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もの・こと  |    2025.05.08

【春の全国都市緑化かわさきフェア】等々力緑地で花や緑を楽しむ!|川崎市中原区

花満開!春に、逢いに行こう。をコンセプトに2025年3月22日(土)~4月13日(日)に開催された「春の全国都市緑化かわさきフェア 等々力緑地会場(とどろきりょくちかいじょう)」をご紹介します。赤、青、黄色、紫と咲き誇る花や草木に癒されて、元気をもらいました。そして、等々力緑地は中原区の桜の名所でもありますので併せてご覧ください。

※私が行ってきたのは4月10日(木)お昼前で風の強い日でした。


春の全国都市緑化かわさきフェアとは?

「春の全国都市緑化フェア」は、全国で開催される花と緑の祭典です。
川崎区の富士見公園、多摩区の生田緑地、そして中原区の等々力緑地3ヶ所で開催されました。会場ごとにテーマがあります。等々力緑地は「体験・体感」×みどりでした。
会場で観たり触れたりするだけでなく、そこで感じ得たものを持って帰って日々の生活に生かしていくことが大事であるということを教えてくれるイベントです。
そんな等々力緑地は、川崎市のほぼ中央にあり、多摩川にも近い風光明媚な場所です。お花見スポットでもあり、約300本の桜が咲き誇る上にこのイベント!花と緑を愛でる老若男女が集います。

花と緑を五感で感じよう!

最初に行ったのは、学生や企業が参加した全長75mあるアクティブガーデン!花と緑を視覚・聴覚・臭覚・触覚・味覚で感じられるエリアです。近所の保育園児、親子連れも多く、子どもたちの元気な声が響き渡ります。

・視覚

丸い筒の中央からのぞいて、回すたびに花模様が!
マネしたくなります!

お花の万華鏡や水を張って花を浮かべる花手水(はなちょうず)がとても鮮やかです。


・聴覚

モフッとした感触が楽しかったです。

インクルーシブサウンドといって竹で作られた木琴や足を使って奏でる楽器があり、子どもたちがそれぞれ音を奏でて楽しんでいました。

・臭覚

川崎市の香りと7区(川崎区・幸区・中原区・高津区・宮前区・多摩区・麻生区)の香りを自由に嗅ぐことができました。監修されたのは、アロマテラピーインストラクターの資格を持つsouveniraroma創設者髙橋淳音さんです。

「かわさきカンキツオイルプロジェクト」で採油された精油をブレンドした川崎市の香りもステキだし、潮風を感じさせるさわやかな川崎区の香りもまた良かったです!

川崎市の北部は、華やかな香りが多く、多摩区は生田緑地のバラをイメージした高貴な香りでした!意外だったのは、おいしいみかんが採れるという私の地元である高津区の香り!冬になったらみかんを買いたくなりました。


・触覚

都会の花や緑は「みんなで」一緒に作ることに意味があるのです。


・味覚

コーヒーやハーブ・野菜などが花壇に植えてあり、地元のレストランやカフェが監修したレシピも展示されていました。


歩いていると、ボランティアの方に声をかけられて「たくさんあるので、どうぞ」と藤子・F・不二雄のイラストがいっぱいのシールをいただきました。
見所がありすぎて、気がついたらすでに1時間ぐらい経っていました。

花吹雪に竹あかり、夜はライトアップも!

アクティブガーデンを抜けると、催し物会場が見えてきます。等々力会場では土日を中心にワークショップやバスケットチームの川崎ブレイブサンダースによるイベントが行われていた日もあったそうです。そして、キッチンカーが3台並んでおり、食べたり飲んだりしているお客さんの姿もちらほら。

とにかく、風が強い日だったのですが、キッチンカーの後ろ側一帯の桜が語彙力を失うほどの花吹雪!そして、桜の花びらがヒラヒラと地面に落ちていきます。この風景は久しぶりに見たかもしれません。

その先には竹あかりがあり、夜はライトアップされるとのこと。今回ライトアップは見れなかったのが残念でしたが、またいつか開催されることを期待します。

とどろきアリーナの脇を通って、休憩所を通り抜けたら花壇と和傘のフォトスポットを発見!和傘は和紙に油が塗られており、赤、青、緑、紫などとても鮮やかでした。

ロングボーダーガーデンでひと休み!

フォトスポットを通り抜けて進んでいきます。釣池が見えてきました。そして、全長100mの花壇があるロングボーダーガーデンでは、2024年12月にボランティアさんが植えた45,000株のお花が咲き誇っていました。赤、黄、ピンク、オレンジ、紫などのチューリップ、パンジーやビオラなどの美しい花!歩道には桜も咲いており、花と緑の生命力をおすそ分けしてもらったような気分です。

心が洗われたところで、キッチンカーを発見したのでちょっとひと休み。クラフトビールやタイ風ひき肉サラダを丼にしたメニューもあり迷いましたが、とうふドーナツとアイスコーヒーを購入。
「ドーナツはそのまま食べるのがおすすめです」とのこと。手前に、きび砂糖、ミルクティパウダー、ココアパウダーがありましたが、きび砂糖を半分かけてテーブルへ。さっそくいただきます!とうふドーナツは、ほくっとして、もっちりして、そのままでも甘くて元気が出るおいしさです。

会場マップを確認して、釣池からウォーターガーデンを眺めたら、これでどうやら一通り周れたみたいです!来年こそは、桜が満開の時にお花見しに行きたいと思いました。
川崎の次は、岐阜で開催される予定とのこと。岐阜のみなさん。どうぞ楽しんでくださいね。

会場の等々力緑地はこんなところ!

サッカーチーム「川崎フロンターレ」のホームグラウンドといえば、わかる人も多いのではないでしょうか。
JR南武線の武蔵中原駅や武蔵小杉駅から歩いて行けますが、バスを利用するとスムーズに辿り着けますよ。

43.5haの敷地には、サッカー・バレーボール・バスケットなどのスポーツ観戦をしたり、テニスコートや運動広場などで汗を流したりすることもできます。もちろん散歩もおすすめです!イベントも数多く開催しており、GWは「肉祭」が開催されるとか!スポーツやイベントが気になる人は、ホームページをぜひチェックしてみてくださいね。


全国都市緑化かわさきフェア 等々力緑地会場

場所:等々力緑地
住所:神奈川県川崎市中原区等々力1-1
アクセス:JR南武線「武蔵中原」駅 徒歩約15分
JR南武線「武蔵小杉」駅 徒歩約20分。バス「市営等々力グラウンド入口」か「市営等々力グラウンド前」下車
ホームページ:https://kawasaki-todoroki-park.co.jp/

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この記事を書いた人

KYOKO

JAZZを歌い、朗読もする主婦ライター。 ベースである川崎市の中央部を主に担当。 時に対岸の二子玉川方面に!そして、ある時は横浜に行ったりして記事を執筆しています。 食べること飲むことと音楽を聴くことが好きです。

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