コロナウイルスによって失われた人との繋がり、もの、時間、自由を取り戻そうと、地元の有志の方々により2022年の秋に「マゴメフェスト」が開催されました。
今年で3回目。
コロナも明けた2024年、心新たに開催されます。
・馬籠宿とは
江戸から京都を結んだ街道「中山道」に造られた宿場町のひとつ。
岐阜県美濃地方の東端に位置し、明治期には文豪島崎藤村により描かれた「夜明け前」の舞台としても話題となりました。
夜明け前冒頭の「木曽路はすべて山の中である」はどこかで耳にしたこともあるのではないでしょうか。
現在も古い街並みと街道を残す地として、国内外から足を運ぶ人の絶えない地となっています。
・マゴメフェストの特徴
音楽のライブや地元ダンススクール、和太鼓のパフォーマンス、飲食店の出店はもちろん、体験型のアクティビティも充実。
ツリークライミングやスケートボード、バスケットダンススクールの体験まであるのも面白い。
「木曽路はすべて山の中である」が表すような山間部だからこその林業・木工も活発な地域です。
中津川市には木材が主役の「つけち森林の市」というイベントが存在するほど。
(会場の半分近くが木材の売り場で埋まるコアな催し)
また、岐阜県東部は地方にしては珍しくスケートボードやバスケットのエリアも多い土地。
主催の一角を担う中津川市のKAYA STOREさんはスケートボード用品の販売だけでなく、子供向けのスケートボード体験教室も行うなど、草の根的活動も続けられています。
今年は中津川市のお隣恵那市にもスケートボードのエリアが誕生しており、独自にストリートカルチャーが芽吹き続けています。
・アーティスト出演
中津川市を代表するアーティストthe Canadian Clubがアコースティックライブにて出演。
FM岐阜にも番組を持ち、長野マラソンでは毎年テーマソングを手掛け続けています。
こちらも注目。
今年は長野マラソンのテーマソングを中心に集められたアルバム「Hi Five」がライブ会場限定で発売となっています。
・協賛・スポンサー企業及び個人様募集
冒頭でも触れたように人と人との繋がりや地域活性化、子どもたちの明るい未来への取り組みも担うマゴメフェスト。
その活動に共感、ご支援いただける方々の受付を行う予定です。
スポンサー料は5,000〜50,000円。
応援したい身としては個人でも出しやすい金額。
スポンサーとなった企業、個人、団体の名前は提示される予定です。
詳細は画像にて。
・最後に
今年は北は飛騨高山から名古屋市などの広い範囲から、全体のコンテンツの数が100前後と種類もボリュームも豊富。
木とストリートという地域性にも溢れ、馬籠という日本文化やインバウンドという異文化交流の地としても、色んな意味でディープな土地。
お一人様でもご家族でも、がっつりフェスで遊んでも立ち寄ってもと幅広い層に受け入れられるフェスとなっています。
出店の詳細は下記Instagramにて。
今年は会場に隣接するGUESTHOUSE -MAGOME FURUSATOGAKKOU-もオープン。
遊んで泊まってという過ごし方もおすすめです。
https://www.furusatoggakkou.com
フェスやマルシェとしてはもちろん、地域に根差す音楽・ストリートのカルチャーとしても今年も今後も目が離せないイベントです。
・マゴメフェスト
公式Instagram
https://www.instagram.com/magome_fest/
2024年10月6日
09:00~16:00
入場無料
・アクセス
中津川市馬籠ふれあい広場
(車の場合は北の馬籠ふるさと学校側にスペースあり)
車の場合中津川インターより車で約20分
公共交通機関では、中津川駅前から馬籠までのバスもあります