心と身体が生まれ変わるようなロミロミの施術をするセラピストEriさん。
私も実際に体験して、身体と心がリラックス。生まれ変われるような感覚を覚えました。
前編:新しい私に生まれ変わるハワイ生まれのロミロミLa’akeaで私の身体と心をいたわる時間
後編では、ロミロミセラピストになった経緯をお聞きしました。ロミロミに対する考え方や、今年から始めた二拠点生活の暮らしぶりもお伝えします。
実業団での苦しい経験が新しい自分へと導いた
実業団でバスケット選手と会社員の両立をしてきたけれど、ケガをきっかけに引退を決意、会社も退職することに決めたEriさん。実のところケガをするまでの期間も「このままでいいのかな」と思いつつの選手生活だったといいます。バスケットは好きだったけれど、会社員として仕事していくことへの違和感を感じていた日々。
「だからかもしれませんが、実業団時代の後半はケガが多かったんですよね」
ケガでリハビリをしていた時期、心身ともに疲れ果てていた様子を見かねたEriさんの母に勧められて受けたマッサージ店。母はアロママッサージ、Eriさんが受けたのはロミロミ。それがロミロミと初めての出合いでした。
マッサージはリハビリとして受けるもの。これまでリラクゼーションとしてのマッサージを受けた経験がなかったのだそう。最初は気が進まなかったものの、母の強い勧めを受けて行くことにしたそうです。
ロミロミを受けた後、身体だけでなく気持ちまでスッキリするような経験から、ロミロミ、そしてハワイへの興味がみるみる湧いて、「バスケットの大会を終えて退職したらハワイへ行こう!」と決意。退職後に早速ハワイへ出発します。
ハワイでは、ロミロミ、スポーツマッサージ、ホットストーン等の基本的なハワイアンリラクゼーションの知識を学んだEriさん。帰国後はフェイシャルや栄養学を学んだのち、ロミロミを追求していった結果、清里在住のカミムラマリコ先生に出会い師事することになりました。
「マリコ先生との出会いはとても大きかったです」
ロミロミを学んでいる過程でヨガの必要性も感じ、インストラクターとしての資格も取ることにした理由を、
「ロミロミの手技は丹田で動かすもの。重心で感じないといけなくて地に足をつけてロミロミをする必要がある。そういう意味でもヨガをすることが、私にとって必要なことだと思えたんです」と語ります。
カラダと心はすべて繋がっているからこそ、一人ひとりに適したサービスを提供できるように、フェイシャル、栄養学に加え、ロミロミとヨガといった色々なサ―ビスを学んでいったのだそう。必要な人へ必要なものを届けたい。そういう思いでロミロミをはじめとする各種サービスの提供をしているのです。
千葉と福島の二拠点生活をすることで、改めて気づかされたこと
今年の1月から、東京を離れ千葉と福島の二拠点生活を始めたEriさんとパートナー。
二拠点生活を提案したのは、パートナーであるボーノさん。彼は、コーヒーの焙煎士。『八七一珈琲』という名前でオンラインでコーヒーの販売をしています。(Instagram)
そんなふたりが自分たちらしい暮らし方を求めて、東京を離れ二拠点生活を始めたのです。
東京在住時はロミロミやヨガを自宅サロンやスタジオで行ってきたけれど、それを手放して店舗を持たなくなり、暮らしぶりは大きく変わりました。


二拠点生活をして、気づいたこと。それは、
・これまで、見て見ぬ振りをしていたこと
・「これでいいか」と諦めてしまっていたこと
暮らしの中に埋もれてしまって、忘れかけていたこと。それを思い出すことができたのだそうです。
・自然と調和した中で暮らしたい
・心のままに動いてみたい
東京暮らしの中で忘れかけていたけれど、移住をきっかけに本来したかったことである自然の中での暮らしにより、身体と心がイキイキしだしたことを実感したEriさん。


「私自身が大切にしたいことを、改めて認識することができました」と笑顔で語ります。そんなEriさんからはこれまで以上にパワーを感じます。
・その人が大切なものに気づく
・「今」私自身を大切にする
現代社会ではなかなか自分自身を大切にすることができなくて、周りのことを優先してしまいがちです。
ロミロミやヨガを通して「私を大切にすること」を再認識し、それを施術するお客さまへ伝わるといいなと思いつつ、心を込めてロミロミをしているというEriさん。
AIとテクノロジーの発達により、人でなくてもできる仕事というのはますます増えていっていますが、ロミロミやヨガは「人だからこそできること」だと実感します。
今後、身体に触れるマッサージのロミロミだけでなく、こころの解放を主にしたメニューをお届けしたいと意欲的に話すEriさん。話すことにより自分自身が気づけていなかった気持ちを知ることができたり、感情の解放が身体を芯から緩めてくれるチカラに変わったりすることを目的とするメニューの提案です。
二拠点生活になったからこそ、新しいロミロミのカタチが生まれそうです。
ロミロミは「祈り」
「良くしようと思いながらロミロミをすると本当にうまくいかないんです。自我が前に出てしまうと途端に『手』が変わってしまって。今この時、目の前にいるお客さんだけに集中する。それによりロミロミによる癒しがお客様に伝わるのかもしれません」
ロミロミを通して得られたことが多かったこれまでの経験をもとに、ロミロミやヨガなどを通して人へ伝えているのですね。
La’akeaでの施術を通して「私を大切にすること」を伝え続けています。そんなEriさんの「祈り」に心から穏やかな気持ちになれる人たちがもっともっと増えていきますように。

店舗情報
La’akea(ラアケア)Eri Yanai
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