Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンをキュレーションする地方創生メディア

聖地  |    2023.11.29

犬飼い必見!!徳島県と香川県境のお寺で登場した『いぬいぬお守り』が可愛すぎる!|四国八十八箇所第66番札所 雲辺寺

四国八十八箇所第66番札所となる雲辺寺は、所在地は徳島県三好市ですが霊場としては香川県の札所となっています。
八十八箇所中最も標高が高い位置にあり、山頂公園にある「天空のブランコ」がSNS映えすると話題です。

そんな雲辺寺から、新たにとっても可愛いお守りの授与が開始されると聞き、伺ってきました!

その名も「いぬいぬお守り」!!

お話を聞かせてくれたのは、雲辺寺の副住職さんです。

「『いぬいぬお守り』は私が考案したもので、いくつかあったラフ画から可愛く出来上がったデザインを選びました。
どこにでもある物では面白くないので、雲辺寺オリジナルのお守りは基本的にお寺が考えています。

昔は犬や猫は飼っているという感じだったように思いますが、今は家族の一員となってますでしょう。
子供または親にお守りを持たせる感覚でペットにもお守りを、という気持ちで作りました。
雲辺寺は山にありますので、山の中は迷い犬や捨て犬・猫が多く…家族の元から離れる事がないように、家に帰れるように」と、お守りが作られた経緯を話してくれました。

また、「犬が無事戻るようにで『いぬ』と、中四国の方言で『帰る』の意味の『いぬ』で、『いぬいぬ』なんです。
関西でも伝わるでしょうが、大阪より東では通じないかもしれませんね。
方言にする事で地元感というか、地域性を持たせたお守りになっています」との事。

いぬいぬ、語感が可愛くて口に出して言いたくなりますね!

御札だけじゃない!犬と人間を守る効能も!

お守りの中には御札だけではなく、虫除けのハッカを中心とした雲辺寺オリジナル調合のお香が入っています。
「お香の調香師さんと打ち合わせをしながら、散歩の時などに蚊を寄せ付けない(犬のフィラリア予防)匂いを入れました」と副住職。
人と犬、両方への心遣いが有り難いですね。

お守りのサイズは2種類となっており大800円・小700円。
単体でも、親子セット(1,500円)でも授与可能です。

「家族の無事も願って、飼い主とペットが親子のようにお揃いで持って頂ければと思っています。
元々雲辺寺は犬を連れての参拝はOKですし、雲辺寺ロープウェイもペットの同伴OKですので昔から多かったのですが、山頂公園が整備されてから更にペット連れが増えました。
参拝者の多様性が広まって『ペットのお守りはありますか?』などの問い合わせもあり、需要があるのではと思っています。
自分もシェパードを飼っていますので、『家族の一員』という気持ちも分かります!」とにこやかに話してくれました。

雲辺寺さんのインスタグラムは【こちら

季節感をそのまま閉じ込めた、オリジナルの期間限定御朱印

雲辺寺のインスタグラムより 紅葉の御朱印

雲辺寺では紅葉の時季や紫陽花の時季など、期間限定のオリジナルの御朱印が頒布されています!
1枚1枚、副住職が手作りされているんですよ。
季節感をそのまま閉じ込めた御朱印、ぜひ頂きたいですね。
※頒布は掲載時には終了している可能性があります。

瀬戸内海が見渡せる大パノラマの山頂公園『天空のブランコ』

雲辺寺から少し歩いた場所にある山頂公園のブランコは、2020年に設置され「天空のブランコ」としてSNS映えすると話題になり、参拝者のみならず親子連れやカップル、グループでのお出かけ先としても人気です。
まるで「アルプスの少女ハイジ」のオープニング映像のようなブランコ、子供の頃に憧れませんでしたか?

大きいブランコがちょっと怖いという方には、子供用の小さめのブランコもありますよ(体重60kgまで)。
どちらも、大パノラマを独り占めした気分になれます!

可愛いフォルムのキッチンカーで、本格的な珈琲とクレープが食べられます

山頂公園では2022年にキッチンカーのコーヒー屋さん「雲辺寺コーヒー&park」と、クレープ屋さん「Ohale crape」がそれぞれオープンしました。
天然のテラス席となっている山頂公園で頂く珈琲とクレープは、ここでしか味わえません!

最後に

雲辺寺では「いぬいぬお守り」以外にも、可愛くデフォルメされた干支の動物のお守りや「雲のおみくじ」など、思わず「可愛い!」と言いたくなるお守りやおみくじが社務所に並べられています。
中にはご住職考案の「雲辺寺最強お守り」も!

お守りやおみくじ、御朱印は参拝後に頂きましょう。

四国八十八箇所 第66番札所 雲辺寺

〒778-5251 徳島県三好市池田町白地ノロウチ763
開門時間:7:00~17:00
tel:0883-74-0066
Instagram

記事をシェアする

この記事を書いた人

犬山 涼

名前:犬山 涼 (犬が書いてます) 四国のへそ在住ライター。探究心のままに幅広いジャンルで執筆、四国の「知る人ぞ知る」ならお任せあれ! まだまだ知られていない「人・事・物」をお届けします。 珈琲豆の自家焙煎・販売も行っています。ご購入は各種SNSまで。     ↓「記事一覧」を押していただくと、各種SNSのリンクあります♪ ↓

関連記事