Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンをキュレーションする地方創生メディア

地域応援ブランド  |    2023.12.13

「人生を楽しむ人の暮らしをサポート」理想をカタチにするカリフォルニア工務店【前編】

圧倒的な世界観で人々を魅了する「カリフォルニア工務店」。

カリフォルニア工務店 コンセプト デザイン住宅
カリフォルニア工務店のコンセプトとなるデザイン住宅

住宅のデザインやリノベーション、店舗のデザイン設計、オリジナル商品の開発やイベントのプロデュースなど、その事業内容は多岐にわたる。

家を建てるだけにとどまらない、カリフォルニア工務店とはどのような会社なのか。今回は、営業の江口大計(えぐち ひろかず)さん、葛生龍太郎(くずう りゅうたろう)さんに話を伺った。

「暮らしを豊かに」カリフォルニアの街・スタイルを日本へ

「カリフォルニア工務店は、元々は出版社が母体です。枻出版社と言って、バイク、サーフィン、ラジコン、ファッションなど趣味に関わる本をたくさん出しています。こうした本を作っていく中で、クライアントさんたちから「かっこいい家に住みたい」という話を聞くんです。みなさんこだわりをもっているのに、住んでいる家は意外と普通。ハウスメーカーや工務店の場合、お客様の要望を聞くというよりは、間取りとか、金額に合わせて家を建てるので、なかなかかっこいい家が建たないんですよ。そんなクライアントさんたちの状況を知って『それだったら僕たちでかっこいい家を作ろうよ』となったのがカリフォルニア工務店の始まりです」(江口さん)

カリフォルニア工務店の初期のコンセプト
カリフォルニア工務店が始まった頃のコンセプト

「カッコいい家を作ろう」からスタートしたカリフォルニア工務店。

今は数々の事業を行っているが、そのコンセプトは明快だ。

「コンセプトとして会社全体で掲げていることは、“人生を楽しむ人の暮らしをサポートすること”です。『工務店』とは言っているんですけど、家に限らず、暮らしがちょっと豊かになるようなお手伝いであればなんでもやります。『工務店』は、世間では大工のイメージが強いですよね。そうではなくて、家はただの一つのツールだよということを、どうPRしていくのか常に会議で話しているんです」(葛生さん)

社名に冠している“カリフォルニア”は特別な意味をもつ。

カリフォルニアのイメージ

「カリフォルニアっていう町は一言で言うとおしゃれなんです。住んでいる人たちもワクワクしている。朝は曇っていても、昼には青空になる。温暖な気候で、海があって、パームツリーが立っている。よく映画で見るようなワンシーンって言うのが、カリフォルニアの街に落とし込まれている。それを誰かが企画して作ったわけではなく、みんな自然体で作り上げているんです。僕たちはカリフォルニアの街並みを日本に落とし込みたい」(江口さん)

「僕はサーフィンをやるんですけど、『サーフィンの聖地と言えばカリフォルニア』と最初に名前が出てくるくらい、特別で憧れの場所。“カリフォルニア”とついていれば基本的にかっこいいんですよね。実際に街並みも車もライフスタイルも、歩いている人も全てがかっこいい。そんな場所が日本にもあってもいいですよね。カリフォルニアのようなまちづくりをすることが我々の最終的なゴールかなと思っています。まちにカリフォルニア工務店の家が一棟建つだけで、周りの人もワクワクしてくれて『このまちっていいよね』って言ってもらえていると聞きます」(葛生さん)

