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スポット  |    2023.12.30

来館者数400万人突破!「海上保安資料館 横浜館」の記念イベントに行ってきました|横浜・みなとみらい

横浜のみなとみらい新港地区にある「海上保安資料館 横浜館」。日本の領海内でもある、九州南西海域で沈没した北朝鮮の工作船が展示されている資料館です。

開館以降の来館者数が、2023年12月12日になんと400万人を達成。12月17日(日)に記念イベントを開催するとのことで、訪ねてみました。

今回は「海上保安資料館 横浜館」400万人突破記念イベントの様子をレポートします!

来館者数400万人突破!海上保安資料館 横浜館とは?

展示されている工作船

「海上保安資料館 横浜館」は、横浜のみなとみらい新港エリアに2004年12月10日に開館。

2001年12月22日に九州南西海域で発生した工作船事件で自爆・沈没した工作船と、回収した武器類などの事件に関する様々な関係品が展示されています。

館内も盛況です

以前、「海上保安資料館 横浜館」の様子をレポートしました。
横浜・みなとみらい「海上保安資料館 横浜館」で平和について考える

工作船事件の内容を後世に伝える貴重な資料館が、12月12日にめでたく来館者数400万人を達成。

400万人目のお客様ご一家(提供元:第三管区海上保安本部)

400万人目のお客様は、神奈川県川崎市在住の4歳の男の子。ご家族で来館され、認定証と記念品が贈呈されたそうです。

祝!400万人突破記念イベントを開催

館長から認定証と記念品を受け取る男の子(提供元:第三管区海上保安本部)

海上保安資料館 横浜館では、来館者数400万人を記念して、12月17日(日)館内でイベントを開催。

10時のオープンから多くのお客様が来館

イベントの内容は次の通り。

・先着200名に来館記念品プレゼント
・ミニ制服着用コーナー設置
・海上保安 パネル展
・海上保安庁マスコットキャラクター「うみまるくん」と写真撮影

手作り感あふれるガチャガチャ

記念品を受け取るには、資料館の前に設けられたブースでガチャガチャを回します。ガチャガチャを回すと、今回の記念イベントのために作られた海上保安庁オリジナル缶バッジや海上保安グッズがもらえます。

記念品のバッジ(左から海上保安庁のモットー「正義仁愛」、海中保安官「イカくん、タコちゃん」、特救隊バージョン「うみまるくん」)

多くの親子連れが、楽しそうにガチャガチャを回していました。

普段は立ち入り禁止ゾーン、岸壁を一部開放

停泊中の日本最大級の巡視船「あきつしま」(横浜海上保安部所属)

来館者数400万人を記念して、普段は立ち入り禁止ゾーンとなっている横浜海上防災基地の岸壁が、一部特別に開放されました。

この日の岸壁には、日本で1番大きな巡視船「あきつしま」が停泊中。来館者数400万人突破を祝福するかのようなタイミングでの着岸です。

巡視船「あきつしま」を間近で見られるチャンスとあって、多くの来場者が記念撮影をされていました。

岸壁に設置された海上保安官の制服コーナー。サイズはお子様向け。

また、岸壁の入り口にはお子様向けに海上保安官の制服や帽子が用意されており、制服を着て巡視船「あきつしま」をバックに撮影ができるとあって、ファミリー層は大喜び。

帽子は大人でもかぶれます

滅多に入ることのできないエリアに入れる。巡視船「あきつしま」を間近に見られるとあって、敷地内に次々とお客様が入ってこられます。

海上保安庁キャラクター、うみまるくんと写真撮影

人気キャラクター「うみまるくん」

さらにこの日のイベントでは、海上保安庁キャラクター、うみまるくんと写真撮影ができました。

うみまるくんはこの日、下記の時間帯に登場のはずが・・・

・10時30分~11時
・11時30分~12時
・13時30分~14時
・14時30分~15時

1回につき30分間、撮影に応じる予定だったそうですが、大盛況にお応えして各回ともに大幅に延長してくれました。

制服を選ぶ子どもたち

巡視船「あきつしま」をバックに海上保安官の制服を着た子どもたちや、帽子を被った親御さん、海外からの観光客の方たちと撮影。

クリスマスの帽子を被ったかわいいうみまるくんに、私も仕事を忘れて、ちゃっかり記念撮影していただきました。

うみまるくんは、子どもだけでなく大人にも大人気。おひとり様で来られているうみまるくんファンの方や散歩がてらにやって来た老夫婦、巡視船撮影マニアの青年たちにも快く撮影に応じていました。

うみまるくんと巡視船「あきつしま」が、この日の記念イベントをより華やかに盛り上げていました。

まとめ

入り口ではパネルで海上保安官のお仕事を紹介

12月12日に来館者数400万人を突破した「海上保安資料館 横浜館」。記念イベントは盛況のうちに幕を閉じました。

館内にも400万人突破を祝うバルーン

記念品のプレゼントやうみまるくんとの写真撮影だけでなく、立ち入り禁止ゾーンの岸壁を一部開放するなど、記念にふさわしいイベントとなったと言えるでしょう。

また、アテンドされていた海上保安官のみなさんが、来館されたお客様に笑顔で話しかけているのが、とても印象的でした。

海上保安資料館 横浜館では、後世に工作船事件の歴史や海上警備の重要性を伝える資料館として、今後も存続していきたいとのこと。

118番(ひゃくじゅうはちばん)も合わせてPR

さらに、「1月18日は118番の日」として、海上保安庁緊急通報電話番号「118」番の更なる普及を目指していきたいのだそう。118番は、海の事故や事件に関わる緊急電話番号として設定されていますが、間違い電話が多いため、より周知し、認知度を高めていきたいとのことでした。

見どころが多い横浜・みなとみらいエリアのなかでも、一味違った魅力を放つ「海上保安資料館 横浜館」。無料で入れる点も人気の要因と言えるでしょう。

来館者数が400万人を突破した「海上保安資料館 横浜館」の今後の動向からも目が離せません。横浜・みなとみらいに来られた際には、「海上保安資料館 横浜館」にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

海上保安資料館横浜館
住所:神奈川県横浜市中区新港1-2-1
アクセス:みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」下車 徒歩8分
JR根岸線・市営地下鉄「桜木町駅」から汽車道経由 徒歩17分
TEL: 045-662-1185
開館時間 10:00~17:00(閉館30分前に受付終了)
定休日:月曜日(祝祭日と重なる日は翌日)/年末年始(12/29~1/3)
※臨時休館となる場合があります。(くわしくはホームページをご確認ください)
入場料:無料
ホームページはこちら
海上保安資料館 横浜館オンラインミュージアムはこちら
X(旧Twitter):@JCG_koh

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この記事を書いた人

chillco

神奈川県横浜市在住。生まれも育ちも横浜取材・インタビューを中心に活動するWebライター。旅・酒・食・音楽がテーマ。訪れた国は25か国を超える。お酒やグルメ、スィーツ、イベントなど地元・横浜の魅力を発信していきます!

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