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スポット  |    2024.12.25

【ヤマサ醤油】しょうゆ味わい体験館へ!しょうゆソフトクリーム誕生秘話とおすすめ土産を調査【後編】

後編となる本記事では『しょうゆ味わい体験館』と『売店』に潜入!どちらも入場料は無料です。工場見学ツアーに参加していなくても利用できます。銚子のお土産を購入しに足を運ぶのもおすすめです。

前編に引き続き、加瀬さんと西谷さんに施設をご案内いただきました。人気商品の開発秘話や売店でイチオシの商品など、盛りだくさんの内容でお届けします。

前編はこちら

【ヤマサ醤油】しょうゆの香り漂う旅へ。工場見学ツアーで知る伝統と技術の舞台裏【前編】

『しょうゆ味わい体験館』でヤマサ醤油の歩みを学ぶ

明治41年~昭和23年まで稼働していた『蒸気ポンプ消防車』は、第二次世界大戦の空襲による火災で活躍

『しょうゆ味わい体験館』は、銚子エリアで屈指の人気を誇る観光スポットです。貴重な資料から、しょうゆや銚子の歴史を知ることができます。話題のしょうゆソフトクリームをいただけるのもこの施設。食を通じて新たなしょうゆの魅力を発見できます。

昔のしょうゆ造り道具

しょうゆ味わい体験館では、写真や資料のある『時の壁』、かつてしょうゆ造りで使われていた道具が展示されている『道具の壁』などで、銚子市やしょうゆの歴史を学べます。現存するもので日本最古のディーゼル機関車『オットー』は、鉄道好きなら一度は見ておきたい展示物です。

大人気!名物『しょうゆソフトクリーム』の開発秘話

しょうゆ味わい体験館で大人気の『しょうゆソフトクリーム』

しょうゆ味わい体験館の名物といえば『しょうゆソフトクリーム』。濃厚なミルク感としょうゆのコクが絶妙にマッチしたオリジナルレシピのソフトクリームです。みたらし団子のたれのようにも、塩キャラメルのようにも感じられる不思議な味わいがクセになります。

しょうゆソフトクリームを開発したのが、取材にご協力いただいている西谷さん。どのような経緯でしょうゆソフトクリームが開発されたのかを伺いました。

『しょうゆソフトクリーム』の販売時間は曜日によって異なります。詳しくはヤマサ醤油公式サイト「工場見学のご案内」をご確認ください。

開発秘話を語ってくれている西谷さん

——『しょうゆソフトクリーム』は斬新な商品ですが、開発するきっかけはどういったものだったのでしょうか?

西谷さん「以前の工場見学ツアーは”見学が終わったあとのお楽しみ”が多くはありませんでした。広い施設内を見学していただき、しょうゆを知っていただいた所で、しょうゆのおいしさを体感してもらいたくて。『見学の疲れを癒せるおいしいものはないかなぁ』と考えているうちに、ご当地ソフトクリームはどうかなぁと思い立ちました」

加瀬さん「いろいろな商品を考えていたのですが、本当にいいものを提案してくれましたね」

——開発期間はどれくらいかかりましたか?

西谷さん「そうですね・・・半年くらいかかったと思います」

——商品開発で特に大変だったのは、どのような部分でしたか?

西谷さん「最初はソフトクリームに普通のこいくちしょうゆを混ぜたのですが、塩味が立ちすぎてしまい、しょうゆらしい色もつきませんでした。いろいろな種類のしょうゆを試しましたし、さまざまなタイプのソフトクリームの素との相性も確認しました。作っては食べ比べて、ということを繰り返していて、本当に一時期ソフトクリームが苦手になりそうでした(笑)」

加瀬さん「しょうゆは人によって感じ方が違いますよね。しょうゆの香りを機械で分析するとバラ・果物・コーヒーとか、いろいろな香気成分に分解されていきます。香気成分はだいたい300種類ありまして、いろいろな香りが混ざってしょうゆの香りができあがっているんですよ」

——このおいしさは、いろいろな掛け合わせを試した結果、行きついた味なんですね。納得のいくしょうゆソフトクリームができたときはどんな気持ちでしたか?

