャッツアイ」でカップルがおんぶして渡るというシーンがありますが、これはかなり大変!

ドラマシーンを再現してみたい方、恋を叶えたい方は、覚悟をもって挑戦してみてくださいね。

鳥居崎海浜公園

散策で疲れた後は、隣接する「鳥居崎海浜公園」で一休みしてみてはいかがでしょうか。

この日は早朝だったのでオープン前ですが、レストランやカフェ、宿泊施設が並びます。

実は以前は市営プールだったのですが、昨年3月に「パークベイプロジェクト」の一環としてリニューアルオープンしました。

鳥居崎海浜公園の夜景

ちなみに夜はこんな感じにライトアップされます。

中の島大橋とKISARAZUのモニュメント

海や『中の島大橋』を眺めながら食事を楽しめる木更津の新スポットが誕生したことで、今まで以上に多くの人が集まるようになりました。

まとめ

木更津のシンボル『中の島大橋』は、釣りや潮干狩りだけでなく、散策も楽しめる絶景スポット。木更津市街はもちろん、君津市や富津市、富士山なども一望できます。

「恋人の聖地」ですがちょっとしたスリルも味わえるので、恋人同士だけでなく家族連れやグループにもおすすめ!

『中の島大橋』の絶景を楽しんだ後は「鳥居崎海浜公園」で休憩して、港町木更津をのんびり堪能してみてはいかがでしょうか。

施設の情報

中の島大橋
所在地:〒292-0831 千葉県木更津市富士見3丁目4-30
営業時間:自由入場
施設料金:無料
駐車場:あり
トイレ設備:あり

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この記事を書いた人

endang

房総生まれ房総育ちのWEBライター。 ライター名の「endang(えんだん)」とは、大学で専攻していたインドネシア語クラスで名付けられたニックネーム。 国内外問わず旅行やお出かけするのが好きだったおかげで、地元の良さを再発見できました。 生まれ育った場所だからこそわかる、木更津市・君津市エリアの魅力や想いをお届けします!

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