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フード  |    2024.06.08

第10回 大阪地酒天満大酒会2024|地酒の祭典で味わう大阪の魅力

5月26日、大阪の天満で開催された「第10回 大阪地酒天満大酒会2024」に参加してきました。大阪の14酒蔵約60品目が集結し、多彩な地酒を楽しめる貴重な機会です。地元の人々や観光客で賑わうこのイベントは、地酒ファンにとってまさに天国と言えるでしょう。

当日券とおちょこを購入する、金券チケット制となっています。グラスの持ち込みなどはできません。会場販売の特製おちょこでの試飲のみとなってます。
事前購入チケットは500円分お得(おちょこ実質無料)のようなので次回以降参加される方は要チェックです。会場に集まったお酒は、大阪の地酒として有名な「秋鹿」「大門」「千利休」だけでなく、北陸のお酒もありました。北陸のお酒を1杯飲むと300円が寄付されるようです。飲んで応援できるココロ温まるブースでした。

北陸のお酒からは「天狗の舞」をいただきました。辛口ならではのスッキリさもありながらフルーティーなふくよかな旨さもあり、初めていただくお味に感動し、ますます北陸の魅力を感じることができました。

その日に出るお酒の数には限りがあり、人気の種類は「SOLD OUT」となっている品目もありましたが、どれも個性豊かで何を飲んでもとっても楽しく、まさに天国のような場所でした。私の推し地酒は、「長龍 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒」でした。うまみとスッキリさのバランスが旨辛好きの私にドンピシャにハマりました。

懐メロDJブースも設置され、懐かしの盛り上がる曲に体を揺らしながら会場一体が盛り上がっていました。大川沿いの会場で、風も心地よかったです。屋外の会場スペースのため、ワンちゃんと一緒に遊びに来られている方も多く見受けられました。大阪らしい活気が久しぶりに戻ってきたような感覚で、私自身もとっても嬉しくなりました。

気に入ったお酒は一部「日本酒即売所」にて購入も可能です。また、大阪産(もん)うまいもん屋台ブースもあり、おつまみになるさまざまな食品も並んでいました。私は、ネーミングに惹かれた「あんバター餃子」をいただきました。餃子の皮であんこを包み、バターで焼いたパリパリと甘さの融合は、ぐいっと日本酒が進み、今までにない組み合わせで新しい発見でした。

大阪での開催は年に1回、東京では11月に開催予定のようです。地酒好きな方は是非、次回以降の開催にも注目してみてくださいね。会場の出店者さん曰く、飲み比べのコツは同じ種類の地酒でも、少しずつ味わうことで違いを楽しめるようです。最初の一口で香りと味を確認し、二口目でじっくりと味わうことで、地酒の奥深さを体験できるのでぜひ試してみてくださいね。

大阪地酒天満大酒会  主催:大阪酒販青年会 大阪府酒造組合

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この記事を書いた人

しュうまい

大阪生まれ、大阪育ちのマルチクリエイター。大阪の隠れたお店やイベントの魅力を全国の皆さんにお伝えすべく、Mediallのライターとして活動を始めました。毎日おいしいお魚とフルーツを食べるのが目標です。

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