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スポット  |    2025.08.20

岩手の起源?盛岡市の観光スポット「三ツ石神社」

こんにちは!Mediallライターのシライシです。

今回は、岩手県盛岡市の北部にある「三ツ石神社(みついしじんじゃ)」に行ってきたので、その模様を紹介しようと思います。

「三ツ石神社」は東顕寺(とうけんじ)の裏手にある神社で、鬼の手形伝説というものがあります。岩に鬼の手形があることが「岩手県」の名前の由来ともされているので、岩手県に訪れた際はぜひ立ち寄りたいスポットです。

盛岡市の中心部からもそれほど離れておらず、足を運びやすいスポットなので、盛岡市に来たらぜひ訪れてほしいです。他のスポットとあわせて訪れてみてはいかがでしょうか?

「三ツ石神社」とは?

「三ツ石神社(みついしじんじゃ)」には鬼の手形があり、岩手県の地名伝説の地になっています。この伝説によると、岩手山の噴火時に落ちてきたとされる三つの石があり、人々から「三ツ石様」と崇められていました。

あるとき、「羅刹(らせつ)」という鬼が、付近の住民たちに悪事を働いて困らせていました。そこで住民たちは「三ツ石様」にお願いして鬼を捕まえてもらい、三ツ石に縛り付けました。

その際、鬼は二度と悪さをしないこと、二度とこの地にやってこないことを誓い、約束のしるしとして三ツ石に手形を押すことで、住民たちは鬼を逃がしてやりました。

この岩に手形を押したことが「岩手」の由来になっているとされています。また、鬼がいなくなったことを喜んだ住民たちが踊って感謝の気持ちを伝えた行為が「さんさ踊り」の起源といわれています。

このような神話があるのは珍しいことではありませんが、大概は話で聞いたことがある程度で終わってしまうものです。

しかし、「三ツ石神社」には実際に鬼の手形があるのです!神話・伝説を自分の目で見られる機会はそう多くありません。

県名の由来になっているかもしれないとすると、興味を抱く方もいるのではないでしょうか。ぜひ、岩手県に訪れる機会があった際は「三ツ石神社」に足を運んでいただきたいです。

「三ツ石神社」に行ってみた!

ということで、実際に「三ツ石神社」へ足を運んだ模様をお届けします!

「三ツ石神社」は、JR「盛岡駅」からバスで約10分の大泉口で下車後、徒歩約5分で着きます。また、東北自動車道「盛岡IC」から車で約25分のルートでも訪れられます。

無料駐車場は5台分あるので、自家用車で訪れても大丈夫です。

私は旅行の際、レンタサイクルで足を運びました。「三ツ石神社」はJR「盛岡駅」からそう遠くない場所にあるので、少しの時間でも立ち寄れます。

神社の前まで行くと、看板が見えてきました!「三ツ石神社」の中にある鬼の手形の看板です。

「三ツ石神社」に足を踏み入れると、鬼の手形についての記載がありました。三ツ石と鬼の手形は、岩手の名前の由来になったほか、さんさ踊りの起源にも関係しているようです。

興味深い内容なので、訪れた際はぜひじっくり読んでみてください。

そして、鬼の手形があるとされる岩を見つけました!とても大きく、圧倒されました…

脇には鬼の顔はめパネルのフォトスポットがあるため、記念に撮っていってはいかがでしょうか?とてもかわいい絵柄です。

岩を注意深く見ていると、手形のようなものを見つけました!これが鬼の手形なのでしょうか…?

みなさんもぜひ足を運んで、自分の目で鬼の手形を見つけてみてください!

「三ツ石神社」の情報
施設の情報

施設名:三ツ石神社
住所:〒020-0016 岩手県盛岡市名須川町160
アクセス:JR「盛岡駅」からバスで約10分の大泉口で下車後、徒歩約5分 / 東北自動車道「盛岡IC」から車で約25分
駐車場:無料(5台分)
営業時間:通年
休業日:なし

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この記事を書いた人

シライシタイヘイ

生まれてこのかた宮城県を出たことがないライター。 元塾講師で今はフリーライターとして活動中。 宮城県南部の魅力を中心に発信していきます!

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