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もの・こと  |    2024.06.07

ニュークラシックな街 上古町商店街を歩く|新潟県新潟市

暑い日もありつつ、ついつい外を出歩きたくなる天気が続く今日この頃。

吸い込んだ空気があたたかく、あちこちから花の香りがします。

顔を上げると樹木も気持ち良さそうに揺れています。

足元に視線を落とすと道端にはプランターに植えられたカラフルな花。

街歩きの季節がやってきました。

私自身もついつい外に出たくなり「”かみふる”を散策しようか」と思い、街歩き開始。

※かみふる:上古町商店街のこと。

春の街歩きは新しいものがたくさん見えてしまって、あちこちきょろきょろしてしまいます。

上古町商店街とは?

さて、先日「にいがた2キロ」のご紹介として街歩きをさせていただきました。

この「にいがた2キロ」は大きく分けて4つのエリアに分かれています。

出典:新潟都心のまちづくり「にいがた2km」 新潟市
  1. 新潟駅
  2. 万代
  3. 万代島
  4. 古町

先日の街歩きでは、新潟駅~万代~古町を歩いてみました。

その古町もさらにいくつかの商店街やエリアに分かれており、今回歩いたのがこちら。

到着しました「上古町(かみふるまち)商店街」

白山神社の大鳥居を背にしてまっすぐのびるこの商店街。

通称、「かみふる」

なんだか懐かしさを感じ、不思議と「入ってみたい」と思ってしまう商店街なんです。

「かみふる」の何がニュークラシックなのか?

前回の街歩きにて、古町を「新旧のトレンドが交じり合うエリア」とご紹介しました。

個人的にはそれを一番体現してるエリアがこの上古町商店街だと思っています。

どんなところが体現しているのかというと、なんといってもお店のバリエーション。

老舗と新しいお店が混在しているんです。

歴史あるお菓子屋さんや骨董屋さんがあると思えば、今時なカフェもたくさん。

子供のころに家族で行ったことがあるような懐かしさを感じる定食屋さん。

古いお店の中に何軒も立ち並ぶ小さいけどおしゃれな古着屋さん。

フリーペーパーの置き方がかわいい!

気になるお店がたくさんで目移りしながら歩いているそんな時。

ふと耳に入った、商店街のアナウンス。

時間のお知らせに上古町の歴史。

驚いたのが英語のアナウンスがされるところ。

懐かしい雰囲気なのに、なぜか異国情緒。流れる音楽はクラシック。

なんとなく、港町にいがたは人も入り混じるのか、と感じたり。

ふらっと歩きながらすれ違う人々の年齢層の幅広さに驚きました。

おじいちゃんおばあちゃんものんびり歩く商店街。

若者たちも、カップルも、親子連れも楽しく歩く商店街。

店先で女子高校生たちが楽しそうに話しながらテイクアウトの飲み物が出てくるのを待っていました。

その次に並んでいたのは少し年配のご夫婦。

いろんな世代が同じ目的で遊びに来れる場所。

新しいのに懐かしい。なるほど、ニュークラシック。

そんなことを思いながら、商店街の端っこにたどり着いて振り返った時に目に入ったこの言葉。

「温古知新」。

やっぱり、「かみふる」はそのテーマを持っていたんですね。

どうりで体現しているわけです。

白山神社の大鳥居を背に歩いてきた、とてもご利益がありそうな上古町商店街。

ただ、新しいものを取り入れているだけではなく、いいものを残して、新しいものを融合させている。

歴史、過去からの繋がりをたどっていけるからこそ、これからの街の歴史をみんなで作っていく感覚、その歴史の中をみんなで生きている感覚があるような気がしました。

たどっていける繋がり、「ゆかり」ってなんだか素敵です。

縁もゆかりもなかったこの新潟市に移り住んでもう10年以上。

いつの間にかホームになった新潟。

私もその歴史の中にいれたら嬉しいです。

商店街のロゴもかわいい!

夜になって開店するバーやレストランもあるみたい。

違う表情が見れそうです。

次はどこを歩こうか。まだまだ新潟は奥が深い。

◾️アクセス

白山神社の大鳥居を背にした商店街。

古町通り1番町〜4番町が上古町商店街です。

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この記事を書いた人

Machi

*感情・想いを形にする*スポーツ観戦をこよなく愛するライター 半径10km圏内、ときどき県外のなかなか表には見えてこないような街、「歩いてみたい」と感じる街を開拓・紹介していきます!

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