西谷さん「『これいけるかも』って(笑)」

加瀬さん「『いけんじゃない!?』ってなったよね(笑)」

しょうゆソフトクリームができたときの様子を語ってくれた加瀬さん

西谷さん「しょうゆは和食のイメージがあるかと思いますが、バターやチーズともよく合いますよね。そこで、『乳製品としょうゆは相性が良い』ということを、しょうゆソフトクリームで感じていただけたらと思っています」

限定商品もある!売店でお土産を買って行こう

ヤマサ醤油売店の外観

工場見学ツアーとしょうゆ味わい体験館で楽しく学んだら、売店でお土産を買いましょう!店内には、限定グッズから話題の新商品までたくさんの商品が並んでいます。

『コースター(税込600円)』を発見!限定グッズは記念品におすすめ
『ヤマサマグネット(税込300円)』は、自宅の冷蔵庫とホワイトボードに使用中です

売店にある商品は、どれも手に取りたくなる魅力的なものばかり。特に限定グッズや食品は気になるところ。おすすめの商品を伺ったろところ、先に紹介した『しょうゆソフトクリーム』に加え『ソヤノワール』『三角クラフトコーラ』が数量ベースで人気TOP3だと教えてくれました。

三角クラフトコーラ

7種類のスパイスとしょうゆを加えたクラフトコーラの素『三角(ミカド)クラフトコーラ(税込205円)』

三角クラフトコーラは、ヤマサ醤油が業務用専用として販売しているクラフトコーラの素です。炭酸水で割っていただきます。ウィスキーやビールで割るのもおすすめとのこと。

「日本で初めてソースを作ったのが実はヤマサ醤油なんですが、当時は三角形の瓶にソースを入れて『三角(ミカド)ソース』として輸出していました。三角クラフトコーラは、当時のレシピがベースになっています」と加瀬さん。

三角クラフトコーラには、コリアンダーやカルダモンなど7種類のスパイスが入っています。

スパイスの奥深さと爽やかな後味が楽しめる大人な味わい。程よい甘さに加え、隠し味にしょうゆやショウガ抽出液などを使用しているためか、幅広いジャンルの料理とマッチするように感じました。

ソヤノワール

プレミアムな『ソヤノワール115ml(税込799円)』

ソヤノワールは、通常のしょうゆの1.5倍の旨味が凝縮されたプレミアムなしょうゆです。瓶に入っているのも高級感があって素敵ですよね。

もともとは、しょうゆ味わい体験館の名物フード『銚子ぬれ煎餅やきそば』のために開発されたソヤノワール。現在、銚子ぬれ煎餅やきそばは販売されていませんが、ソヤノワールは売店にて購入できます。

ソヤノワールは限定生産・数量限定の商品のため、売店で見かけたらぜひ手に取ってみてください。

出張授業や工場見学ツアーでしょうゆを身近に感じてもらいたい

出張授業の一部を実演してくれている加瀬さん

工場見学ツアーやしょうゆ味わい体験館でしょうゆの魅力を伝えているヤマサ醤油。地元の学校への出張授業を通じて、子どもたちにしょうゆを知ってもらう取り組みも行っています。

「銚子はしょうゆの名産地なので、しょうゆを身近に感じてほしい」と語る加瀬さん。

菌を扱う授業は遠隔地ではできません。ヤマサ醤油のしょうゆは、銚子にいる子どもたちにとって絶好の学習材料なのです。ヤマサ醤油の『工場見学ツアー』『しょうゆ味わい体験館』『出張授業』という3つの取り組みによって、県内外の幅広い世代に”銚子=しょうゆ造りの町”であることを発信しています。

ヤマサ醤油のしょうゆ味わい体験館と売店にお出かけしよう!

ヤマサ醤油のしょうゆ味わい体験館と売店は、どちらも入場料無料で利用できます。豊富な展示資料はもちろん、現地でしか味わえないデザートや売店限定グッズなど、見どころが満載。観光スポットとして、また家族でのお出かけスポットとしておすすめです。楽しくしょうゆについて学べます。

しょうゆ味わい体験館、売店 詳細

◆住所|千葉県銚子市北小川町2570
◆電話番号|0479-22-9809
◆入場料|無料
◆定休日|土日祝祭日、夏期休暇、年末年始
◆駐車場|あり

※工場見学ツアーは予約が必要です。

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この記事を書いた人

大橋とおる

【神奈川県公認Mediallライター】 東京都出身。関西出身の両親の影響でたまに出てしまう方言が玉に瑕。旅行と音楽が大好きなWEBライターです。Mediallを通じて、「久しぶりに地元に帰ってみよう」「週末に出かけてみよう」など、読者の皆さまの行動に繋がる地域の魅力を発信します!

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