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フード  |    2024.08.09

感動のおいしさが味わえる!鈴廣かまぼこの里でちくわ作り体験|神奈川県小田原市

小田原グルメといえば「かまぼこ」をイメージする人が多いのではないでしょうか。そして小田原のかまぼこといえば、やはり「鈴廣」。江戸時代から小田原の地でかまぼこづくりを続けてきた老舗企業です。

今回は鈴廣が運営する「鈴廣かまぼこの里」で人気の体験教室「ちくわづくり体験」をレポートします。自分でつくった熱々のちくわは絶品です!小さな子どもでも楽しめるので、ぜひ家族で挑戦してみてくださいね。

鈴廣かまぼこの里とは?

鈴廣かまぼこの里

鈴廣かまぼこの里は「買う・食べる・遊ぶ」体験ができる複合施設。主な店舗・施設は以下の通りです。

大人から子どもまでが楽しめるいわばかまぼこのテーマパークのようなところです。箱根登山鉄道 風祭駅直結でアクセスも良好。入場料が無料なのもうれしいポイントです。箱根からもほど近く、お土産を購入する観光客の姿も多く見られます。

鈴廣のかまぼこ博物館でちくわづくりに挑戦

鈴廣かまぼこ博物館は、展示や体験を通してかまぼこへの知識が深められる博物館!数あるアクティビティの中でも、かまぼこやちくわ、あげかまを作れる体験教室が特に人気を集めています。

事前予約が必要ですが、小学生以上の子どもなら1人で参加が可能。小学生未満の子どもでも、保護者の付き添いがあれば体験ができます。料金・日時は以下の通りです。

かまぼこ&ちくわ手づくり体験1人1,760円(税込)月・火・木・金・土・日開催(水曜以外)
ちくわ手づくり体験1人770円(税込)水曜のみ開催
あげかま手づくり体験1人1,100円(税込)毎日開催
鈴廣のかまぼこ博物館HPより

今回は、練りもの大好き!料理大好き!な小学生男子がちくわ作りに挑戦しました。

受付をしたらエプロンと帽子を装着

鈴廣かまぼこ博物館でちくわ作り体験

まずは1階の受付カウンターにて予約確認、料金の支払いをします。使用する帽子とエプロンを受け取り、装着すれば準備は完了!同じフロア内にある体験キッチンに移動します。

説明を聞いてちくわづくりを開始

ちくわ作り体験の様子

キッチンに入り、しっかり手を洗ったら体験開始です。最初にスタッフさんが実演を交えて、工程を丁寧に説明してくれました。教えてもらったとおりに、かまぼこ包丁と呼ばれるヘラですり身を練り、棒に付けていきます。オープンキッチンになっているので、外からでもしっかり子どもの様子が観察できました。

お母さんといっしょに一生懸命作業をする2才くらいの子、理想の形になるまで何度もやり直すこだわり派の子、さまざまな子どもの姿が見られてほっこり。キッチン台に届かない小さな子どもは踏み台に乗って作業ができます。もちろん、大人の参加者も大勢いました。

ちくわをつくる子ども

息子は均等にすり身を付けるのが難しかったようで苦戦していましたが、スタッフさんのサポートもあり、きれいに仕上がりました。満足そうに見せてくれた様子をパチリ。

焼き上がりを待つ

ちくわを焼く様子

体験者の思いがたっぷり詰まったちくわが並んで焼かれていきます。ガラス越しなので、少しづつ膨らんで焼き色が付いていく様子を観察できました。わくわくしながらできあがりを待ちます。

やけたちくわ

こんがりおいしそうな色に焼き上がりました。体験終了後、焼き上がりまでにかかる時間は約20分。「待ち時間は何をして過ごそうかな?」といろいろ考えていたのですが、焼かれるちくわの様子にくぎ付けになってしまい、あっという間に時間が過ぎていました。

手づくりちくわの完成

焼きたてをスタッフさんから手渡してもらいます。

できたてのちくわを開ける様子

こんがり焼けておいしそう~!

