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フード  |    2026.01.14

高松の名物を食べ比べ!骨付鳥 蘭丸でおやどりとひなどりを両方食べてみた

香川県の名物といえば、まず思い浮かぶのはうどんかもしれませんが、もうひとつ外せないのが骨付鳥です。

骨付鳥には「おやどり」と「ひなどり」があり、どちらを選ぶべきか迷うのも楽しみのひとつ。噛みごたえを楽しむか、ジューシーさを取るか、好みが分かれるのではないでしょうか。

今回訪れたのは、高松で長く親しまれている骨付鳥の名店「蘭丸」。ここで、おやどりとひなどりの両方を実際に食べ比べてみました。

ひなどり|迷ったら選びやすい王道の一皿

最初にいただいたのはひなどり。骨付鳥を初めて食べる人や、ジューシーさを重視したい人に選ばれやすい一皿です。

提供されたひなどりは、皮目がこんがりと焼かれ、表面にはスパイスがしっかりとまぶされています。鉄皿の上で音を立てる脂と、立ち上がる香ばしい香りが、食欲を一気に引き上げます。

一口かじると、驚くほど柔らかい食感。中からあふれる肉汁が印象的で、噛み切りやすく、ストレスなく食べ進められます。

味付けはしっかりしていますが、重たさは感じません。にんにくや胡椒の風味はありつつも、鶏肉そのものの旨みが前に出ており、バランスの取れた仕上がりです。キャベツと一緒に食べることで、脂の甘みと塩気が和らぎ、最後まで飽きずに楽しめます。

おやどり|噛むほどに旨みが増す通好みの一皿

次にいただいたのがおやどり。ひなどりと比べると、見た目からして力強さがあります。皮目の焼き色はやや濃く、鉄皿の上でじっくり火が入っていることが分かります。

一口目から感じるのは、はっきりとした歯ごたえ。ひなどりのように簡単に噛み切れるわけではありませんが、その分、噛むたびに鶏の旨みがじわじわと広がっていきます。

肉質は締まっており、スパイスやにんにくの風味に負けない存在感があります。塩気や胡椒の刺激はしっかりしていますが、脂の重さは控えめで、意外と食べ疲れしません。

特に印象的だったのは、後半にかけての味の伸び。噛み続けることで旨みが増し、キャベツを挟みながら食べ進めると、ひなどりとはまったく違う満足感があります。

柔らかさよりも、味の深さや食べごたえを求める人には、おやどりのほうがしっくりくるはずです。「骨付鳥らしさ」を強く感じられる一皿でした。

食べ比べて分かったひなどりとおやどりの違い

ひなどりとおやどりは、同じ骨付鳥でも印象が大きく異なります。実際に食べ比べてみて感じた一番の違いは、食感と満足感の質でした。

ひなどりは、柔らかくジューシーで、噛んだ瞬間に旨みが広がります。肉離れもよく、テンポよく食べ進められるため、骨付鳥を初めて食べる人でも扱いやすい印象です。脂の甘みも分かりやすく、全体として親しみやすい味わいでした。

一方のおやどりは、噛みごたえがあり、時間をかけて味わうタイプ。一口ごとの旨みはひなどりよりも深く、噛むほどに鶏のコクが増していきます。スパイスや塩気との相性もよく、食後に残る満足感はかなり高めです。

どちらが優れているというより、向いている人が違う、というのが正直な感想。軽やかに楽しみたいならひなどり、しっかり食べた感覚を求めるならおやどり。同じ店でここまで印象が変わるのも、骨付鳥という料理の面白さだと感じました。

おわりに

香川県の名物というと、どうしてもうどんの印象が強くなりがちですが、高松の夜には骨付鳥という、もうひとつの定番があります。蘭丸で食べたひなどりとおやどりは、それぞれに明確な個性があり、食べ比べることでその違いがよく分かりました。

柔らかさとジューシーさを楽しめるひなどり。噛むほどに旨みが増す、食べごたえのあるおやどり。どちらも骨付鳥らしさがあり、好みによって選べるのが魅力です。

初めて訪れるなら、まずはひなどり。骨付鳥の奥深さを知りたくなったら、おやどりにも挑戦してみるのが良いのではないでしょうか。

骨付鳥 蘭丸

住所:香川県高松市大工町7-4
営業時間:17:00~22:00(L.O.21:45)
定休日:なし
電話番号:050-5484-1897

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この記事を書いた人

宮崎 千聖

兵庫県在住のフリーランスライター。10歳まで姫路市で過ごし、11歳から現在に至るまで加古川市で暮らしています。兵庫歴は25年。海と山に囲まれた遊び場の宝庫・兵庫の魅力を存分にお伝えします!

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