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スポット  |    2025.05.01

南足柄市運動公園がリニューアル!子どもも大人も楽しめる6つのエリアをレポート

のどかな自然とゆったりした空気に包まれた南足柄市運動公園。その一角にある「トリム広場」が、2025年3月23日、いよいよ待望のリニューアルオープンを迎えました。以前は広さこそあるものの、遊具が少なく老朽化も目立っていたこの広場。けれど、今回の大改修によって、子どもから大人まですべての人が楽しめる、インクルーシブな公園へと大変身を遂げました!

早速遊んできたので実際に行ったからこそ分かるリアルなレビューをお届けします。

南足柄市運動公園「トリム広場」が生まれ変わった!

新しく生まれ変わったトリム広場には、年齢や体力、目的に応じた6つのエリアが整備され、だれもが安心して、思いっきり体を動かせる空間となっています。この記事では、各エリアの魅力をたっぷりご紹介します。

小さな子どもも安心!「ちびっこエリア」

トリム広場の入り口付近に設けられた「ちびっこエリア」は、主に未就学児や小さな子どもを対象としたエリア。安全性を考慮して柵で囲んだスペースには、背の低いすべり台や、動物モチーフのスプリング遊具などが設置され、親子で安心して遊ぶことができます。

パパ・ママも近くで見守りやすい構造になっていて、子どもたちの「遊びはじめ」にぴったりの場所です。

ちょっと珍しい複数人で乗れるタイプのシーソーがとても人気でした。パパやママにそっと揺らしてもらったり、全身を使って動かしてみたり。楽しそうにはしゃぐ子どもたちの姿が見られました。

変わりブランコが人気!「インクルーシブエリア①」


ちびっこエリアのとなりにある「インクルーシブエリア①」でひときわ賑わっていたのがブランコ。2人以上で乗れる円盤型や、安全ベルトでしっかり固定できるタイプのものもあり、順番待ちに長い列ができていました。

高さがあり、立ったまま遊べる砂場も。すぐ近くに水道があり、水を汲んでどろんこ遊びを楽しむ子どももいました。

誰もが遊べる!「インクルーシブエリア②」

飛んだり、回ったり、滑ったり!さまざまなタイプの遊具が集結した「インクルーシブエリア②」。3歳から12歳までと対象年齢も広いので、兄弟や友達といっしょに遊ぶ子どもたちが多く見られました。

大型トランポリン!「どすこいジャンパー」。靴を脱いで、とにかくみんな跳ねる!跳ねる!かためのスポンジなのでそんなに弾まないのですが、みんな大はしゃぎでジャンプしていました。表面に描かれた金太郎のイラストもかわいい。

スリル満点!「タワー遊具エリア」

インパクトのあるタワー型のコンビネーション遊具が魅力の「タワー遊具エリア」。大きくてカラフルな遊具は大人でもテンションが上がってしまいますよね!6つに分かれた遊具エリアの中でもひときわにぎわっている印象でした。

タワーから伸びるローラースライダーや、ぐるぐる回るトルネードスライダーは迫力満点!アスレチック要素もあるので、遊びながら自然と全身を使った運動ができます。

中高生も楽しめちゃう!?「カジュアルスポーツエリア」

近年注目されている「アーバンスポーツ」を気軽に体験できるのが、この「カジュアルスポーツエリア」です。

壁に設けられたボルダリング、地面を使ったパルクール風の動き、ジャンプやバランスを楽しむ設備など、遊びながら体を鍛えることができる場所。ここなら「家族で公園遊び」を卒業しつつある中高生もいっしょに楽しめるかも!?幅広い世代が思わず夢中になれるエリアです。

大人も運動!「フィットネスエリア」

「子どもが遊んでいる間に、自分も体を動かしたい」そんな大人たちに人気なのが「フィットネスエリア」です。

ストレッチや筋トレができる専用器具が整備されていて、公園にいながら本格的な運動が可能。遊びながら健康維持ができる、新しいスタイルの運動空間として注目を集めています。

設備面も充実!使いやすさがアップ

第3駐車場が遊具エリアに一番近くて便利

遊具広場のリニューアルに伴い、第3駐車場が新設されました。遊具広場で遊ぶなら、第3駐車場が一番近くて便利です。停められる台数が30台と少ないことと、17時に閉まってしまう点には注意が必要。第2駐車場は遊具広場からやや距離がありますが、スロープがあるのでベビーカーでも利用できます。

遊具エリアのすぐそばにトイレも新設

トイレも新しくなり、遊具エリアのすぐそばに設置されました!男女別トイレに、多目的トイレも併設されています。第2駐車場付近のトイレは現在和式のみなので、小さな子どもはこちらのトイレの利用が便利ですよ。

ベンチやテーブルも多くゆったり過ごせる

ベンチや屋根付きのテーブルなど、休憩スペースが多いことも魅力に感じました。エリア全体を通してスペースにゆとりがあるので、テントやレジャーシートを敷く場所にも困らないと思います。たくさんの人がいましたが、座る場所がない、といったことはほとんどありませんでした。ただし、日陰があまりないので日焼け対策はしっかりすることをおすすめします。

誰もが楽しめるインクルーシブな公園に

自然と調和しながらも、現代的で先進的な発想を取り入れた南足柄市運動公園「トリム広場」。インクルーシブという考え方を体感できる、まさに“未来の公園”と言える存在です。

トリム広場では、ボール遊びやペットの入場は不可となっているので注意しましょう。

子どもも大人も、誰もが笑顔になれるこの新しい広場で、ぜひ楽しい時間を過ごしてみてくださいね。

施設の情報

南足柄市運動公園

  • 住所:神奈川県南足柄市怒田1734
  • 電話番号:0465-72-0006
  • 駐車場:第1駐車場 141台(8:30~17:30)
    第2駐車場 69台(24時間・年中無休)
    第3駐車場 30台(~17:00)
  • アクセス:御殿場線「東山北駅」から徒歩4分の富士急湘南バス「山北高校前」より乗車、「三菱ガス化学前」下車、徒歩10分

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この記事を書いた人

わかつきなつみ

3人の子どもを育てるママライター。キャンプやフェスが大好きで、あちこち出かけています。茨城、東京、埼玉と関東を渡り歩き、豊かな自然とおいしいものもたくさんある西湘の地移住してきました。海も好きだけど山も好き。田舎でゆるりと生活したいけど都会にも出かけたい。そんなわがままを叶えてくれるすてきなエリアです。ガイドブックには載っていないような、とっておきのローカル情報をお届けしてゆきます。

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