2000年代、筆者は仕事の関係で滋賀県に住んでいました。「滋賀=琵琶湖」という認識を持って引っ越したものの、住み始めてみるとその認識が間違っていたと考えを改めたのです。
豊富な自然の中で楽しめるレジャースポットも多く、もっと早く滋賀を知っていれば楽しい時間を過ごせただろうと今でも思います。しかし、現在、大阪に住んでいると滋賀県の情報はなかなか入ってきません。
そこで今回は、滋賀県大津市に本社を構え、掃除ロボット・清掃DX活用のパイオニア企業として業界を牽引する「リ・プロダクツ株式会社」の社員の方へのアンケート結果を基に、滋賀の休日満喫レジャースポットを3つ紹介します。かつての私のように「滋賀=琵琶湖」と思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
仲間とワイワイ!琵琶湖の絶景BBQ

滋賀県といえば確かに琵琶湖のイメージが強いでしょう。その琵琶湖の景色を見ながら、バーベキュー(BBQ)を楽しむのが最高なんです。家族や友人、そして会社の同僚と、気軽に集まって楽しめるBBQは、コミュニケーションを深めるのにも最適なアクティビティです。
琵琶湖湖岸のBBQの魅力とは
なんといっても一番の魅力は圧倒的な開放感です。視界いっぱいに広がる雄大な琵琶湖と青く澄み渡る空に包まれて味わうお肉や野菜はたまりません。
湖西エリアから望む比良山系の美しい山並みや、対岸に沈む夕日が湖面をオレンジ色に染め上げる光景は思わず息をのむほどの美しさです。都会の喧騒から離れ、大自然に抱かれながら過ごす時間は、心と体を芯からリフレッシュさせてくれるでしょう。
また、近年は手ぶらでBBQを楽しめる施設が充実しているのも嬉しいポイントです。面倒な機材の準備や火起こし、後片付けまで全てお任せできるので、BBQ初心者や小さなお子様連れのファミリーでも、気軽にアウトドア体験を満喫できますよ。
リ・プロダクツ社員のリアルな口コミ

実際にBBQを楽しんでいる方からは、こんな声が寄せられました。
「琵琶湖周辺に車を停めて友人3人とバーベキューを楽しんでいます。肉を焼いているうちに夕方になり、夕焼けが綺麗で写真撮影大会になりました。人もそれほど多くなく、風通しがよいため快適に自然を堪能できます。釣り竿を持っていけば釣りも楽しめますよ」(石金さん)
「湖岸にある公園で、子どもの保育園の仲良しグループでバーベキューをしました。昼間からお酒を飲んで楽しかったです」(松林さん)
仕事仲間と親睦を深めるもよし、家族や友人との交流を深めるもよし、思い思いの形で琵琶湖のBBQを楽しんでいる様子が伝わってきます。
おすすめBBQスポット情報
琵琶湖沿いのBBQスポットも多くあり、実際に社員の皆さんもさまざまな場所で楽しんでいます。いただいた情報と、Web情報を参考におすすめのスポットを紹介しましょう。
大津市にある、グランピングも楽しめるおしゃれなBBQ施設。琵琶湖を一望できるロケーションが自慢で、手ぶらBBQプランも充実しています。
近江八幡市の湖岸に位置し、広々とした敷地でBBQが楽しめます。スタンダードなコースから、近江牛を堪能できるプレミアムなコースまでプランが豊富。
2023年に米原市にオープンした新しい施設。琵琶湖の目の前という絶好のロケーションで、マリンスポーツとBBQの両方を楽しめるのが特徴です。
なお、最新の情報は各施設のWebサイトなどでご確認ください。
天空の絶景リゾート!びわ湖バレイ

湖岸でのBBQも絶景を楽しめますが、負けず劣らず絶景スポットとして声が上がるのが、標高1,100mの山頂に広がるマウンテンリゾート「びわ湖バレイ」です。筆者が滋賀に住んでいたころは、ウィンタースポーツのイメージが強かったものの、今は、季節を問わず絶景スポットとして多くの人が訪れています。
びわ湖バレイってどんな場所?
びわ湖バレイの旅は、麓から山頂を結ぶロープウェイから始まり、全面ガラス張りのキャビンからは眼下に広がる琵琶湖を一望できます。ぐんぐん高度を上げていくにつれて景色が変わり、約5分間の空中散歩で日常では味わえない体験ができるでしょう。
山頂に到着すると、息をのむような絶景が広がっており、特に「びわ湖テラス」から見える景色はおすすめです。ウッドデッキから琵琶湖を見下ろすように設計されたこの場所では、まるで空に浮かんでいるかのような感覚を味わえます。
スリル満点のジップラインや絶景ブランコ、アスレチックなど、大人から子どもまで楽しめるアクティビティが満載です。冬は京阪神から最も近い本格的なスキー場として、一年を通して多くの人で賑わいます。
リ・プロダクツ社員の声

