Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

自然  |    2023.08.25

大地のエネルギーを感じよう!10分の散策で絶景が見られる阿蘇・仙酔峡

こんにちは!Mediall 熊本担当ライターのさたけのぞみです。今回は「大地は生きている!」と

感じられる阿蘇の絶景スポット「仙酔峡」をご紹介したいと思います。

熊本の阿蘇は活火山、つまり現在でも活動している火山です。

今回ご紹介する仙酔峡は、火山のエネルギーをビシビシ感じられる場所!

なぜならかつて火口から流れ出した溶岩が、そのまま固まっている姿を見ることができるからです。

10分ほどで行ける展望台からは、大地を見渡す絶景も見られます。

それでは、さっそくご紹介していきます。

約10分で絶景が見える展望台に到着

仙酔峡の駐車場 かなり広いです

「絶景は見たいけど、山登りはしんどい…」そんな私にとって、間近まで車で行けるのは

嬉しいポイント。

仙酔峡は展望台のすぐ近くまで車で行くことができます。仙酔峡は登山口にもなっているので

停めているのは登山者の方くらいでしょうか。

今回は「朝日が見たい!!」と頑張って早起きしたので、誰もいませんでした。

散策路の入り口 花酔い橋

この花酔い橋から散策スタート!

仙酔峡はミヤマキリシマの名所としても有名で、橋の名前もミヤマキリシマに

由来しているのでしょう。見ごろの5月頃は、たくさんの人が訪れるそうです。

仙酔峡の散策路 

散策路はこのような感じで整備されています。

多少のアップダウンはありますが歩きやすく、子どもでも十分歩ける道です。

標高が高いので風が涼しい。絶景を楽しみながらお散歩しましょう。

うっすらと雲がかかっていました。雲海の一部かな?

自生する白い花

この時はアジサイのような白い花が、ところどころに咲いていました。

夜明け前の少し薄暗い時間に行ったので、白い色が浮かび上がり幻想的。

仙酔峡は途中分かれ道がありますが、最終的にはつながっていて

いろんなルートや景色を楽しめます。行きと帰りで違うルートを通ってみるのもいいですね!

展望台に着くと、朝日が昇り始めました。

雲の合間から朝日がのぼる

なんて荘厳な1日の幕開け…!

普段朝日や夕日を眺める暇もありませんが、たまにはこんなドラマチックな時間を味わいたい。

朝日が昇ったころ、ふりかえると阿蘇の山と青空が見えました。

雲をまとった阿蘇の山々

あまりにも美しい青空に、言葉を失います。

やっぱり熊本県民にとっては、阿蘇は特別な山です。

余談ですが、熊本空港は正式名称「阿蘇くまもと空港」と言い、空港に降り立つときに

阿蘇の雄大な景色を眺められます。阿蘇の山を見ると「帰ってきた」と実感します。

ああ、深呼吸!

溶岩がそのまま川のように固まっている

溶岩の流れ

これは阿蘇がかつて噴火した時に、溶岩が流れそのまま固まったもの。

まるで川が流れを止めてしまったような姿です。

最初の花酔い橋から見ることができます。

ところどころに水が溜まっている

普段は水はほとんどありませんが、雨の後などは流れができていることも。

一応近くまで行ける散策路はありますが、見るだけにとどめておきましょう。

かつての溶岩を間近で見れるなんて、なかなか無いと思いと思います。

注意事項

阿蘇に行くときは、当日の天候や火山の状況を把握して行きましょう!

主に注意してほしいことは2つ

  • ・噴火警戒レベル:仙酔峡は噴火警戒レベル3以上で立ち入り禁止となります。噴火警戒レベルは阿蘇市のHPで確認できますよ。警戒レベルが低くても硫黄臭がすることもあるので、持病がある方などは注意してください。
  • ・冬場の凍結:仙酔峡周辺は坂道も多く、冬場は凍結する可能性があります。スタッドレスなどの準備が必要。

安全に気をつけて、ダイナミックな自然を楽しんでくださいね。

ちなみに仙酔峡へのドライブルートも絶景です!

基本情報

阿蘇仙酔峡

〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地
駐車場:あり ※噴火警戒レベルにより、立ち入り規制あり

記事をシェアする

この記事を書いた人

さたけ のぞみ

熊本を中心に、名スポット・迷スポット・見逃せない人物など、好奇心の赴くままに探究しています。クスッと笑えて社会が1ミリでも良くなる活動が大好物。ローカルライター・二児の母。好きなことは読書、祭り、燻製、持ち寄りランチ会

関連記事