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フード  |    2024.02.20

洗練と癒しが交差する大人のためのカフェ「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」|横浜・元町

横浜の観光名所のひとつでもある、横浜山手西洋館の「エリスマン邸」。かつて外国人居留地だった頃を思わせる異国情緒あふれる邸宅は、観光客のみならず、地元の方にも愛されています。

「エリスマン邸」にはカフェが併設されており、休日には行列ができるほど大人気のスポット。

今回は、エリスマン邸のなかにある喫茶室「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」を紹介していきます!

歴史的建造物のなかにある「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」

エリスマン邸は元町公園内にある

「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」は、横浜山手西洋館の「エリスマン邸」のなかにあります。

公園の入り口には看板も

カフェには「エリスマン邸」を訪れた観光客の方や、散歩の途中で来られる地元の方などが多く訪れるそう。最近では円安の影響もあって、外国人観光客の方も増えているそうです。なかにはInstagramなどのSNSを見てやってきたという方もいらっしゃるとのこと。

歴史が感じられる、ゆったりとした建物のなかで、パスタなどのお食事やケーキ、アイスクリームなどのスイーツが楽しめます。

極上の癒し空間で日常の喧騒を忘れるひととき

邸内入ってすぐです!

「エリスマン邸」に入るとすぐに「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)の入り口が見えます。ちょっとした廊下のような空間を抜けた先には、大きな窓が視界に飛び込んできます。

後から増築されたというインナーテラス席が人気

座席数は、カウンター席も合わせて全18席。コンパクトですが、大きな窓から入る光と木々の緑もあって、ゆったりとした空間に感じられます。窓に面したテラス席が人気とのことでした。

カウンター席もあります

カフェがある場所は、もともと「エリスマン邸」の厨房だったところ。すぐ隣は食堂兼居間となっています。大正時代に設計された建物ですが、合理的な導線になっています。厨房でカフェができるくらいの面積とは、「エリスマン邸」のキッチンが広かったことが想像できますね。

横浜の歴史を感じられるディスプレイ

「エリスマン邸」のなかとイメージを合わせたインテリアはダークブラウンの木目調。クラッシックな洋館を感じられます。

時計などの小物もキュート

窓から見える元町公園の木々に、ここが横浜であることを忘れてしまいそう。都会の喧騒から離れ、優雅に時間が流れていきます。

こだわりのコーヒーとともにいただくスイーツ

断面が美しい

スタッフさんに「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」のおすすめメニューを聞いてみたところ、食事系なら「ボロネーゼ」。スイーツならこの時期は「りんごと桃のケーキ」と「スフレパンケーキ」だそうです。

メニュー表もシック

紅茶やコーヒーなどにもこだわっていて、紅茶はアールグレイやダージリンのストレートがおすすめ。コーヒーは自家焙煎したオリジナルのブレンドを提供しているそうです。

今回は、ティータイムにおすすめの「りんごと桃のケーキ」、自家焙煎コーヒーをいただいてみました。

テラス席は元町公園の自然豊かな緑が楽しめます

「りんごと桃のケーキ」は、りんごのすっきりとした甘味と酸味、桃の甘さが絶妙にマッチ。りんごのサクっとした食感と桃のやわらかい食感の違いが感じられます。

しっとりしたスポンジに甘さ控えめのクリームがフルーツのおいしさをより引き出していて、おいしい!

こだわりのブレンドコーヒー「エリスマンブレンド」

コーヒーは、深さのなかにほのかに甘味を感じるマイルドな味わい。苦味、酸味、甘味のバランスが整っていて、コーヒーが得意でない方もおいしくいただけそうです。


コーヒーが好きな方は、間違いなくハマる味!

このマシンで自家焙煎されています

なんといってもここでしか味わえないコーヒーなので、コーヒー好きの方はぜひ訪れていただきたいカフェです。

コーヒーミルがかわいくディスプレイされていました!

「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」は器にもこだわりがあるそうで、有田焼の老舗・「香蘭社」の食器と特注品のオリジナル食器を使用。グループで来られたお客様には、違う絵柄のお皿やティーカップでメニューを提供するなど、話がさらに弾むようなサービスをしているそうです。

パスタに使用されているお皿は食べ終わると絵が出てきます

こういったスタッフさんの細やかなサービスも、人気のカフェとなる理由のひとつと言えるでしょう。

香蘭社とは:
1689年創業。佐賀県の有田焼の老舗メーカー。美術工芸品、食器、骨壷などを製造販売。世界各国で数々の受賞歴あり。(参考:香蘭社 公式ホームページ

まとめ

「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」は、横浜山手西洋館のひとつ「エリスマン邸」の1階にあります。クラッシック感あふれる店内は、元町公園の木々の緑などの自然も感じられます。

随所にアンティークな小物がある

スタッフさんによると、休日は混み合うことが多く、座席数に限りがあるため、本当はもっと風景や食事をゆっくり楽しんでほしいのですが、混雑時は時間を区切らざるをえないことが心苦しいとのことでした。

大きな窓から四季を通じて自然を感じられる

スタッフさんのやさしさを感じるお話に思わずキュンとしてしまいました。休日の混雑は避けられないかと思いますが、早めの時間帯であればゆったりできるでしょう。

横浜に来られた際は、ステキなスタッフさんがいる、歴史を感じつつ、癒される空間、横浜山手西洋館・エリスマン邸の「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」に、ぜひ行ってみてくださいね。

横浜山手西洋館・エリスマン邸・喫茶室「Café Ehrismann(カフェ エリスマン)」
住所:神奈川県横浜市中区元町1-77-4
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街」駅、6番出口(アメリカ山公園口)から徒歩8分
TEL: 080-7067-7056
営業時間: 10:00~16:00(ラストオーダー15:30)
※開館時間延長の場合は変更あり
定休日:第2水曜日(休日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
ホームページ:公益財団法人横浜市緑の協会
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この記事を書いた人

chillco

神奈川県横浜市在住。生まれも育ちも横浜取材・インタビューを中心に活動するWebライター。旅・酒・食・音楽がテーマ。訪れた国は25か国を超える。お酒やグルメ、スィーツ、イベントなど地元・横浜の魅力を発信していきます!

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