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フード  |    2026.08.19

全メニュー小麦粉・乳製品不使用。一人でも親子でもくつろげる発酵カフェ「しみこむ」|香川県綾川町

発酵カフェ「しみこむ」は、香川県綾川町ののどかな田園風景の中にあるお店です。主に発酵食品を使用したメニューを取り揃えていて、体に優しく、おいしいことが特徴です。大人一人でももちろん、小さな子と一緒の時も安心して行けるカフェをご紹介します。

今回お話を伺ったのは、カフェしみこむオーナーの三木えりかさん(左から2番目)とスタッフまゆさん(一番左)、えりなさん(右から2番目)、あゆみさん(一番右)です。

赤ちゃんもおひとり様もくつろげる、元仕出し屋の大きな一軒家


ことでん挿頭丘(かざしがおか)駅から徒歩約7分。国道32号線から北に一本入った県道282号線からすぐの場所。田畑や住宅があるのどかな風景の中に、くまの親子の大きな看板が見えてきます。そこに元は仕出し屋だったという、ひときわ大きな一軒家があります。こちらが発酵カフェ「しみこむ」です。

建物の1階には、約20畳のお座敷席を完備したカフェスペースと親子教室の部屋、2階にはフォトスタジオがあります。県内外から親子が訪れる、いつも賑やかな場所です。カフェの畳スペースは、赤ちゃんが自由にハイハイできる空間です。持参した離乳食は電子レンジで温めが可能。子ども用の椅子やおむつ替えスペースも整っています。また、机が全て壁向きで、一人で来店しても他のお客さんの視線が気になりません。

鮮やかなオレンジの壁面には、カラフルで可愛らしい絵が飾られています。オーナーの弟で画家の滝勇一さんの作品です。また、観葉植物や小物が飾られ、ほっとする空間です。

お座敷では、ヨガ教室や健康教室が開催されているほか、隣の部屋では、子育ての悩みを相談できる親子教室が開かれています。また、カフェで提供している「重ね煮」や「米粉パン」を実際に作りながら学べる料理教室や、栄養講座も実施しています。

もともとこちらは、親子教室で提供していたおむすびとお味噌汁が評判を呼び、始まったカフェです。

カフェと、体や食の講座を同時に開催しているのには理由があります。「まずはお母さん自身の体を大事にしてほしい」というオーナーの思いからです。体が整えば、自分の心の声も聞こえやすくなる。そんな「自分に返る体験」を大事にしてほしいという願いが、ここには込められています。

老若男女に愛される、満足度が高い「いのちのおむすびセット」

メニューはすべて小麦粉や乳製品不使用。発酵調味料を活用し、「体に優しいメニューを届けたい」というオーナーの思いが込められています。ランチ・カフェメニューの最新情報は、発酵カフェ「しみこむ」の公式Instagramをご覧ください。

現在、ランチは「いのちのおむすびセット」(1,600円)のみの提供です。老若男女に愛される、しみこむの看板メニュー。その他、不定期に期間限定のメニューが登場することもあります。

内容は

・いのちのおむすび(のりかごまか選べます)

・発酵グラタン

・乳酸発酵のにんじんラペ

・サラダ(自家製発酵ドレッシング)

・季節の副菜2品

・お味噌汁

こぶし大のおむすびは、日本のマザー・テレサ「佐藤初女」さん流のふんわりとした握り方。正方形に切った海苔で上下から包み込んでいます。お米は高松市の「米屋ながはら」から仕入れた減農薬のものを8分づきで提供。塩だけで握ることで、お米そのものの味が引き立ちます。海苔の仕入れ先は、同じく高松市の老舗乾物店「丸一」。焼き海苔の磯の香りがふわっと鼻を抜け、口の中でご飯がほどけます。

人気の発酵グラタン「ぐつぐつ」は、じゃがいもの甘みとほくほく感が特徴です。自家製のきのこ麹と玉ねぎ麹を使った豆乳ソースはクリーミーで、乳製品不使用とは信じられません。

