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もの・こと  |    2025.01.13

「にっしん市民まつり」 あふれる笑顔でつなぐ地域の輪!その2【愛知県日進市】

にっしん市民まつり作品1

11月17日(日)に愛知県のほぼ真ん中、日進市で「にっしん市民まつり」が開催されました。日進市は都市部へのアクセスも良く、子育て世代や若い世代にも人気の高い街です。

「にっしん市民まつり」は商工や農、文化・芸能、スポーツなどに親しみ、日進の秋をまるごと堪能できる秋の祭典。市民や出店者がSDGsへの取り組みを推進する、環境にもやさしい日進市の魅力が満喫できるイベントが5つ同時に開催されます。

前日まではどんよりした天気でしたが、当日は20°超えの晴天。
出店者と市民が一緒になって「たのしいをいっぱいつくる」お祭りは、たくさんの人が来場して大いに盛り上がりました。

今回は、内容盛りだくさんの「第25回にっしん市民まつり」のレポートその2として、3つの会場で行われたイベントを紹介します。

「にっしん市民まつり」について詳しく知りたい、「来年は行きたいな」という方は以下の記事も参考にしてください。

その1はこちら

「にっしん市民まつり」あふれる笑顔でつなぐ地域の輪!その1|愛知県日進市

「にっしん文化祭」で心ゆたかに

11月16・17日の2日間、日進市民会館で開催された「第45回 にっしん文化祭」
日進市文化協会に所属する「茶華道」や「手工芸」「書道」など、9連盟による作品展や舞台発表が行われました。

ペーパークラフトやパッチワーク、生花など、どの作品も素晴らしいものばかりです。
絵画や書道の作品展では「素晴らしい!」という声も上がっていました。

静寂な中でお茶をたてる姿はとても凛々しく、訪れた人たちも静かに見守ります。

その他にも、歌謡祭では歌謡連盟の方たちが日頃の成果を発揮して、素敵な歌声を披露。絵付けや水彩画などの体験コーナーでは、先生のレクチャーを受けながら作品作りを体験。

幅広い年代の方のたくさんの笑顔が見られ、「心ゆたか」になれた「にっしん文化祭」でした。

スポーツと健康の秋を楽しむ「レクスポーツまつり」「健康・福祉フェスティバル」

日進市は市民の健康やスポーツの普及に積極的に取り組んでいます。
日進市スポーツセンターでは、1階と2階の各フロアで「2024レクスポまつり」と「健康・福祉フェスティバル」が開催。健康とスポーツの秋を満喫できます。

2024レクスポまつり

「レクスポまつり」はどなたでも楽しめるレクリエーションスポーツを中心としたイベントです。

日進市は「遊び・ふれあい・仲間づくり」をコンセプトに、スポーツ・レクリエーションを普及させ、健康づくりやコミュニケーションづくりをサポート。さまざまなレクスポーツ教室の開催も年間を通して実施しています。

会場にはお友達同士やご家族での参加など、たくさんの人がレクスポを楽しんでいます。今年は30周年にちなんだ缶バッチワークショップも実施。

会場では「タスポニー」や「ドッチビースナイパー」、「スポーツ吹矢」などが体験できます。小さいお子さんもご家族の方と楽しそうに参加していました。

健康・福祉フェスティバル

「健康・福祉フェスティバル」は、健康や福祉、健康に大きく関わる「食」について、楽しみながら学べるイベントです。

今年のテーマは「福祉はみんなのもの」

福祉を当事者だけでなく「みんなで考える、身近なもの」として取り組むために、体力測定や赤い羽根募金、電動カートの試乗など、様々な企画が用意されました。

そのほかにも、種つかみで正しい箸の持ち方を学んだり、人気キャラクターの貯金箱を作ったりと、楽しみながら健康や福祉を身近に感じられるエリアもあります。

24にっしん健康福祉フェス4
24にっしん健康福祉フェス3
にっしん健康福祉フェス心のガイドブック

また、心の不調がある人をまち全体でサポートするために作成した「にっしんココロの支援ガイドブック」の配布を行いました。ガイドブックでは、相談機関や医療機関、支援サービスなどについて、実際に受診した方やサービス利用者の声とともに紹介しています。

にっしん健康福祉フェス ボッチャ2

パラリンピックの公式種目でもあるボッチャ体験会では、インストラクターの説明を受け、真剣な眼差しでボールの行方を見守る姿や、和気あいあいと楽しむ参加者の姿が見られました。

にっしん健康福祉フェス 大学ブース1
にっしん健康福祉フェス 大学ブース2

「名古屋学芸大学 管理栄養学部」の皆さんは、教育課程の一環で、普段は捨ててしまう部分を活用した「やさい染め体験」を出店。「野菜でつながる豊かな生活」をコンセプトに、育てて食べるだけでなく、環境への配慮にもアプローチする新たな取り組みを行っています。

一生懸命にやさい染めをする子どもたちと、説明をしながら優しい笑顔で見守る学生の方たち。

ブース周辺の雰囲気はとても温かく、ほんわかとした空間でした。

ワクワクが続く「図書館まつり」

「図書館まつり」は、日進市立図書館で15日(金)〜24日(日)までの約1週間、「ウキウキわくわく」が続く素敵なイベントです。

図書館ボランティアの方たちによる、ミニ絵本づくりや読み聞かせなどのお話し会、工作などのイベントが目白押し。大人と大きい子どものための読み聞かせ会も企画されています。

17日は親子でしおりを作るイベントを開催。たくさんの子どもたちが参加しました。

にっしん図書館まつり1

お母さんとしおりを作る子や、助け合いながらしおりを作る子どもたちの姿は、笑顔にあふれていて本当に楽しそうです。

そのほかにも、23日(土)には図書館まつりのプログラムの一つとして「ことのは!」が開催。読書好きの中学生20人が参加しました。

プログラムは自分が気に入った本を紹介する「ポップづくり」と、1冊の本の中からお題に沿った言葉を探す「ことばさがしゲーム」の二部構成。参加者の学生たちは、慣れ親しんだ読書とは違った「本との触れ合い方」を楽しんでいました。

にっしん市民まつりは「たのしいがいっぱい」

「にっしん市民まつり」は、毎年たくさんの来場者の笑顔であふれ、とても盛り上がるイベントです。今年は市制30周年記念でもあり、さらにたくさんのイベントや新たな試みもありました。

にっしん市民まつりは毎年11月の第3日曜日に開催されます。みなさんも、来年はぜひ会場へ足を運んでみてください。

来年も「たのしいをいっぱい」つくれること間違いなしです。

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この記事を書いた人

渡邉 たけと

愛知県生まれ、愛知県育ちのモノづくりが得意な「仮面ライター」。知識や知恵を自由に引き出せる「本棚」になりたくてライターを始めました。 ぶらぶらお散歩と格闘技、ボーッとすることが好きです。 文字を組み合わせる「モノ作り」で、地域の魅力を伝えていきます。

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