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スポット  |    2026.06.04

宇治川を間近で堪能!地元のアイドル・ウッティーにも会える宇治公園|京都府宇治市

京都府宇治市には、ちょっと変わった公園があります。それが京都府立宇治公園です。芝生広場や遊具が並ぶ一般的な公園とは異なり、宇治公園は宇治川の中州そのものが公園になっています。宇治公園という看板を見るまで、ここが公園だとは気づかない人も多いかもしれません。そんな不思議な公園をご紹介します。

公園なのにまるで島

宇治公園は宇治川の中州に位置し、塔の島と橘島という2つの細長い島と宇治川の岸にあるよりみち公園で構成されています。

こちらが宇治公園です。「どこからが公園なんだろう?」と思ってしまいそうな風景ですね。写真に写っているのは橘橋で、ここからすでに宇治公園が始まっています。

目の前を流れるのは宇治川。公園は川に沿って細長く続いています。川には水鳥が泳ぎ、のどかな雰囲気です。

こちらに見えるのは朝霧橋です。この間はずっと宇治公園で、橋を渡るたびに視界が切り替わり、川面の高さや流れの速さがそのまま公園の風景の一部になります。

ようやく公園の看板が見えてきました。この看板を見て初めて「ここが宇治公園なんだ」と気づく人も多いでしょう。

平等院鳳凰堂と宇治上神社を最短距離で行き来するには、宇治公園を横切ることになります。その姿は公園というより、街と街をつなぐ回廊のよう。ボール遊びやかけっこをする子どもはほとんど見かけず、行き交う人々が中心です。宇治公園は“道”としての役割も担っているのですね。

宇治公園の中の情景

塔の島には浮島十三重石塔がそびえています。1286年に西大寺の僧・叡尊によって建立されたもので、日本最大級の石塔とされています。塔の下には網代や漁具が埋められており、宇治川で釣られた魚の霊の供養と宇治橋の安全を願って建てられたと伝わります。

こちらにあるのは宇治川先陣之碑です。宇治川は1184年、源義経と木曽義仲が争った「宇治川の戦い」の舞台となりました。碑は『平家物語』に描かれる先陣争いの逸話を伝えるものです。先陣争いは武勇を示す絶好の機会であり、主君からの評価や名誉に直結する重要な行為でした。

こちらは橘島にある柿本人麻呂の歌碑です。万葉集に収録された歌が刻まれています。「もののふの 八十宇治川の 網代木に いさよふ波の ゆくへしらずも」と刻まれていますが、宇治の情景が詠まれています。時代は変わり続けているのに、長い時を経ても変わらずあり続ける宇治川の存在が感じられました。

宇治ならではの鳥、ウッティーに会える!

宇治公園には、ほかの公園にはない特徴があります。それは「うみうのウッティー」に会えること。ウッティーとは、日本で初めて人工孵化により誕生したウミウのヒナのイメージキャラクターです。宇治で生まれた鵜は、この愛称で呼ばれ、親しまれています。

こちらがウッティーです。ウミウといえば、宇治川の鵜飼でも有名。鵜飼に使われるウミウは、茨城県日立市で捕獲された野生の個体と、宇治川で人工孵化された個体の両方が存在し、それぞれ鵜匠によって育てられています。宇治の鵜匠は4人中3人が女性なのだとか。鵜匠は鵜を巧みに操って魚を捕らせる技法を受け継いでおり、夏にはかがり火を焚いた舟とともに、鵜が魚を捕る姿を見ることができます。


ウミウを間近で見るのは初めてでしたが、鳴くこともなく、網の張られた小屋の中でおとなしくしていました。鵜飼で活躍することからも、きっと賢い鳥なのでしょう。

宇治公園は、いかがでしたか?
公園らしくない公園ですが、静かで落ち着いた雰囲気のある場所です。宇治川の雄大な流れを感じながら、ベンチに腰を掛けてのんびり過ごすのも素敵ですよ。

宇治公園の詳細情報

場所:〒611-0021京都府宇治市宇治塔川
アクセス:
◆京阪宇治線「宇治」駅下車、徒歩約10分
◆JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩約10分

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この記事を書いた人

kisaragisyu

如月柊 大阪を中心とした京阪神、奈良を担当します。大阪に住んでいるからこそ知ることができる旬の情報を皆さんにお届けしたいと思います。是非、大阪に遊びに来てくださいね。

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