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聖地  |    2025.03.21

強力な縁結びとかつての冷凍庫「氷室」が残る神戸・氷室神社【後編】

1800年もの歴史がある神戸の氷室神社。
前編では、氷室神社の歴史と氷室、氷室神社にまつわる3つのエピソードを紹介しました。

後編では、愛の手紙、この地が縁結びと言われるようになったエピソード、おみくじやお守りについて詳しく紹介していきます!

前編はこちら

強力な縁結びとかつての冷凍庫「氷室」が残る神戸・氷室神社|兵庫県神戸市【前編】

愛の手紙について

愛のポスト

神戸の氷室神社と言えば「愛のポスト」が有名。
氷室神社ならではの縁結び祈願で、神様へ理想の相手や片思いについて手紙を書いて、ポストに投函すると、神様が恋を叶えてくれるというもの。

愛の手紙

片思いの恋愛成就はもちろん、理想の人に会いたい、いい出会いがほしいなど、恋愛での願い事を神様に向けて手紙にします。
では、なぜ歴史ある地域の神社が、恋愛の神社と言われることになったのかというと、ここにもあるエピソードがあったのです!

平通盛と小宰相の悲恋

平清盛の弟、教盛(のりもり)には二人の息子がおり、長男は通盛(みちもり)と言いました。
通盛は、かつて京都にあった法勝寺の花見で小宰相(こざいしょう)という女性に出会います。

小宰相に一目ぼれした通盛は3年間もの間、ラブレターを書き続けます。
しかし、一向に返事はなく、ついに諦めようと最後に手紙を書いたのです。

手紙は小宰相のお付きの元に届きます。お付きの方は3年もの間手紙を送ってきた通盛のことを気にかけていました。そこで、小宰相に「あまり強気な態度は良くないですよ」と助言。
そこでやっと小宰相は心を開き、夫婦となって結ばれるのです。

ですが、源平合戦が始まり、通盛も出陣することになり、氷室神社付近に陣をとります。
そしてこの氷室神社で逢瀬を重ね、身ごもったことを知らせる小宰相。

ですが、妊娠を喜んだのも束の間、通盛は源平合戦で亡くなってしまうのです。
夫の死に悲しんだ小宰相は夫の後を追い、海へ身を投げて亡くなるのでした。

愛の手紙の書き方

平通盛と小宰相の恋愛は悲恋となりましたが、このことから、氷室神社は縁結びの神社と呼ばれるようになりました。

愛の手紙

平通盛と小宰相を結びつけたのも手紙であることから、神様に愛の手紙が書ける氷室神社。
神様への手紙と思うとなんだか緊張してしまいますよね!

愛の手紙を書く際は、書き方をよく読んで、境内の中にある紙を使用し、神様に手紙を書きます。
実は、氷室神社の手紙は、手紙の理想通りの人と付き合えたけど、想像より年上すぎた、なんて人もいるのです。
そのため、理想の相手や片思いの手紙も細かく書いたほうがいいそう。

ただ、細かく書くと長くなるので、事前に下書きをしていったほうがいいかもしれません。
丁寧に手紙を書いたら愛のポストに投函しましょう!

本殿の中で手紙が書ける
手紙を書くスペース(本殿外)

おみくじ・お守り

おみくじ

氷室神社にはおみくじとたくさんの御守りがあります。
おみくじは普通のおみくじと、恋みくじ、社務所前にはお子様向けと思われる子どもみくじというものもありました!

恋みくじには恋愛にまつわる内容が書いてあり、血液型や年の差などおすすめの相手が細かく記されています。
縁結びのお願いの際にはぜひ、恋みくじを引くのがおすすめです!

社務所
お守り

こちらは社務所においてあるお守り。
縁結びのお守りだけでも9種類ありました。色や形も様々あり、思わず悩んでしまいます!

ほかにも合格御守りや開運厄除け御守り、夢かない御守りなどもあるので、お土産での購入にもおすすめです!

絵馬と御朱印
願いが込められた絵馬

氷と愛の聖地・氷室神社にお参り

さまざまな伝説を持つ氷室神社。
1800年もの歴史の中で、氷室の発見や夢占い、悲恋など様々な出来事がこの地でありました。

このようなエピソードを知ってから氷室神社に行くと、より歴史を感じられるかもしれません。
歴史ある氷と愛の聖地、氷室神社に参拝してみてはいかがでしょうか?

氷室神社

住所:兵庫県神戸市兵庫区氷室町2-15-1
電話番号:078-531-2833
社務所受付時間:8:00~18:00

https://himurojinja.or.jp

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この記事を書いた人

ChicacoMurayama

【アーティスト/ライター】【神奈川県公認Mediallライター】 幼い頃から絵を描くことが好きで、画家活動を行う。また、読書、執筆、写真を撮ることも好きでフリーライターとしても活動。 作品は独自に研究し生み出した技法のサンドアート。コンセプトは「綺麗な世界、穏やかに心温まる世界」。展示販売、年に数回のワークショップ、ラジオでアートについて話したりアート普及活動も行う。 多めで見やすい写真とわかりやすい等身大の言葉で、アート、美術館・博物館をメインに画材、文具や神社、カフェなどを紹介していきます! 

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