ちくわにかぶりつく子ども

つくったちくわは館内で食べることができます。熱々をそのままガブリ!むしゃむしゃ。「うますぎるー!」と息子。私も貴重なちくわを一口分けてもらいました。

最初に感じたのは、弾力がすごい!ということ。「ぷりぷり」というよりは「ぶりんぶりん!」風味も豊かでしっかり魚の味が感じられます。もう普段食べているちくわとはまったく別物!焼きたての香ばしさも相まって「ちくわってこんなにおいしいんだー!」と感動しました。

あとにも先にも、こんなにおいしいちくわに出会ったことはありません!魚が苦手な子どもでもおいしく食べられると思います。

遊びながら「かまぼこ」について学べる

かまぼこ博物館の様子

かまぼこ博物館には、手づくり体験以外にもかまぼこに関するさまざな展示や設備があります。

かまぼこ博物館の様子

パズルになっていたり、タッチパネルで操作ができたり、小さな子どもでも楽しめる工夫がたくさんありました。

かまぼこ博物館の様子

見て、触って、動かして。五感をフルに使って楽しくかまぼこに関する知識が深められます。大人の私でも知らなかったことがたくさんあり、勉強になりました。

実を言うと私は今まで「かまぼこは加工品だし、そのままでは売れないようなB級ランクの魚を使っているんだろうな~」と思っていたんです。今回展示を見て、魚をはじめ、水や塩も厳選し、熟練の職人によってつくり上げる鈴廣のこだわりを知り、衝撃を受けました。かまぼこって奥が深い・・・。

鈴廣かまぼこの里では「こどもおしごとたいけん」も開催

車掌さん体験の様子

もうひとつ、鈴廣かまぼこの里で子ども向けイベントとして話題を集めているのが「こどもおしごとたいけん」。箱根登山電車の車掌さん、かまぼこソムリエ、おべんとう屋さんなど10種類の職業体験ができます。

おべんとうつくり体験

いろいろなおしごとを体験できることに加えて、かわいい制服を着せてもらえるのも魅力のひとつ。制服を着るだけでぐっと本格的な雰囲気になり、気持ちも盛り上がります。子どもの真剣な姿や“うれし恥ずかし”の大人びた表情が見られるので、親にとってもうれしいイベントなんです。

職業体験でもらえるお金

体験後は、お給料として「かまぼこ給」が支給されます。かまぼこ給はスイーツやかまぼこグッズとの交換が可能です。「ジェラートが2つ欲しい(妹の分)から、かまぼこ給を400貯めるぞ!」と息子。目標を決めれば、仕事をがんばるパワーにつながる。これは大人も同じですよね。

かまぼこの里のジェラート

自分のお給料で買ったジェラートはいつもより格別です。鈴廣かまぼこの里では、ほかにも季節に合わせたイベントを多数開催しているのでぜひチェックしてみてください。

鈴廣かまぼこの里で特別な体験を

鈴廣の魅力は、おいしいかまぼこやちくわだけではありません。いつも感動するのはスタッフさんのホスピタリティの高さ。お客さんが気持ちよく買い物ができるよう、楽しく体験に参加できるよう、いつも気を配ってくれます。小田原の魅力を底上げしてくれるすばらしい企業さんなんですよ。

鈴廣かまぼこの里は魅力的な施設やイベントが目白押しです!レストランやカフェも併設されているので1日飽きることなく楽しめます。小田原を訪れた際はぜひ足を運んでみてください。

お店の情報

鈴廣かまぼこの里
住所:神奈川県小田原市風祭245
電話番号:0120-07-4547
アクセス:箱根登山鉄道 風祭駅 直結
公式HP:https://www.kamaboko.com/sato/

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この記事を書いた人

わかつきなつみ

3人の子どもを育てるママライター。キャンプやフェスが大好きで、あちこち出かけています。茨城、東京、埼玉と関東を渡り歩き、豊かな自然とおいしいものもたくさんある西湘の地移住してきました。海も好きだけど山も好き。田舎でゆるりと生活したいけど都会にも出かけたい。そんなわがままを叶えてくれるすてきなエリアです。ガイドブックには載っていないような、とっておきのローカル情報をお届けしてゆきます。

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