11月17日(日)に愛知県のほぼ真ん中、都市部へのアクセスも良く、子育て世代や若い世代にも人気の高い日進市で「にっしん市民まつり」が開催されました。
前日までのどんよりした天気から一転、当日は20°越えの晴天でお出かけ日和。
出店者が市民とともに「たのしいをいっぱいつくる」お祭りには、たくさんの人が来場して大いに盛り上がりました。
今年のにっしん市民まつりでは初の試みも。
今回は内容盛りだくさんの「第25回にっしん市民まつり」について、2回に分けて紹介します。
にっしん市民まつりとは
「にっしん市民まつり」とは、愛知県日進市で開催される、商工や農、文化・芸能、スポーツなどに親しみながら、日進の秋を堪能できる秋の祭典です。
にっしん市民まつりでは、5つのイベントが同時に開催されます。
1.産業まつり:市役所会場
2.にっしん文化祭;日進市民会館
3.健康・福祉フェスティバル:日進市スポーツセンター1F・2F
4.レクリエーションスポーツまつり:日進市スポーツセンター2F
5.図書館まつり:日進市立図書館
各会場にはラリーポイントが設置されており、ミッションをクリアすることで各まつりを楽しんでいただける体験型のスタンプラリーも開催。
それぞれの会場ではさまざまなイベントを通じて日進市の魅力を感じられます。
また、市民や出店者がSDGsへの取り組みを推進する「にっしん市民まつり」は、環境にもやさしい日進市の魅力が満喫できるイベントです。
日進市の魅力が満載「産業まつり」
にっしん市民まつりは、5つのイベントが同時開催されます。一番大きな市役所会場では40回目となる「日進市産業まつり」が開かれ、「たのしいをいっぱいつくる」ための体験やお店で盛り上がりました。
たくさんのお店で活気に溢れる「商業エリア」
市役所会場中央の商業エリアでは、地元の飲食店や商店、企業を中心にブースを展開。たくさんの来場者で賑いました。
開催からしばらくするとたくさんの人が集まり、各ブースでは行列ができていきます。地元の商店さんが数多く参加してお祭りを盛り上げました。
日進市から世界を支える企業も産業まつりに参加。「『泡の力』で世界が変わる」をコンセプトに自社開発した製品をPRしています。
日進の地酒「杲流 (こうりゅう)」。日進市藤島町で作られたお酒作りに適したお米「夢吟香」を使い、友好自治体の長野県木祖村の杜氏さんが醸造した純米吟醸酒です。
今年は市政30周年セットも販売されています。
香り豊かでスッキリとした味わいが特徴で、とても飲みやすいのが印象的。
日本酒もワインと同じように、年数によって味や香りが違うことを教えていただきました。
日進のいろいろなことがわかる「ふれあいエリア」
市役所西側のエリアは農業や工業など、日進市の産業を感じられるエリア。
日進市が行っている活動を知ることができ、市内の農家さんが出品した野菜なども購入できます。
学校で大人気の「給食の揚げパン」が限定販売されました。当日、給食センターで調理されたものが午前、午後と2回販売されましたが、どちらも長蛇の列となり、すぐに完売でした。
「はたらくくるまエリア」となる駐車場では高所作業車が展示され、実際に乗ることができます。この作業車は「にっしん夢まつり」の花火大会でも活躍する車です。日常で乗ることのない作業車に乗ることができ、体験した人たちはみんな笑顔でした。
友好提携10周年となる志摩市からも出店しています。
焼き牡蠣やアッパ貝、さんま寿司やさば寿司など志摩の特産品が販売されました。
長野県木祖村からも「やぶはらスキー場」のキャンペーンや味噌川ダムが出店。きそむらふるさと大使の「いっせー」と「源流の源気くん」も駆けつけてくれました。
日進市は「環境への配慮」にも積極的に取り組む街です。
包括的連携協定を結ぶ学校や友好自治体がSDGsをテーマに特色あふれるブースを出店。SDGsについて楽しく学ぶことができます。
このブースではペットボトルキャップの回収を行い、SDGs達成に取り組んでいます。
毛糸で作ったお花やペットボトルを再利用した花瓶など、出店された作品もとても可愛いものばかりでした。
こちらの高校では「レーザー加工機」を使った缶バッチ製作を出店。お兄さんの説明を聞きながら、小さいお子さんも楽しそうに作っています。
その他にも、日進市の観光スポット「岩崎城」をバーチャルで散策するVRシステムでの観光体験も。体験した子どもたちも「すごい!」という声をあげながら、とても楽しそうでした。
会場にある畑は、秋の味覚「さつまいも掘り」を体験できるエリアです。収穫したさつまいもはお持ち帰りできます。
畑を掘っていくと大きなさつまいもがたくさん埋まっていて、小さなお子さんもおうちの方とさつまいも掘りを楽しんでいました。
会場の中央西側では「みかんのつかみ取り」を開催。
