東京都葛飾区は東京都の東部、千葉県に隣接する位置にあります。東京でありながら、昔ながらのお店も多く、若い世代だけでなくシニア世代の活気も溢れる街です。
今回はそんな葛飾区の住宅街にあるローズガーデンをご紹介します。
奥戸ローズガーデンとは?
奥戸ローズガーデンは葛飾区が管理する公園で、豊富な品種のバラや植物が植えられているイングリッシュ風ガーデンです。近隣は住宅に囲まれており、周りに高い建物もないため抜群の日当たりで、日向ぼっこをしながらゆっくりするのにぴったりの場所です。
近くの保育園の園児や赤ちゃん連れのご家族が散歩をしに来たり、ご近所さん同士でガーデンのベンチでおしゃべりをしたり、ゆったりとした時間が流れる老若男女の癒しの場となっています。
色とりどり、さまざまな種類のバラが楽しめる
奥戸ローズガーデンにはバラを中心に、50種類以上の植物が植えられています。
品種ごとにプレートが添えられており、それぞれのバラの名前を知ることもできます。
「プリンセス・ミチコ」「プリンセス・アイコ」など皇室にまつわるバラや、「オリンピックファイアー」「聖火」といった東京2020オリンピックパラリンピックにまつわるバラなど、さまざまな種類があり、名前を見て回るだけでも楽しめます。
名前から連想するイメージと花を照らし合わせてみると、なるほどと納得できるものも多く、バラへの理解が少し深まる気がします。
艶やかな濃いピンクに目を奪われるこちらのバラは「恋心」という名前。名付けた方は、きっと情熱的な恋、猛烈にハッピーな恋をしていたのかな、と想像してしまいます。
こちらは「ブライダルピンク」という名前のバラ。幸せムード漂うかわいらしいピンク色です。
バラの見頃は5~7月頃ですが、ガーデンにはバラ以外の植栽も豊富にあり、年中花を楽しむことができます。
花に顔を近づけるとほのかな香りに満たされ、やさしい気持ちになれます。
おだやかな時間を過ごせる場所
住宅街の中にあるガーデンには、地元の方々が気軽に寄っていきます。
朝の時間帯は近隣のおじいちゃんおばあちゃんがガーデン中央のガゼボ(西洋風屋根付きベンチ)で井戸端会議を開き、和気あいあいと話に花を咲かせています。
近くの保育園の園児たちがお散歩にやってくることもあります。ベビーカーに小さな赤ちゃんを乗せたお母さんお父さんがお散歩に来ることも多く、小さなお子さんも花をめでながらよちよちと歩いています。
ガーデンは車や自転車が乗り入れない場所なので、小さなお子さんを安心して歩かせることができます。ガーデンの中にはガゼボが2つ、ベンチも複数あるので腰掛けてお茶を飲んだり休憩したりすることも可能。
お手洗いも設置されており、お子さん連れでお散歩に来ても安心です。(オムツ交換台は設置されていません。)
まとめ
東京都にありながら、喧騒から離れてゆったりとした時間を過ごすことができる奥戸ローズガーデン。美しい花々を愛でながら、日向ぼっこをして元気をチャージするのにうってつけの場所です。入場料はかかりません。お近くにいらした際はぜひ気軽に訪れて癒されてください。
施設の情報
奥戸ローズガーデン
開園時間 4月1日~9月30日 午前9時~午後6時
10月1日~3月31日 午前9時~午後5時
休園日 12月29日~1月3日
住所 東京都葛飾区奥戸9-15-16
入園料 無料