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もの・こと  |    2024.10.19

「相模大野アートクラフト市」実行委員インタビュー!33回目を迎える大人気イベントの秘密に迫る

小田急線・相模大野駅前で年2回(春・秋)開催されている「相模大野アートクラフト市」。今回33回目を迎えるこのイベントは、県内屈指の規模を誇ります。

「相模大野アートクラフト市」の人気の理由の一つが、プロ・アマ・年齢問わず出店可能な点でしょう。直接顔を合わせ、会話を交わし、作品を販売する、出店者にとって貴重な機会となっています。また、お客様にとっても丁寧に仕上げられた手作りの一品や、既製品にはない個性的な作品を購入する楽しみがあります。遠方から買い物に訪れる方も多く、毎回大盛況です。

今回、実行委員の方々にイベントの歴史や魅力、そして今後の展望についてお話を聞きました。

第33回相模大野アートクラフト市の詳細は、公式ホームページをチェックしてください。

第1回目から第33回目までの道のり

過去の「相模大野アートクラフト市」の様子 引用:相模大野アートクラフト市ホームページ

ー相模大野アートクラフト市は、今回で第33回目を迎えるということですね。2005年の初開催から20年近く続けていらっしゃるわけです。イベントが始まったきっかけについて教えていただけますか?

安藤:「地元でアート関係のイベントをやりたい」と声が上がったのが始まりです。行政も協力的で、商工会議所や地元の商店街も一緒になって、2005年の秋に第1回目が実現しました。その時から町の有志が中心になって、運営されているんですよ。

当時はどのようなイベントだったのでしょうか?

三上:最初はコリドー会場(北口アーケードの通称)のみ、30店ほどの出店でした。年一回開催の小規模なイベントです。

そこからどのように規模を拡大していったのでしょう?

三上:3回目以降から徐々に出店数を増やし、50ブース、80ブース、100ブースと拡大していきました。年2回の開催になり会場も広がり、今回は320ブースの規模に成長しました。人が集まるようになったのは、口コミの影響力が大きかったと考えています。

こちらは、第33回アートクラフト市の会場略図になります。

ー開催当初から運営体制は変わりましたか

安藤:3回目ぐらいから、徐々に現在の体制になりました。役割分担して、協力しながら運営を行っています。主催者である商店街(相模大野駅周辺商店会連合会)も、さまざまな面でバックアップしてくれます。

イベントが成長する過程で何か工夫されたことはありますか

藤川:ブースに店名を付けてもらうようにしました。そうすることで、お店を開いているような雰囲気になり、出店者もお客様も楽しんでくれるようになったと思います。

ー出店者とお客様の距離が近くなるような、工夫をされたんですね。第33回ではなにか新しい取り組みはありますか

藤川:今回は、学生向けのブースを新設しました。小田急線沿線には大学が多いので、若い世代にももっと参加してもらいたいと思っています。学生向けブースは出店料を安価に設定しています。若い方に気軽に出店してもらいたいですね。(筆者注:出店申し込みは終了しています)
また、出店だけでなく「相模大野アートクラフト市」の運営に積極的にかかわってくれる学生も大歓迎です。若い皆さんのアイデアを持ち込んでいただいて、個性や感性を活かせる場所になれば嬉しいです。

ー若い世代の参加は、「相模大野アートクラフト市」の活性化につながりますね。学生にとって、イベント運営に携わる経験は貴重なものになるでしょう。

「相模大野アートクラフト市」運営の課題と難しさ

会議を行う事務局の皆様:男性左上から藤川さん・三上さん・森元さん。女性奥から藤川さん・安藤さん・菊池さん

ーイベント運営で大変な点や難しさはありますか

森元:「地域を盛り上げたい」という有志が、市民活動としてイベントを運営しています。出店者さんをはじめ、多くの皆さんのご協力で「相模大野アートクラフト市」は大きなイベントに成長しました。「市民活動」といっても、より一層しっかり運営していかなければと考えています。特に天候の問題や、公共施設の一部をお借りしての開催には、多くの労力や几帳面なやり取りが欠かせない大変さがあります。

「相模大野アートクラフト市」今後の展望

ー今後の展望や目標について教えてください

菊池:できるだけ長く続けていきたいと思っています。若い皆さんにもっと参加してもらったり、地域の他のイベントと連携したりして、活動の幅を広げたいと思います。

ー「アートクラフト市」以外のイベントも考えているのでしょうか

菊池:「アートクラフト市」以外にもさまざまな催しができたらと思っています。例えば、セミナーやワークショップなどですね。

ーそれは面白そうですね。これからも「相模大野アートクラフト市」の発展に期待しています。

まとめ

「相模大野アートクラフト市」は事務局メンバーや地域の人々の情熱と努力によって支えられている、温かいイベントだと実感しました。実行委員の皆様、貴重なお話をありがとうございました。

興味をもった方は、ぜひ「第33回相模大野アートクラフト市」を訪れてくださいね!

第33回相模大野アートクラフト市
日にち:11月3日(日)
時間:販売開始11時~終了16時
場所:小田急線・相模大野駅前
詳細:相模大野アートクラフト市

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この記事を書いた人

wakka

神奈川県出身、東京都在住のライターです。生花店店長やベーカリーカフェで働いた経験があります。趣味はお散歩と読書。お散歩で見つけた地域の魅力を発信します。

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