宇多津臨海公園は香川県宇多津町にあり、瀬戸内海や瀬戸大橋が望めるロケーションの良い公園です。
家族で遊べる「遊具広場&芝生広場」、カフェや特産品販売コーナーがある複合施設「うたづ海ホタル」、潮風を感じながら散歩ができる「遊歩道」、塩づくり体験ができる「復元塩田」などがあり、1日中遊べます。
今回は、宇多津臨海公園の魅力を紹介しますので、ぜひ最後までお読み下さい。
宇多津臨海公園とは

宇多津臨海公園の敷地はもともと塩田で、江戸時代の塩田築造から始まり、明治時代にかけて新しい塩田が次々に開発され、宇多津町の塩田は日本一の生産量を誇るほどになっていました。
ところが1971年に塩業整備法が施行され、翌年1972年に塩業は廃止され約230年に及ぶ歴史に幕を閉じました。
宇多津臨海公園は、宇多津町内の塩田跡地を利用して開発された公園で、開園は1990年で総面積3.6haに及ぶ広大な公園です。
1997年に道の駅に登録、2006年には恋の成就を願う「誓いの鍵」をかけるベンチを設置し、恋人の聖地として認定されました。
公園内にあるトイレは、2010年GOOD DESIGN AWARDのグッドデザイン賞を受賞したそうですよ。

潮風を感じられる遊歩道
臨海公園は海際にある公園なので、心地よい潮風を感じながら歩けます。
樹木を両サイドに植えた遊歩道や、瀬戸内海を見ながら歩ける場所などマイナスイオンをたっぷりと吸えるようになっています。

ベンチがありますので、ゆったり落ち着いて過ごせます。

天気が良い日は瀬戸大橋が見えます。

東屋がありますので、日陰に入ってごはんを食べることもできそうです。

家族で遊べる遊具広場&芝生広場
園内には、遊具広場や芝生広場があります。
小さな子供向けの遊具ですが、大人の方も一緒に遊べる遊具です。童心に戻って子供と一緒に遊んでもいいですね。



円盤投げやボール遊びなどができる、広い芝生エリアもあります。

恋人の聖地
宇多津臨海公園は、恋人の聖地として認定されています。
園内には、誓いの鍵がかけられるモニュメントが設置されており、多数の鍵がかけられていました。


カフェに行く道にも、誓いの鍵がかけられるモニュメントがあります。

塩づくりの体験ができる塩田跡地
塩田の跡地に開発された公園なので、塩田があります。
事前予約が必要ですが、江戸時代から伝わる手法で塩作りの体験ができるそうです。


釜屋とよばれ、塩田でとれた鹹水(濃い塩水)を大釜で煮詰めて塩を作っている建物です。
見学ができるそうなので、希望する際は事務所に伝えてくださいね。

塩作り資料館や売店、カフェがある「うたづ海ホタル」
先ほどの釜屋の見学希望者は、うたづ海ホタル内に事務所がありますのでこちらの建物を訪問してみてください。

塩田、釜屋、うたづ海ホタルは近距離の場所にあります。

うたづ海ホタル内には、塩田に関する資料や休憩所があります。


外に出ることも可能で、瀬戸内海に浮かぶ島々が見られます。

併設されているカフェです。
宇多津町の特産品を使用したメニュー、海と空をイメージしたドリンクなど、その土地ならではの味が楽しめます。

アクセス方法
・住所:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
・電話番号:0877-49-0860
・営業時間
→うたづ海ホタル:9:00~21:00(入館無料、毎週月曜休館)
→海と空のカフェ:9:00~21:00(毎週月曜休み)
・アクセス方法
車→坂出インターから約10分
JR→JR宇多津駅から徒歩約15分
・駐車場:54台(無料)
公式サイト:うたづ海ホタル – 一般財団法人宇多津町振興財団
まとめ
宇多津臨海公園は、鳥の鳴き声や潮風に癒やされますし、ゆったりカフェで落ち着いてお話をしたり、家族と一緒に遊具で遊んだりできます。
貴重な塩作り体験ができ、人生の思い出作りにも最適なスポットなので、宇多津町にきたときはぜひ訪問してみてください。