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アクティビティ  |    2023.09.07

いわき七浜シーサイドドライブ!太平洋を走ろう

こんにちは!Mediallライターのさわきゆりです。

私が暮らしている福島県いわき市は、東側を太平洋に面した街。銀色に輝く海と、浜通りブルーと呼ばれる空の風景は、地元の大切な宝物です。

今回の記事では、その風景を楽しみながら走る、シーサイドドライブをご提案します。
私と一緒に走るのは、HONDA・スーパーカブ。小さいけれど頼れるバイクです。

いわきの海は通称「いわき七浜」と呼ばれます。
北から南まで広がる海岸線は、全長約60km。7つの浜を巡れる広さがあるんです。

今回は60kmのうち、薄磯(うすいそ)海岸から、小名浜(おなはま)港までの約20kmを走ってみました。

街から海へ

いわきの市街地から走り出しました。
海が近づくにつれて、街の風が少しずつ、さわやかな潮風へと入れかわっていきます。

豊間四倉線と呼ばれる、県道382号線を南へ。
豊間も四倉も、いわき七浜に入っている地名です。

途中、大きな水門の前を通ります。この後ろはもう太平洋。

目の前に海が見えてきました!
思わずスピードを上げたくなりますが、ぐっと我慢。景色を楽しみながら、のんびりと走ります。


最初の目的地、薄磯海岸に到着しました。
今日の海は少しだけ、ご機嫌斜めかもしれません。
海は日によって、時間によって、ご機嫌によって色を変えます。

右手に見えるのは塩屋埼灯台。凛としたたたずまいが素敵です。

港を目指して

薄磯海岸から港を目指しますが、少しだけシーサイドを離れてみました。
小名浜四倉線こと、県道15号を走っていると、再び海が見えてきます。

素敵な瞬間を見つけました。
海にうっすらと虹がかかっているのですが、わかりますか?

道路のすぐ横に広がる海。まさにシーサイドドライブの醍醐味です。

海のそばの高台にある「三崎公園」を通っていきましょう。
交差点を曲がり、目の前に現れた「いわきマリンタワー」に向かって坂を上ります。

いわきマリンタワーは、59.99mの高さを持つ展望塔です。
高台にあるので、展望室の位置は海抜106mの高さ。
空を飛んでいる気分で太平洋を見渡せます。

公園からは、港町を見下ろすこともできますよ。

スーパーカブのミラーが切り取った青空ごと、ここから一気に坂を下りていきましょう。

本日のゴール・小名浜港

公園の出口にあるトンネルをくぐると、いよいよ小名浜港です。

トンネルの向こうに見えた、光まぶしい港。太陽がだいぶ西に傾いてきました。

観光地でもある小名浜港には「いわき・ら・ら・ミュウ」という物産館があります。
レストランや土産物店、魚介類市場がひとつに集まっています。

いわき・ら・ら・ミュウの裏側は、石畳の広場。
人も海鳥も集まる、ゆったりとした場所です。

広場から眺めた海は、西日をきらきらと弾いて遊んでいました。
中央にある橋は「小名浜マリンブリッジ」。
右側に見える「アクアマリンふくしま」は、自然光が差し込む大人気の水族館です。

景色を楽しみながら海風に吹かれていると、運転の疲れが少しずつ癒されます。

カブくん、今日はありがとう。気をつけて家に帰ろうね。

まとめ

今回、スーパーカブと一緒にご紹介したのは、夏の終わりを迎えたいわきの海。
残暑が厳しい午後でしたが、心地良い海風のおかげで、軽快に走ることができました。

車やバイクだけではなく、自転車で走りたい方にも、いわきの海はおすすめ。
「いわき七浜街道」という、約50㎞のサイクリングロードが整備されていますので、とても快適です。

いわきは東北ですが、ほとんど雪が降りません。
美しい空と海が待ついわきへ、ぜひお越しください。

本日のルート

薄磯海岸:福島県いわき市平薄磯

三崎公園:福島県いわき市小名浜下神白字大作93

小名浜港(いわき・ら・ら・ミュウ):福島県いわき市小名浜辰巳町43-1

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この記事を書いた人

さわきゆり

福島県いわき市でうさぎ1匹と暮らすフリーライターです。 250ccの小さなバイクで走り回ることが大好き。 いわき・福島の魅力をどんどん発信していきますね! いわきには市の魚・目光に由来する「めひかり塩チョコ」があります。 さて、どんなお菓子でしょう? 検索してみてくださいませ。

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