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地域応援ブランド  |    2025.03.31

【ひとつでも多く価値ある品物を循環させる】リユースの窓口「株式会社アシスト」とは?

株式会社アシストロゴ

皆さんのご自宅に、1年以上使わず、特に理由もなく保管されている品物はありませんか?

例えば、53.6%の人が使用していないデジタル装備を所持(メルカリ総合研究所調べ)しているというデータがあるように、お手元にも使わないのに保管されている「かくれ資産」が存在するかもしれません。

この「かくれ資産」は、日本全国で約67兆円にのぼり、その額は毎年7兆円ずつ増加。このペースが続くと、2028年には100兆円を超えると予測されています(メルカリ総合研究所)。

これらの品物の中には、まだ十分に使用できるものが多く含まれています。しかし、多くの人が「どこに相談してよいかわからない」「手間がかかる」という理由で、貴重な資源を眠らせたままにしています。

今回は株式会社アシストの代表取締役社長・西川心二さんへお話を伺いました。

株式会社アシストとは

株式会社アシストロゴ2

株式会社アシストは、2009年2月25日に設立されたリユース業の会社です。

近年、個人向けのリユースサービスは盛んになっていますが、アシストは特に企業向けリユースサービスの拡充に力を入れています。

企業向けリユースの役割

企業がリユースを活用する上で重要なのは、

  •  一次流通に影響を与えないこと
  •  コンプライアンスを遵守すること

しかし、多くの企業は「手間がかかる」「適正な売却先がわからない」といった課題を抱えています。

そこでアシストは、企業が安心してリユースを導入できる環境を整備し、資源の循環と持続可能なビジネスの実現をサポートしています。

公式サイト:株式会社アシスト

二次流通参入支援のパイオニア

バッタヤLIVEオークションVer(現在→未来のイメージ)

株式会社アシストは、

  • オンライン参加型のライブオークション
  •  モバイル専用オンライン入札会

など、独自の流通網を構築し、これまでに100万点以上の品物を取り扱ってきました。

この経験を活かし、企業向けに以下のサービスを提供しています。

主要サービス

  • 下取り支援
    家電・スマホなどの下取り価格をデータ化し、企業が効率的に下取りを行える仕組みを提供
  • リユース参入支援
    企業がリユース市場に参入するためのノウハウや販売ルートを提供
  • 二次流通網構築支援
    業者間取引のDX化を推進し、新たな販売チャネルを開拓

特に「下取り支援」は、デジタル家電専門店「ノジマ」でも採用され、すでに100社以上が導入しています。

株式会社アシスト・代表取締役社長へインタビュー

代表取締役社長・西川心二さん

中古車の輸出事業からリユースの世界へ

2009年の創業当初、株式会社アシストは中古車の輸出をメイン事業としていました。

西川さん:中古車の輸出業はパソコン1台あれば成立する仕事でした。オークションサイトで車を仕入れ、保管期間内に取引先を見つけて商談を成立させる流れです。

しかし、2011年に東日本大震災が発生します。

西川さん:震災後、放射性物質の影響で中古車の輸出が困難になりました。除染費用が発生すると赤字になることもあり、事業継続が難しくなったのです。

そこで、事業を中古車輸出から出張買取へと転換させます。さらに、輸出先で日本では不要になった品物が海外で喜ばれていると気づいたことが、リユース事業に本格的に取り組む契機となりました。

西川さん:日本では不要になったモノでも、世界では価値がある。この経験が、リユース事業を推進する大きなきっかけになりました。

DXで古物市場を変革

バッタヤ古物市場Ver(昔)

これまでの古物市場は、開催当日に現地へ赴き、対面での競りが一般的でした。

西川さん:日本の「モノ」の価値は海外でも評価されています。しかし、市場開催日に現地へ行かなければ競りに参加できない状況では、流通の拡大が妨げられてしまいます。もっと流動性を高めるための仕組みが必要でした。

そこでアシストは、「すべての企業とつながる二次流通網を創る」というビジョンのもと、以下のサービスを開発しました。

  • バッタヤLIVEオークション(オンライン古物市場)
    • オンラインのライブオークション形式で取引を実現
    •  過去の取引履歴を蓄積し、業者間の価格透明性を向上
  • 下取りチェッカー
    • 家電の下取り価格をデータ化し、企業が下取りサービスを提供できる仕組みを構築
    • 例:冷蔵庫を買い換える際、古い冷蔵庫の下取り価格を割引に活用できる

これまで閉ざされていた古物市場にDXを導入することで、より多くの企業や消費者が恩恵を受ける仕組みへと進化させました。

「かくれ資産」に命を吹き込む「リユースの窓口」へ

2023年の調査によると、日本には約67兆円もの「かくれ資産」が存在しています。

西川さん:これらのモノをリユースすれば、それだけの価値を生み出せるのです。不用品として眠らせておくのはもったいない。

アシストは、こうした価値ある品物を循環させるため、全国展開を計画しています。

  •  2026年1月:関東3拠点
  •  2027年1月:全国7拠点

西川さん:自動車業界では、新しい車を購入すると古い車が下取りされ、中古市場で流通するのが当たり前です。これと同じように、あらゆるモノが適正に循環する世の中にしたいと考えています。

これまで「捨てるか、しまっておく」しかなかったモノが、必要とする誰かの手に届く。株式会社アシストは、リユースの窓口として、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

株式会社アシスト

本社所在地:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 1-3-10新横浜IOビル6F
TEL: 045-620-2393
公式サイト:https://assist001.jp/
バッタヤライブオークション:https://asla.jp/
下取りチェッカ―:https://sitadori-checker.jp/

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この記事を書いた人

にのまえはじめ

大阪府茨木市在住の複業ライター。システムエンジニア/プログラマー、速読教室の運営、パーソナルトレーナー、IT企業の経営などを並行しながら、ライターとしても活動。得意ジャンルはマンガ・アニメ・ゲームなどのサブカルチャー(80年代中心)、IT関連のSEO記事、インタビュー記事。趣味はプロレス観戦。

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