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もの・こと  |    2023.08.31

4年ぶりの開催に大歓喜!「木更津港まつり」やっさいもっさい踊り大会&花火大会

やっさいもっさい やっさいもっさい
やっさいもっさい やっさいもっさい

それそ〜れ それそ〜れ

おさおさおっさ おさおさおっさ

この日、4年ぶりに木更津駅周辺が大歓声に包まれました。

昨年まではコロナ禍で開催できず、市民だけでなく多くの人が待ちわびていた「木更津港まつり」。

直前まで台風の影響が心配されたものの、8月14日の「やっさいもっさい踊り大会」と8月15日の「花火大会」は、大歓喜のなか両日とも無事に開催することができました。

今回は、上総地区No.1の盛り上がりをみせる「木更津港まつり」をご紹介します。

市内最大「木更津港まつり」とは

第76回木更津港まつりのポスター

古くから港町として栄えていた木更津。

木更津港まつりは、築港など郷土の繁栄の基礎を築いた先覚者の霊を慰めようと、昭和23年にスタートした市内最大の祭りです。

毎年8月14日に「やっさいもっさい」踊り、8月15日には木更津港内港で「花火大会」が催されます。

やっさいもっさい踊り大会

  • 日時 例年8月14日
  • 会場 富士見通り(JR木更津駅西口)

やっさいもっさい」とは、木更津甚句の中にある囃子(はやし)言葉。

会場となる木更津駅西口の富士見通りには「おさ、おさ、おっさ」の掛け声が響き渡り、踊り手と見物人、多数の屋台で埋め尽くされます。

掛け声の「おっさ」とは、この地方の方言で「おお、そうだよ」と同調するときの相づちのこと。

みんなお互いに理解しあおうよ」という想いを込めて、老若男女が心を一つにして踊りを楽しみます。

地元民に愛されてきた「やっさいもっさい」ですが、テレビドラマ「木更津キャッツアイ」で取り上げられ知名度がアップしました。

花火大会

  • 日時 例年8月15日
  • 会場 木更津港内港(JR木更津駅西口 港周辺)

日暮れとともにおよそ13,000発の花火が夜空に打ち上げられます。

港のシンボル「中の島大橋」が光の中に映え、木更津ならではの風情が見られるのが魅力。

木更津駅西口から富士見通りを通って、木更津港内港前の県道90号のあたりまでずらりと並ぶ屋台も名物です。

第49回やっさいもっさい踊り大会

2023年8月14日に開催された「第49回やっさいもっさい踊り大会」。

今回、私も初めて踊り子として参加させてもらいました!

やっさいもっさい

18時にスタートする「やっさいもっさい」にあわせて、17時ころから各連が集まり15分前には指定された位置に付きます。

今年は、65連3,154人の参加連が集まりました。

まだまだ暑さが残る時間帯なので、暑さ対策をしながら万全な体調で臨みましょう。

大会本部は「宝家」前。

木更津出身のシンガーソングライター「イシワタ ケイタ」さんと、司会の「嘉屋﨑 道子」さんがMCを務め、祭りを盛り上げます。

やっさいもっさい

そして、18時に開会式、18時10分から1回目の「やっさいもっさい」が開始。

この頃には沿道にたくさんの見物客で溢れています。

踊り子も見物客も関係なく、みんな一緒に「おさ、おさ、おっさ。おさ、おさ、おっさ」と盛り上がります。

やっさいもっさい木更津駅前の様子

「やっさいもっさい」は1回20分の4部制。

3回目までの踊りを審査員が審査し「やっさいもっさい大賞」や「チームワーク賞」など各賞を決定します。

20分間踊り続けるのはかなり大変ですが、それよりも楽しさが勝ります。

私達の連も、入賞を目指しながら4回目まで大盛りあがりで踊りきりました!

やっさいもっさい衣装

毎年、地元企業や地域団体などさまざまな連が参加しているので、それぞれの衣装や踊り方を見物するのも楽しいところ。

今年は例年のようなオリジナルの振り付けは中止されましたが、それでもそれぞれの連ならではの特色があるので、見物客を飽きさせません!

私が参加した連は残念ながら表彰台にはあがれませんでしたが、大人も子どもも一緒になってとっても楽しめました。

ちなみに「やっさいもっさい」に参加したい場合は、例年6月頃に申し込みが必要です。

「いつもは見ているだけだけど来年は踊り子として参加したい!」という方は、来年6月頃に木更津市観光協会から発表される募集要項を見て応募してみてください。

第76回木更津港まつり花火大会

木更津花火大会

木更津港まつり2日目の花火大会も今年は間近で観てきました!

地元企業がスポンサーとなって約13,000発の花火が打ち上げられます。

中でも関東屈指の火薬量を誇る超特大スターマインが見もの!

フィナーレには豪快な2尺玉が5連発で打ち上げられました。

市内各地からも見える場所はたくさんありますが、やはり間近で見ると迫力が違います。

木更津駅周辺は「やっさいもっさい」の何倍もの人で溢れるので、お昼ごろまでに場所取りをしたり、交通手段を考えておく必要があります。

公共交通機関で行くように推奨されていますが、電車を利用したら木更津駅に人が溢れすぎて身動きがとれないほどでした。

電車やバスの場合も、車の場合も、早め早めの行動が吉。

開放されている駐車場や、場所取り可能な観覧場所、交通規制については「木更津港まつり」のパンフレットなどで案内されるので、きちんと確認しておきルールを守りましょう。

「事前の場所取りはできないけど間近で花火を見たい!」という方は、有料観覧席(2023年は1人4,000円でした)を購入しておくのがおすすめです。

まとめ

木更津市民が毎年楽しみにしている、歴史ある「木更津港まつり」。

みんなで心をひとつにして踊る「やっさいもっさい」と、中の島公園から打ち上がる豪快な「花火大会」はどちらも必見です!

コロナ禍で開催できなかった時期があったので、今回は木更津港まつりが開催できる事自体に感謝の気持ちを持って全力で楽しむことができたのではないでしょうか。

私自身も両日参加したことで、木更津市のパワーと地元企業や市民の協力があってこそ成り立っている祭りだと感じました。

これからも未来へ引き継がれる木更津最大の祭りとして、来年以降も無事に開催できることを願っています。

参考URL

木更津市公式サイト「木更津港まつりについて」:https://www.city.kisarazu.lg.jp/shokai/event/minatomatsuri/1000973.html

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この記事を書いた人

endang

房総生まれ房総育ちのWEBライター。 ライター名の「endang(えんだん)」とは、大学で専攻していたインドネシア語クラスで名付けられたニックネーム。 国内外問わず旅行やお出かけするのが好きだったおかげで、地元の良さを再発見できました。 生まれ育った場所だからこそわかる、木更津市・君津市エリアの魅力や想いをお届けします!

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