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自然  |    2023.08.10

神戸市街地から車で25分!木もれ陽の森林浴と森カフェで一休み

神戸の市街地から北へ車で25分。

そこには、にぎやかな街並みとは全く違った自然の音が心地よく響く「神戸市立森林植物園」があります。

「地球 沸騰化」というワードがニュースで流れていますが、森林植物園は大自然に守られながらキラキラ木もれ陽の中で森林浴が楽しめる場所となっています。

それでは、子供から大人まで大自然を満喫できる「神戸市立森林植物園」を紹介します。

季節をテーマにしたイベントが充実

「森で遊ぼう!なつやすみ」と題して、森林展示館前広場には木製ボードゲームが設置されていました。(※~8/31まで)

森林植物園では、1年を通して季節や自然をテーマにしたイベントが企画されています。

7月下旬に訪れた時、用意されていたゲームは

  • 丸太でボーリング
  • ピッタリゲーム
  • ゲートボールゲーム

です。

さまざまな長さ・太さの枝をボール代わりにして楽しむボーリングや、木の枝をスティックにしてボールを打つピッタリゲームとゲートボールゲーム。

天然の木を利用して遊ぶので、思うようにボールを転がせないところがおもしろくて夢中になります。

この日は、142.6haの広大な敷地の中を歩きながら、クイズやビンゴゲームも楽しみました。(※~8/31まで)

園内北側エリアにも子供の遊び場「ぼうけんの丘」や「ちびっこ広場」があります。

しかし、夏場は日陰がほとんどなく遊具が熱くなっていることも。
特に暑い時期は少しでも涼める森の中で、植物・生物探検をするほうが安心ですね。

気温が落ち着いている時は、さまざまな遊具と広大な芝生広場でも楽しく遊べますよ!

リニューアルオープンした森林展示館

正面入口から園内に入ると、最初に出てくる建物が「森林展示館」です。

左の入口から入館すると、事務所窓口やコインロッカーがあります。

右の入口は雑貨店の売り場に直結しています。

中で繋がっているので、どこから入っても問題はありませんが、覚えていればぜひ真ん中の入り口から入館してみてください。

想像をはるかに超える大迫力の「ジャイアントセコイア」の輪切りが目の前に現れ、思わず「わぁ!」と声が出ました。

ジャイアントセコイアは世界最大の樹木で、この展示物は縦4.2m、横5.4m。

目の前まで行くと天井を見上げるほどの大きさです。

横には、切り出した時に使用されたドイツ製のチェーンソーも展示されています。

足元には、このジャイアントセコイアの輪切りを横向きにしたものが描かれており、いかにこのモニュメントが大きいのかを、違う角度から観察できます。

この上に、一体何人の人が立てるだろう……なんて想像も膨らみますね。

裏には、2023年4月にリニューアルオープンしたミニミュージアムもあります。

森林と人との関わりをテーマにしたパネルや、森林と生き物のつながりをジオラマにしたもの、森林をテーマにした本が並んだ図書コーナーなど、自然について学べる空間です。

2階にも展示室があり、期間限定の企画展が開催されていることもあります。

森のカフェ「ル・ピック」&「みちくさテラス パーチ」

森の中で歩き疲れたら、園内にカフェと売店があります。

森のカフェ「ル・ピック」は、正面入口入ってすぐの森林展示館横に。ル・ピックの姉妹店「みちくさテラス パーチ」は園内の真ん中あたり、長谷池近くにあります。

ル・ピック、パーチ共に、森林植物園から車で15分ほどのところにある「弓削牧場」が運営しており、弓削牧場の乳製品を使ったメニューが楽しめます。

森のカフェ「ル・ピック」のメニュー
ル・ピックの姉妹店「みちくさテラス パーチ」のメニュー

大人気の「弓削牧場特製ミルクソフトクリーム(税込み500円)」は、濃厚な味ながらも後味さっぱりで、歩き疲れた体を癒やしてくれる美味しさです。

木陰のテーブルに座ってこのソフトクリームを食べると、サッと汗がひいてクールダウンできますよ!

四季折々の自然に囲まれ季節を楽しんで

神戸市立森林植物園の見どころは、新緑・つつじ・しゃくなげ・アジサイ、そして紅葉。

1年を通して四季折々の違った表情を楽しめるところが、森林植物園の魅力です。

国内最大級の広さと言われる「神戸市立森林植物園」には、まだまだ紹介できていないスポットが多数ありますので、季節の情報と合わせながら、これからもお届けしていきます!

神戸市立森林植物園の基本情報

【住所】神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2

【アクセス】・神戸市街地から車で25分
      ・三宮バスターミナルから神戸市バス25系統で40分
       ※2023年4月1日~11月26日の土・日・祝のみ運行
      ・北鈴蘭台駅から無料送迎バスで10分

【営業時間】9:00~17:00
       ※「森の中のあじさい散策」「森林もみじ散策」の各期間中は、早朝・延長開園あり

【休園日】毎週水曜日(祝日の場合は翌日)
     年末年始(12月29日~1月3日)
     ※「新緑 つつじ・しゃくなげ散策」「森の中のあじさい散策」「森林もみじ散策」の
      各期間中は無休

【入園料】大人(中学生を除く15歳以上)/300円
     小人(小・中学生)/150円
     年間フリーパス(3園共通 森林植物園・相楽園・須磨離宮公園)
     大人/900円
     小人/450円
     ※その他各種割引がありますので、公式HPをご確認ください。

【公式サイト】https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/

【公式Instagram】https://www.instagram.com/p/CuMBGBkPyFM/

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この記事を書いた人

田部 愛

【神戸が大好き!】のどかな田園風景が広がる神戸の北の方に住んでいます。地元を中心に、六甲山や有馬温泉など、心と体が喜ぶ素敵なスポットを紹介します!プライベートでは2児の母。パンとパン屋巡りが大好きで、現在パンシェルジュ検定2級合格目指して勉強中!Mediallをひらいて、神戸に遊びに来てくれたら嬉しいです。

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