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フード  |    2023.11.02

片瀬に導かれ15年。地元と訪れた人々の出会いの場に〜FARO LIQUOR BAR 〜

藤沢市片瀬にある、メキシカンバル「FARO LIQUOR BAR」。
片瀬は、江ノ島もほど近く、夏場になると浜辺に海の家が立ち並び、週末にはごった返すほどの人出があります。

観光地である一方、片瀬で生活する人々にとっては「地元」と言えます。

片瀬を訪れる人々と、地元の人々の接点として存在しているのが「FARO LIQUOR BAR」。

今回は、片瀬に導かれ、片瀬に育まれ、片瀬と共に歩み続けるお店の紹介です!!

FARO(ファーロ)LIQUOR BAR とは

※「FARO LIQUOR BAR」は 以下、「FARO」と表記します。

冒頭に述べた通り、FAROは観光地のすぐそばで、夏はてんやわんやだとのこと。

夏場を過ぎれば徐々に人出も落ち着き、訪れるお客さんは地元のお客さんがメインになります。また同業者のお客さんが多いのが特徴です。

営業時間がAM2:00までの設定であり、地元で商売をしている方が、自分のお店を締めた後もやってるお店が、Faroなのです。

ドリンクメニュー

2021年にテキーラ・マエストロの資格を取得された店主。食事にあったテキーラを提供してくれます。

テキーラ・マエストロとは、日本テキーラ協会が主催する、テキーラを体系的に学び、テキーラの製法、歴史、定義などの講義を経て、テイスティングと筆記試験合格後に与えられる資格です。

テキーラは、産地により製法が違ったり、原材料であるアガヴェの生育環境の違い、さらには熟成させるさせないなどで、個性を持ちます。

テキーラ・マエストロである店主が、料理やその日の気分に応じ、チョイスしてくれるでしょう。

クラフトビールも提供しています。取材の日はアメリカのクラフトビールが用意されていました。
常に取り扱いがあり、楽しめます。

ワインは、ソムリエの資格取得を目指し奮闘中とのことです。

自然派(原材料育成を自然が持つ力を最大限に活かして作られる)ワイン、オーガニックワイン、なども数多く揃えています。

フードメニュー

片瀬で15年、飲食店で修行された店主が、完全オリジナルのメニューを提供しています。

ベースはスパイシーなメキシコ料理。

「FARO」とは、スペイン語で灯台を意味します。
お店を始める際、メキシコの食文化に興味があり、実際に取り扱うことに。
メニュー構成はメキシカン料理を中心に取りそろえています。

店主紹介

サーフィンがしたくて、地元である群馬県から藤沢へ。

ビジネスホテルに滞在しつつ、仕事探しの日々を送ります。いくつも飲食店の面接を受けました。
即決し、受け入れてくれたのが片瀬のレストランでした。

FARO オーナーそうちゃん

導かれるように決まったレストランで、接客と料理を学びます。

4年間の積み重ねの結果、店長業務を任されるほどに。

自分で店をやりたいという意欲も芽生え始め、FAROを立ち上げました。

地元がつながる催し

面白そう、と自身が感じることは形にしたいと行動できる店主。

2023年4月には、オープン3周年記念パーティーを企画。片瀬海岸の飲食店とコラボしたフードプレートを提供。企画側と協賛側が「片瀬」を宣伝できる内容となりました。

他にも、親しい付き合いのあるお店とコラボしたTシャツも制作されました。


地元に密着し、お店を結びつけ、お互いに引き上げていくスタイル。これがファンを根付かせる秘訣なのだと感じました。

週末を中心に行われる多彩な音楽イベントも魅力的です。

また、営業時間にとらわれず、季節ごとの集まりや打ち上げなど、柔軟に対応できます。

FARO(灯台)が灯す先

自分と同じく、他県から入ってきた(移住してきた)方々が、何かと出会える、始めるキッカケとなる場所を提供出来ればと思うし、その機会が生まれ、結びついていくことに幸せを感じます。

地元の人達に愛される、社交場みたいなお店作りを目指しています。

お店の名前の意味は、前述のように「灯台」です。

その「灯台」を目指して、人々が集まるようなお店を作りたい。そんな気持ちのこもった場所を提供したいとのことです。

「片瀬ブランド」なるものを、片瀬の個人事業主のつながりで作り上げたい。この思いに共感してくれる仲間がいることが、歩みを進める後押しとなってくれているそうです。

アクセス

FAROは、江ノ電からも小田急からもちょうど真ん中に位置する商店街「洲鼻(すばな)通り」にあります。
どちらからもアクセスしやすいです。
また、深夜時間帯では、まさに「灯台」の役割を果たしてくれ、人々を導くことでしょう。


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この記事を書いた人

TomokazuYamaoka

湘南に移住し3年。 コミュティに馴染み、つながり、地域のオンリーワン・ナンバーワンを執筆させて頂いております。 いち早く良好なコミュニケーションを築きあげるのが得意。 "取材"の概念より、もう一歩踏み込む「ここでしか聞けない話」を記事にするのがモットーです。 太い"サーフィンつながり"は、余すことなく駆使します。 また、料理経験で舌が肥えました。 能登半島への思いを込めて、能登&加賀料理作りました。

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