カリフォルニアの街並みを歩く若者

千葉の一宮町では、家を建てたお客様の話を聞いた人が、すぐ近くに土地を買い、カリフォルニア工務店で家を建てるということが連鎖的に起こっているという。

カリフォルニア工務店のコンセプト住宅

人を惹きつける、ワクワクするまち並みが広がり始めている。

通勤に2時間。それでも譲れないものがある

家を建てる時の最優先事項はなんだろうか。

交通、生活の利便性を重視する人は少なくないはずだ。

しかし、そんな利便性ではない、譲れないものをもつお客様が、カリフォルニア工務店のドアをたたく。

「僕たちは2人とも都内の不動産屋で働いていたんですが、そこに来るお客様は駅が近いことを優先する人が多い。でもカリフォルニア工務店には、駅近を希望するお客様はまず来ないんです。通勤に2時間かかったとしても、自然の中で暮らす、海の近くに住むっていうことを優先されるんです。津波がくる可能性もあるし、塩害だってあります。でも、それよりも自分たちが実現したいライフスタイルがあるんです」(江口さん)

「最近は、リモートワークが当たり前になってきたので、東京で高い家賃を払って、猫のひたいほどの庭をもつよりは、自然豊かな場所で暮らしたいと考えるお客様が増えています。自身のライフスタイルを豊かにしたいと本気で思っている方が、うちで家を建ててくださっていますね」(葛生さん)

カリフォルニア工務店の住宅は「帰りたくなる家」とも評されるという。

利便性よりも理想のライフスタイルの実現を優先させたからこそ、見えてくる世界がそこにはある。

「うちはお金を設計費にいただいています。お客さんはお金を払ってでも、うちにお願いする。それだけの価値があると自負していますし、その価値を維持し続けるためにどうしていくか日々考え続けています」(江口さん)

豊かな暮らしを体現。だからこそ生まれる説得力が強み

葛生さんは、都内から千葉への移住経験者だ。

自身の体験に基づいたリアルな声をお客様に届けている。

「ライフスタイルの説明ができるのも私たちの強みですね。僕の生まれは恵比寿で、九十九里町に移住しました。移住前は、車が袖ヶ浦ナンバー、住民票が千葉ということに抵抗感がありました。でも、勇気を振りしぼって移住したら豊かな暮らしが待っていたんです。もっと早めに決断しておけばよかったと後悔するくらい、今が充実しているんですよね。東京のプライドを捨てて、田舎に来たという話をすると、お客様も『そういうことをしていいんだ』と勇気が出る。僕は問い合わせしてきたお客様の移住に悩む気持ちも理解できますし、移住を経験しているからこそ、言葉にも重みが出ると思っています」(葛生さん)

カルフォルニア工務店では、スタッフ一人ひとりが自分の人生を楽しみ、豊かな暮らしを送っている。

江口さんは写真を見せてくれた。

カリフォルニア工務店 お客様とサーフィン

「これはお客様とサーフィンをした時の写真です。うちに来たお客様が『サーフィンやりたい』『家を見てみたい』と言えば、すぐに約束をとりつけて、家を見る前に一緒にサーフィンを楽しみます。人生を楽しむことをモットーとしている会社なので、ただ仕事をするんじゃなくて、楽しく仕事しろって言われますね」(江口さん)

きっちりと仕事をこなしながらも、全力で遊ぶ。

写真に映る皆さんの表情はきらきらと輝いていて魅力的だ。

豊かな暮らしを送っているからこそ、彼らの提案するライフスタイルには説得力が生まれ、お客様の心に響くのだろう。

「人生を楽しむ人の暮らしをサポート」理想をカタチにするカリフォルニア工務店【後編】

※本記事に使用している画像は、全てカリフォルニア工務店様からご提供いただいたものです。

カリフォルニア工務店

Webサイト:https://www.cal-co.jp/

記事をシェアする

この記事を書いた人

Takano

フリーライター。元WEBエンジニア。社会福祉士の資格をもつ。SEOライターを経て、現在は主に取材記事を執筆。文章を通して、魅力あふれる企業・人・お店・自然・食べ物・イベントを紹介。旅先で植物園、美術館、博物館を訪れるのが好き。 感情が伝わる文章を目指しています。ぜひ、PRのお手伝いをさせてください!

関連記事