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聖地  |    2025.02.25

大きな楠に圧倒される百舌鳥八幡宮に出かけよう|大阪府堺市

百舌鳥八幡宮(もずはちまんぐう)は大阪府堺市にある、厄除開運のご利益があると人気の神社です。
この神社では、堺市で有名なお祭りである「ふとん太鼓」の宮入宮出も行われます。

この記事では、百舌鳥八幡宮の歴史や見どころをたっぷりご紹介します。

百舌鳥八幡宮とは

百舌鳥八幡宮とは、大阪府堺市北区にある神社です。
JR阪和線百舌鳥駅からは徒歩10分ほど。
住宅地を抜けていくと、百舌鳥八幡宮に到着します。厄除開運や交通安全のご利益があるとして地元民に人気のある神社で、摂末社として稲荷社や水神社もあり見どころ満載です。

一番の見どころは、社前にある大きな楠。この楠はなんと樹齢800年で、さらに府の天然記念物に指定されています。

そして、気になる主なご利益は厄除け。もちろん家内安全や安産祈願に訪れる方も多くいらっしゃいます。
【百舌鳥八幡宮の基本情報】

住所〒591-8037 大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町5丁706番地
連絡先TEL 072-252-1089 (受付時間 9:00~17:00)
アクセス         JR阪和線 百舌鳥駅下車 徒歩10分
南海高野線 百舌鳥八幡駅下車 徒歩15分
駐車場あり(無料)
公式HPhttps://www.mozu8.com/

百舌鳥八幡宮の歴史

百舌鳥八幡宮の歴史を簡単にご紹介します。
欽明天皇の時代(532~571年)に、創建されたと伝えられています。
神功皇后が難波からお帰りの際に、百舌鳥の地に天下泰平民万人を守ろうという願いを込めて創られ、お祀りされました。

新葉和歌集に和泉国万代別宮に参籠し侍りける時よめる」として「民安く国治まれと祈るかな、人の世よりもわが君の為」という二品探勝親王の御歌が載せられています。
この親王は、亀山天皇の皇子として歴史に残されている人物です。
南北両朝戦乱の世を憂う余り、この神社に参籠されました。
百舌鳥八幡は、皇室とのつながりが深かったともいえるでしょう。

また近代では、明治時代に大久保利通卿も参拝されました。
そして大阪城代の交代の際には、必ず百舌鳥八幡に参拝されるのが慣例となりました。
古来、大阪市や堺市近隣の人々の参拝が多く、なんと江戸時代には200~300人の団体が献納物を持って参拝したという記録が残されています。

いかがでしょうか。なんとなく、古い時代からある由緒ある神社だということがお分かりいただけましたか?

初詣には必ず訪れていますが、このような歴史があることには驚きました。

ぜひ見てほしい!百舌鳥八幡宮のおすすめスポット

百舌鳥八幡の歴史がわかったところで、「実際に訪れたらぜひここを見てほしい」というスポットをご紹介します。

大阪府の天然記念物の大きな楠

この百舌鳥八幡の顔といっても過言ではない「大きな楠」をご紹介します。
私自身も初めて見たときは、大きさにびっくりして言葉を失ったほど。
それもそのはず、約25mの高さで、太さは約1.8mです。
天気がいい日は、楠を見上げると青空とのコントラストがとってもきれいでした。
実はこの楠、樹齢800年以上で、大阪府の天然記念物に指定されています。

大きさもさることながら、神聖な雰囲気とパワーをもらえる楠です。

鳥居

神社の神聖なシンボルである鳥居。百舌鳥八幡に近づくと、大きな鳥居が現れます。
入口の鳥居をくぐるとまっすぐ続く参道。
参道を進み、階段を上り終わると次の鳥居があります。
社殿の前の鳥居の扁額は、約50年ぶりに修復工事が行われました。
扁額とは、鳥居に掲げられている「額」のこと。
この扁額は非常に大きく、縦約210㎝、横約125㎝。
そして、これは大久保利通の三男大久保利武(おおくぼ としたけ)の揮毫によるものです。
大久保利武は大正時代に大阪府知事を務めた人物です。

社殿

鳥居をぬけると社殿があります。本殿は1726年、拝殿は1830年の建立で、1971年に修復されています。社殿の大きさは大阪府屈指の大きさとしても有名です。
本殿のしめ縄の長さはなんと約6メートル。このしめ縄は神社の神田にて収穫したもち米の藁でつくられているのだそうです。
大きな拝殿に手を合わせていると、心が洗われ大きなパワーがもらえる気がします。

摂末社

摂末社とは、本社の管理に属する境内やその付近にある小さな神社のことです。百舌鳥八幡宮には、以下の5つの摂末社があります。

  • 若宮社
  • 市杵島社
  • 水神社
  • 稲荷社
  • 招魂社

それぞれに異なる趣があり、全て参拝してみるのもおすすめです。全ての摂末社を巡っても30分程度なので、ぜひ足を運んでみてください。

百舌鳥八幡宮の御朱印や御守り

御朱印を楽しみにされている方や、大切な方に御守りを買って帰るという方も多いかもしれません。百舌鳥八幡もご利益がありそうな御守りやおみくじがたくさん。
おすすめのものを紹介します。

おみくじ

おみくじの形はなんとはにわ(授与料 1,000円)。これは百舌鳥古墳群にちなんだものなんだそう。
もちろん、一般的な開運みくじ(授与料 200円)もあります。

御朱印

こちらの御朱印はなんと、季節によってデザインが変わります。梅や晩秋など、その季節を表すものになっています。(授与料 500円)
好きなデザインのものを集めてみるのも楽しいですね。

切り絵御朱印のもあります。こちらは、授与料1,500円と高価ですが、切り絵のデザインがとっても素敵。
飾って楽しめるのも良いですね。

御朱印帳も百舌鳥古墳やふとん太鼓をデザインしたものがあります。
朱印帳(大)2,500円 (小)2,000円
季節限定の御朱印は「百舌鳥八幡」の公式インスタグラムに掲載されています。

御朱印を集めていない方もぜひ、この百舌鳥八幡から始めてみては?

御守り

ふとん太鼓のワンシーンが刺繍された御守り(初穂料1,000円)は、ふとん太鼓が堺で有名なので、人気があります。
もちろん、干支、交通安全や家内安全などの御守りなども多くあります。

ぜひ、お気に入りを探してみては?

まとめ

いかがでしたか?
今回は、堺市にある百舌鳥八幡をご紹介しました。
百舌鳥八幡は、大きな楠と社殿が魅力的な神社です。

毎年9月中旬から10月上旬のふとん太鼓が開催されるときは、街全体が盛り上がり普段とは違った百舌鳥八幡をお楽しみいただけます。

駅からも近いので、お散歩がてらに参拝するのもおすすめです。
ぜひ、百舌鳥八幡宮にパワーをいただきに来ませんか?

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この記事を書いた人

keiko1124

大阪府堺市のWEBライター。 【趣味】旅行、愛犬(フレンチブルドック2匹)と遊ぶこと、スポーツ観戦、おいしいものを食べること 堺市でも知らないことがたくさん。堺市や大阪のいいところをたくさん紹介していきます! 【プロフィール】こちらにまとめております。 https://a64d6d6d58.edire.co/

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