自宅よりバイクで15分。早朝の素晴らしい雲海が見える
日本三大秘境をご存じでしょうか?
岐阜県白川郷（しらかわごう）、宮崎県椎葉村（しいばそん）、徳島県三好市の祖谷（いや）。
各地ともに素晴らしい秘境と言えます。
今記事ではその中でも私が住んでいる徳島県三好市の魅力の一端をお伝えしていきます。
徳島県三好市は秘境『祖谷』だけじゃない
徳島県三好市池田町は、四国を横断している吉野川沿いにある小さな町です。
川と山の間の、少しばかりの平地や山の斜面で、人々が昔ながらの生活をしています。
雨上がりの翌朝には、霧や雲が山から立ち上がっていくのをよく見ることがあります。
大自然の中に住んでいるから雲海に出会える
早朝に風がなく、山を眺めると雲が大きく発生している時は雲海のチャンスです。
池田町から15分、車やバイクで山の上に走れば、そこは『非日常の世界』。
刻々と変化していく雲海を、何もせずにぼんやりと眺めているだけで心が癒されます。
秋口にかけて雲海が発生しやすい気象条件になっていくので、紅葉シーズンの旅行先候補に選んでみてはどうでしょう。
雲海が見える学校『ウマバ・スクールコテージ』
私が雲海を見に行った場所は、町内から吉野川の対岸に渡り山道を15分ほど登った先にある元小学校です。
リノベーションし複合施設として蘇った馬場(ウマバ)にある建物です。
山の中腹にあり、眺めが非常に良いため雲海をすぐ上から見ることができるんです。
『ウマバスクールコテージ』は香川県の高松空港から車で90分。三好市池田町内から車で20分の場所にあります。
小学校や幼稚園の統廃合が進む中、宿泊施設として活用される形になりました。
企業や団体の研修等で利用されていますが、個人で借りることも可能です。
体育館なども当時の施設がそのまま使え、宿泊部分やキッチンなどは綺麗に改装されているので、合宿用のホテルといった風に泊まれます。
詳しくは『ウマバスクールコテージ』(https://umaba-sc.com/)の公式サイトをご覧ください。
利用方法やどんな場所なのかがわかりやすく説明されています。
切り立った渓谷『大歩危小歩危』と吉野川が作り出す雲海たち
国の天然記念物・名勝として有名な大歩危小歩危エリアは、他の場所では見ることのできない風光明媚な渓谷や自然を見ることができます。
ですが、徳島県西部の魅力はそれだけではありません。
「すべてが秘境」と言っても過言ではないほどに自然豊かな地域です。
観光地だけでは物足りないと感じる方、更にここでしか見られない景色を楽しむなら、是非三好市で雲海チャレンジしてみてください。
