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フード  |    2026.01.09

みそかつの店けんと|名古屋らしさ全開の正統派みそかつ定食

名古屋といえば、やはりみそかつ。観光客向けの有名店も多い中で、今回足を運んだのは、定食屋らしい落ち着いた空気が漂う「みそかつの店けんと」です。

揚げたてのとんかつに、別皿で添えられる濃厚なみそだれ。派手さはありませんが、ジューシーなとんかつをみそダレでいただくのは至福のひとときでした。

この記事では、実際に食べた定食の内容や味わい、店の雰囲気を交えながら、みそかつの店けんとの魅力を紹介します。

注文したのはみそかつ定食(1,500円)

今回注文したのは、みそかつ定食(1,500円)。運ばれてきた瞬間、まず感じたのは想像以上にしっかりした量でした。

大きめの皿に盛られたとんかつは、カットされていて見た目にも食べ応え十分。脇にはたっぷりの千切りキャベツと、マカロニサラダ。別皿でみそだれ、ごはん、味噌汁、小鉢、漬物が揃っています。

主役はみそかつ|衣と肉、そしてみそだれを受け止める設計

定食の中心にあるのは、とんかつにたっぷりのみそだれを合わせたみそかつ。この店のとんかつは、みそをかける前提で作られていることが、ひと口目で分かります。

衣は細かく、厚すぎない仕上がり。サクッとした食感は残しつつ、みそだれを受け止めてもベタつかず、重たくなりません。衣だけが主張せず、みそと肉の間にきちんと収まるバランスです。

中の豚肉はしっとりとしていて、脂は控えめ。みその甘みとコクが加わることで、肉の旨みが輪郭を持って立ち上がります。断面を見ると火入れは均一で、みそだれを絡めても味が負けない設計になっていました。

別皿のみそだれが決め手|甘さとコクのバランス

みそかつの味を左右するのが、みそだれ。みそかつの店けんとでは、みそだれが別皿で提供されます。

このスタイルのおかげで、最初はそのまま味わって途中からみそをつけるなど、食べ進め方を自分で調整できます。

みそだれは、見た目こそ濃厚ですが、甘さが前に出すぎないタイプ。コクはしっかりありつつ、後味は重くなりすぎず、ごはんとの相性を意識した味わいです。
とんかつを丸ごと浸すより、一切れずつ必要な分だけつけると、衣のサクッと感と、肉の旨み、みそのコクがちょうどよく重なります。

みそだれが主張しすぎない分、とんかつ自体の仕上がりが活きてくる。みそで食べさせるのではなく、みそで完成させる、そんな印象のみそかつでした。

ごはん・味噌汁・副菜|定食としての完成度

みそかつの満足度を支えているのが、ごはんや副菜を含めた定食全体の構成です。

ごはんは、みそだれとの相性を前提にした炊き加減。粒立ちはほどよく、みそのコクを受け止めつつ、重たくなりすぎません。みそだれを少し絡めたとんかつをごはんにのせると、自然と箸が進みます。

味噌汁は主張しすぎない味わいで、揚げ物の合間に口を整えてくれる存在。副菜や漬物も、箸休めとして十分な役割を果たしています。

おわりに

みそかつの店けんとでは、名古屋名物のみそかつを堪能できます。衣・肉・みそだれのバランスがよく、ごはんや副菜まで含めて一食としてきちんと完成しています。

派手さや話題性を狙った店ではありませんが、その分、「ちゃんとしたみそかつを落ち着いて食べたい」という気分にしっかり応えてくれる一軒。観光の合間でも、日常の食事としてでも、安心して選べる店だと感じました。

名古屋でみそかつを食べる機会があれば、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

みそかつの店けんと

住所:愛知県名古屋市中区栄2-9-3 伏見第一ビル B1F
営業時間(ランチ):11:30〜14:00
営業時間(ディナー):18:00〜22:00
定休日:なし
電話番号:052-201-3032

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この記事を書いた人

宮崎 千聖

兵庫県在住のフリーランスライター。10歳まで姫路市で過ごし、11歳から現在に至るまで加古川市で暮らしています。兵庫歴は25年。海と山に囲まれた遊び場の宝庫・兵庫の魅力を存分にお伝えします!

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