びわ湖バレイに対しては、社員の方々からも絶賛の声があがっています。
「かつてはスキー場のイメージしかありませんでしたが、近年は滋賀県屈指の観光スポットとして生まれ変わった印象です。夏場でも混んでいるので、人気のカフェ・レストランは予約必須です」(坂下さん)
「子どもが小学校低学年の時に保育園時代の友達グループでいきました。夏に行きましたが、とても涼しくて過ごしやすかったです。子どもたちは坂を滑る遊びにはまっていました」(松林さん)
「びわ湖テラスのある、蓬莱山を登りました。時期が良くてたくさんの水仙を見ることができました」(西岡さん)
季節ごとに違う表情を見せるびわ湖バレイは、社員たちのリフレッシュの場として、家族や友人との思い出作りの場所として、欠かせない存在となっているようです。
びわ湖バレイ基本情報
びわ湖バレイの基本情報は以下のとおりです。
- 住所: 滋賀県大津市木戸1547-1
- アクセス
- 車:名神高速「京都東IC」から約30分
- 公共交通機関:JR湖西線「志賀駅」から路線バスで約10分
- 料金(ロープウェイ往復)
- 大人 3,500円~、小学生 1,500円~、幼児(3歳以上)1,000円~
※料金はシーズンにより変動する場合があります。
- 大人 3,500円~、小学生 1,500円~、幼児(3歳以上)1,000円~
- 営業時間
- 季節や曜日により変動するため、お出かけ前に公式サイトをご確認ください。
- 公式サイト: https://www.biwako-valley.com/
夏の夜空を彩る一大イベント!びわ湖大花火大会

最後に紹介するのは、滋賀の夏を象徴する風物詩「びわ湖大花火大会」です。毎年8月8日に開催され、関西最大級の規模を誇るこの花火大会は多くの社員が目にする特別なイベントです。
びわ湖大花火大会の見どころ
びわ湖大花火大会の最大の特徴は、湖上というロケーションを最大限に活かしたダイナミックな演出にあります。約10,000発の花火が、大津港沖の2か所から次々と打ち上げられます。
特に、湖の中から半円状に花開く「水中スターマイン」は必見です。夜空に咲く大輪の花と、湖面に映り込む光の半円が一体となり幻想的な雰囲気を味わえます。周囲を山々に囲まれているため、打ち上げ音が反響し全身を震わせるような大迫力の重低音を体感できるのも、琵琶湖ならではの魅力です。
フィナーレを飾る、息つく暇もないほど連続で打ち上げられる「大スターマイン」の迫力と美しさは圧巻の一言です。夏の夜空と湖面が一体となって光り輝く光景は、きっと忘れられない夏の思い出になるでしょう。
リ・プロダクツ社員はどう感じてる?

年に一度の特別なイベントに対して、社員の皆さんはどのように感じているのでしょうか。
「子どもが小さい頃は、『なぎさ通り』に面する湖岸で観覧していました。数年前には、初めて有料観覧席から観覧しました。琵琶湖汽船のエリアは会社帰りにすぐ行けてエリア内に食べ物の販売や、専用トイレもあり大変快適でした」(楠さん)
「自宅の近くからでも見られますが、ちゃんと見に行ったのは10年ほど前と2年前です。大迫力でとても綺麗ですごく思い出に残っています」(山田さん)
「大津港付近・当社の本社近くは絶景スポットだと思います」(坂下さん)
毎年多くの方が花火大会を見に滋賀を訪れる中、リ・プロダクツ本社近くが絶景スポットというのはうらやましい限りです。今年の有料観覧席チケットの一般販売は始まっているため、早めに確認しておくことをおすすめします。
花火大会を楽しむためには?
びわ湖大花火大会を楽しむために、以下の情報を押さえておきましょう。
- 開催日時: 毎年8月8日 19:30~20:30
※2025年も8月8日(金)に開催予定 - 会場: 滋賀県営大津港沖水面一帯
- アクセス
- JR「大津駅」または「膳所駅」、京阪「びわ湖浜大津駅」などが最寄り駅
- 当日は会場周辺で大規模な交通規制が実施され、大変な混雑が予想されます。公共交通機関の利用を強くおすすめします。
- 観覧席
- 快適に鑑賞したい方は有料観覧席の購入がおすすめです。
- 一般席のほか、カメラ席や車椅子エリアなど様々な席種があります。
- 湖上から花火を楽しめる「ミシガン花火鑑賞船」も人気
まとめ
リ・プロダクツ社員の声から見えてきた、滋賀県のレジャースポットはいかがでしたでしょうか。滋賀県は、京阪神の主要な都市とのアクセスも良いながらも、豊かな自然や歴史情緒あふれる素敵なエリアです。
リ・プロダクツで働く方々は、大好きな滋賀で生活できることに喜びを感じながら、誇りをもって真摯に働いています。
働くときはプロフェッショナルとして仕事に向き合い、遊ぶときは自然を堪能する、そんなリ・プロダクツの皆さんと働いてみたい方は、以下のリンクをぜひご覧ください。