セットのお味噌汁は、具だくさんで、提供時にお客さんに驚かれることが多いそう。この日はにんじん、椎茸、大根、キャベツ、なすと5種類の野菜が入っていました。お店の有機農法の畑で育てた、季節のお野菜を使うこともあります。お味噌は5種類ブレンドして使用。出汁は干し椎茸、昆布、混合節(うるめイワシ、宗田節)から取っています。家では味わえないような、ご褒美感のあるお味噌汁。この一杯を目当てに来店するお客さんもいるそうです。

大きなおむすびに、具だくさん味噌汁と副菜。「厳選した食材を使って心を込めて作った料理をお腹いっぱい食べてほしい」というオーナーの母心に、お腹も心も満たされます。

お子さま用のランチ(セット650円)もあり、おむすびか米粉パンを選べます。

毎日食べても罪悪感のない体に優しいスイーツやドリンク

デザートやドリンクも、もちろん小麦粉・乳製品不使用です。数種類のデザートの中でも、特に注目したいのは、季節のフルーツやハーブを使った一品。

この日、いただいたのは「2層のハーブチーズケーキ(500円)」。しみこむが所有する有機農法の畑で育ったレモンバームを煮出したハーブゼリー。豆乳チーズケーキの部分はコクが感じられ、乳製品不使用だとは驚きです。一番下の層は甘麹グラノーラで、ザクザクとした食感が楽しめます。見た目にも味も爽やかな一品です。

スタッフみんなのイチオシ、リピーターさんも多い「自家製スパイス豆乳チャイ」(ICE 650円/HOT 600円)。はちみつの穏やかな甘みと豆乳のまろやかさで、後味が軽やか。スパイスの風味が控えめで飲みやすく、普段チャイを飲まない人にもおすすめです。

その他、季節のフルーツを使った酵素ジュースやハーブを使ったドリンクも豊富です。

お家でも楽しめる豊富なテイクアウト・物販コーナー

レジ周辺には、焼き菓子やマフィン、ベーグル、パンを販売。レジ横には、自宅で取り入れられる物販コーナーもあります。

中でも、スノーボールは、2026年春に登場した大人気のスイーツ。店頭に出すと数時間で売り切れることもあるそうです。材料は米粉と砂糖、お塩、ココア、アーモンドパウダー、米油と至ってシンプルなのに、手が止まらないおいしさ。ちなみに、筆者は家まで我慢できず、車の中で全部食べてしまいました。

米粉・生米パン認定講師のスタッフえりなさんが在籍するしみこむ。ベーグルやパンは、米粉特有のムチっと感が控えめで、ふわっとした食感が毎日食べたくなります。冷凍保存できるので、朝食や補食にと買って帰るお母さんが多いそう。

また、グッズコーナーには、お店で使っている調味料の玉ねぎ麹や雪塩などを販売。自宅でも上質な調味料を取り入れることができます。お店に来た時だけではなく、自宅でも実践できるアイデアを惜しみなく提供するお店です。


一人でも子連れでも行きたい香川の充電スポット

自分の作る料理に飽きた時や、調理する気力すら湧いてこない時。子どもとのお昼ご飯に悩んだ時。大人と喋りたい時。家事・育児、仕事をがんばったご褒美に。どんな時にも発酵カフェ「しみこむ」は寄り添ってくれる、香川の充電スポットのような存在です。

店舗情報

店名:発酵カフェしみこむ(はっこうかふぇしみこむ)

住所:〒761-2101 香川県綾歌郡綾川町畑田819-4

定休日:土・日・祝・月(月曜日が祝日の場合は火曜日がお休み)

詳しい営業日は発酵カフェ「しみこむ」公式Instagram参照

営業時間:カフェ 9:30〜15:30(ラストオーダー15:00)

ランチ11:00〜14:00(ラストオーダー13:30)

※火曜日は、カフェも11:00〜オープン

電話番号:087-899-5981

駐車場:あり

Instagram:https://www.instagram.com/shimikomu_m/


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この記事を書いた人

多田 優

香川県まんのう町在住のフリーライター。趣味は、旅行や神社仏閣めぐり、読書。2児の母。前職は保健師。 Mediallでは、読んだ方に「行ってみよう!」「食べてみたい!」と思ってもらえるような、記事執筆を目指します。香川県(まんのう町周辺)の魅力を、心を込めて発信していきます。

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