高島びれっじの建物には、パン屋さんや飲食店も入っています。「大溝の水辺景観」散策の休憩に甘いものを食べたり、朝食・昼食・夕食をとったりするのならば、立ち寄ってみましょう。
また、工芸の体験教室も開かれています。歴史のある建物の中で、自分だけの思い出の品を作るのもいい経験になるのではないでしょうか。
1号館
高島びれっじの中でも最初にできた施設です。江戸時代後期に建てられた商家を改装しました。
1997年のオープン当初は民芸物産品の販売所でしたが、今は「キャンドル工房」となっています。個人から団体まで気軽に参加できる体験教室が開かれています。
・蝋燭町キャンドル工房 0740-36-1266 月曜定休(月曜が祝日の場合は、翌日休)




2号館
江戸時代中期に建てられた商家で、登録有形文化財に指定されています。写真のパン屋さんのほか、うどん・そば・定食のお店、美容室が営業しています。
・セントラルベーカリー 0740-36-0545 月曜・火曜定休




3号館
すぐ近くにある淡海酢有限会社(たんかいすゆうげんがいしゃ)の直営店です。元は信用組合だった建物を改装しました。内装などは大正ロマンをテーマにしています。
・お酢とお菓子のお店「淡海堂(おうみどう)」 0740-36-0218 水曜定休




4号館
1号館の蝋燭町キャンドル工房と同じく、中條さんが主宰しています。染色教室が開かれるほか、中條さんの仕事場にもなっています。
・染色工房いふう 0740-36-1266 月曜定休(月曜が祝日の場合は、翌日休)


6号館
元は1号館の商家が倉庫にしていた建物のようです。かつては「建物のわきにまで大溝港からトロッコが来ていた」という話もあります。
中は、焼肉や地鶏料理、なべものなどが楽しめる食事どころになっています。
・焼肉地鶏たらふく 090-8196-8929 月曜・木曜定休




びれっじ全体はTMO機関がマネージメント
今、ビレッジの施設は他にもギャラリーとして使われている5号館(びれっじギャラリー蔵)、アウトドアやアクティビティの受付・拠点となっている7号館(ゼログラビティ)、カフェ兼バーの8号館(カフェアビリオ)があります。
入居者の顔ぶれは時々変わるものの、発足以来約30年続いてきました。
また、2005年、地元の商工会や商店会が一体となった「高島びれっじ事業協同組合」が発足しました。国土交通省が推進する「タウンマネージメント機関(TMO)」と呼ばれるもののひとつです。「地域の中心市街地を盛んにするため、商工会・商店街組合・企業・市民・行政機関が協力して展開する事業を総合的に調整する組織」とされます。
以後、高島びれっじはこの協同組合のマネージメントのもとで事業展開が図られています。