このコーナーは毎年大盛況で午前中で売り切れになりますが、今年は午後の部も用意されました。
日進市は国際交流も積極的に行っています。
こちらの団体は外国語でのおしゃべりに親しむブースも出店。タイ出身の先生が、タイの文化や言葉について優しく語りかけます。子供たちも真剣な表情で、先生のお話に耳を傾けていました。
たのしいをいっぱいつくる「ステージでのパフォーマンス」
にっしん市民まつりで行われるステージでのパフォーマンスは、地域に根付いたものや全国で活躍するパフォーマーを招いたりと バラエティに富んでいてとにかく楽しいものばかり。
オープニングセレモニーでは市民から募ったキーワードを基に、スタイリッシュに進化した「新ニッシー」がお披露目されました。
日進東小学校の交通少年団による交通安全宣言。
元気いっぱいに宣言してくれていました。。新ニッシーとの記念撮影です。
東海地方を拠点に全国のイベントで大活躍。全国的にも珍しい親子4人でパフォーマンスを行う、鈴鹿市出身の「吉田さんちの大道芸」。
この日は三女のゆうちゃんと二人でのパフォーマンス。
2本のスティックを使ってカラーコーンを叩きながら持ち上げ、さらにカラーコーンを空中で回す凄技を披露。三女のゆうちゃんが素晴らしいバランスで玉乗りとローラーバランスを披露。6歳にしてすでに芸歴3年の経歴の持ち主です。
学び支援課のスポーツ企画として「ターゲットバードゴルフ体験会」が行われました。
ターゲットバードゴルフはゴルフボールにバドミントンの羽根を付けた専用ボールを使用する、日本発祥のスポーツです。
小学生の男の子も挑戦。結構難しかったそうで、「またチャレンジしたい」と言っていました。
ステージプログラムの後半では「たのしい抽選会」が開催。抽選会はまつりの各会場で行われる「体験型スタンプラリー」をすべてクリアすると、抽選券がもらえて参加できます。
日進市や友好自治体の特産物など、豪華な商品が当たるため、とても盛り上がりました。
ステージの最後は、愛知県を中心に活動する「火炎旅団」によるファイヤーパフォーマンス。
ステージをフルに利用した、ダイナミックでしなやかなパフォーマンスに、観客席の人たちは「すごい!」「かっこいい!」と感動していました。
その他にも、名城大学ハワイアン民族研究部「Meijoオハナ」の皆さんが、ディズニーアニメの名曲やフラの名曲に乗せてハワイアンフラを披露しました。
自然への感謝や神々とのコミュニケーションツールとして伝承されてきたフラダンス。
やさしさと華やかさの中に力強さも感じる「Meijoオハナ」のダンスは、みんなの願いを神様に届けているかのようで、11月の日進市でハワイを感じることができました。
にっしん市民まつり初の試み「NISSHIN BURGER FES!」
日本全国各地のハンバーガーが日進市に集結。今年のにっしん市民まつりでは、日進市初の「NISSHIN BURGER FES!」が開催されました。
全国各地の人気ハンバーガー店や、今年の「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP2024」でチャンピオンになったお店も合わせて9店舗が出店。お気に入りの1品を見つけるために、会場はたくさんの人で盛り上がりました
当日のメニュー、どれもとても美味しそうです。
メニューには一口サイズのハンバーガーも。「他のお店のハンバーガーも食べられるように」とこのイベントのために考案したものだそうです。
開始直後から、ハンバーガーのいい匂いに誘われて、会場が賑わっていきます。
パティを焼く姿は迫力満点。会場ではパティを焼くいい匂いがします。
お昼のピーク時にはどのお店にも列ができて大盛り上がりです。完売するお店も出てきました。
バーガーフェスでは、愛知県を拠点に活躍する、2人のDJが会場を盛り上げました。
左はキャッチーな曲を織り交ぜながら、会場の雰囲気を盛り上げていくDJ ACURAさん。
名古屋を中心に26年活動しながら、動画配信サイトで毎日ライブ配信をしたり、子供たちにDJ教室を開いたりと精力的に活動しています。
右はクールなプレイで盛り上げつつ、会場の雰囲気を満足感へと誘っていくTamotsu LeftGrooveさん。愛知県豊川市在住で、普段は別のお仕事をされながら国内外で活動するトラックメイカー。後半には自身の楽曲を織り交ぜながら、メロウな雰囲気で会場を包み込むプレイを披露してくれました。
出店した9店舗とDJ2人の力が結集した「NISSHIN BURGER FES!」は大盛況でした。
次回のにっしん市民まつりはいつ?
「にっしん市民まつり」は毎年11月の第3日曜日に開催されます。
毎年、すごい盛り上がりを見せる「にっしん市民まつり」に、ぜひ足を運んでみてください。
来年も「たのしいがいっぱい」見つかること間違いなしです。