本物のヤンバルクイナを一度は観てみたいと奮闘した、友井のあです。
亜熱帯地域のやんばる限定で生息する、とべない鳥『ヤンバルクイナ』。
沖縄県北部のやんばるは、やんばる国立公園として世界遺産に登録されており、固有種や植物、大自然を堪能できます。
今回は、巨大なヤンバルクイナに入れる?!展望台をご紹介します。
巨大ヤンバルクイナに会いに行こう
巨大ヤンバルクイナには、沖縄県最北端の辺戸岬近くで会えます。那覇空港からは車で約2時間15分、空港や那覇市内から北上していくと、南北の変わる景色を楽しめるでしょう。
やんばる国立公園は沖縄県北部を広く占めており、山道では本物のヤンバルクイナとの遭遇も期待できます。ロードキルになりかねないので、徐行運転で進みましょう。ヤンバルクイナは足が速いので、見つけられたらラッキーですよ。
到着!『ヤンバルクイナ展望台』の駐車場横の階段をのぼります。
目に飛び込むのは、ヤンバルクイナ展望台のお尻部分です。高さは11.5メートルで、ヤンバルクイナの様子がリアルに表現されています。
ヤンバルクイナ展望台は右の建物から入ります。早速のぼってみましょう。
ヤンバルクイナ展望台の中は意外と広く、台もあって景色が見やすいつくりになっています。
実際の風景はこちら!沖縄の夏は太陽がカンカンの日もあれば、突如雷雨がやってくる日もあり、撮影当時はあいにくの曇り時々雨でした。
晴れの日はこんなにも美しい海を見られて最高です!
沖縄県北部からの景色は目の前に遮るものがなく、広い海を感じられます。美しい景色を、ヤンバルクイナの胸から見ていると思うと、面白いですね。
ヤンバルクイナ展望台からの絶景
ヤンバルクイナ展望台から出て、顔を見に行ってみましょう!
凛々しい立ち姿で迫力ある大きさのため、足から頭まで写真に収めるのはやっとです。ヤンバルクイナの顔や羽も細かく再現されていますね。
頭の方へ進むと、展望デッキから景色を見られます。どの角度から撮影するか悩みましたが、緑と共にヤンバルクイナ展望台の撮影会もしてみると楽しいですよ。
ちなみに、展望デッキは沖縄県最北端の辺戸岬が見える、絶景スポットです。
沖縄の地形や波の音、飛行機など、ここだけの風景に癒されてくださいね。
店舗名:ヤンバルクイナ展望台
所在地:〒905-1421 沖縄県国頭郡国頭村字辺戸
営業時間:24時間
定休日:なし
公式HP:http://kunigami-kikakukanko.com/itiran/07.html
ヤンバルクイナ展望台から車で5分!沖縄最北端の辺戸岬
ヤンバルクイナ展望台から見える辺戸岬は、沖縄本土の最北端岬として有名です。
ヤンバルクイナ展望台から車で5分ほど走ると、辺戸岬に到着。
沖縄らしい植物『テリハクサトベラ』が囲む道。葉に艶があり、まるで花がいくつもあるかのように密集しています。
テリハクサトベラは、潮風に強く岩場や砂浜にも広がる植物で、沖縄や小笠原などの地域で見られます。本州では見られない貴重な植物ですね。
海へ向かって歩くと、1972年建立された『祖国復帰闘争碑』が見えてきます。かつてアメリカの統治下だった沖縄が、本土復帰を願っていた場所といわれています。
雲に覆われた天気ですが、深い歴史を知る辺戸岬や、壮大な美しい海に感動しました。
店舗名:辺戸岬
所在地:〒905-1421 沖縄県国頭村辺戸
営業時間:24時間
定休日:なし
公式HP:http://kunigami-kikakukanko.com/itiran/06.html
やっぱり本物のヤンバルクイナに会いたい!を叶える施設
やっぱり本物のヤンバルクイナに会いたい、そう思ったら『ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森』へ行ってみましょう!
通常、ヤンバルクイナは人や車を見つけると、急いで逃げていくため、ゆっくり見られません。本施設であれば、ヤンバルクイナが私達の方へ来てくれたり、食事時間も見れたりと、ゆっくり観察を楽しめますよ。
店舗名:安田くいなふれあい公園の『ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森』
所在地:〒905-1503 沖縄県国頭郡国頭村安田1477-35
営業時間:9時~17時(最終受付16時30分)
定休日:水曜日
公式HP:https://kuinapark.com/
やんばるでしか会えないヤンバルクイナや自然を楽しもう
沖縄県北部でしか味わえない、やんばるの大自然や美しい海、ヤンバルクイナなどの固有種にふれあい、癒されてくださいね。