本記事は、レトルト食品専門メーカー「NISHIKIYA KITCHEN」 工場見学レポ【前編】の続きです。
前編とあわせてお読みください!
充填(じゅうてん)室
「充填室」では、具材とソースを合わせて袋に詰める作業が行われていました。
具材はオートスケールで自動計量されたものがカップに入れられ、そのまま機械で運ばれていきますが…何種類かの具材を入れる商品の場合は、それぞれの具材を手作業で計量し、カップへ。
この場所でも、機械だけでなく人の手が加わっています。
パウチに詰める際は、ひとつひとつのパウチで具材にバラつきが出ないよう、肉・野菜などの具材とソースは別々に詰められるそうです。
まず具材を入れ、次にソース、さらに空気でパウチの口についたソースなどを吹き飛ばしてから、しっかりと封をする作業、という流れで進んでいきます。
レトルト室
先ほどの具材とソースがパウチに詰められ、完成かと思いきや…
この「レトルト室」では大事な工程が行われています。
レトルト室は、パウチに入った商品を高温で殺菌する部屋でした。
商品を大きな釜に入れ、圧力をかけながら熱して殺菌しつつ、さらに煮込んでいくのです。
釜の内部も見れました!
1台の釜に4000パックほどのパウチが入ります。
圧力をかけ、100℃以上の高い熱で殺菌と煮込み調理をすることで味に変化がでるとのことです。
ニシキヤキッチンのこだわりPOINT②
出来上がっている商品に圧力をかけながら熱して、仕上がりに影響はないのか気になるところですが…
こだわり抜いたレトルト食品を作っているニシキヤキッチンでは、レトルト殺菌後の状態を考えた上でレシピが作られているそうです。
レシピ開発の段階で、レトルト殺菌のことも考慮されていたのですね!
梱包室
いよいよラストスパート。
商品をチェックし、箱に詰めていく「梱包室」です。
まずはX線を使って念入りに異物が入っていないかをチェック。
その後、重量や賞味期限印字のチェッカーにかけられ、箱詰めしたら完成です。
筆者が見学した日は、残念ながら梱包作業は見れなかったのですが…機械を洗浄している様子が見れました!人の手でしっかりと洗浄作業が行われています。
おいしく食べるには?
レトルト食品は、そのまま湯せんしても、お皿へ移して電子レンジであたためても食べられますが、よりおいしく食べるには「湯せんで温めたあとにパウチを振ってから開封する」のがポイントだそうです!
見学終了!最後にはお土産も♪
ひと通り見学をした後、参加者全員にお土産が配られました。
(※現在は内容が変更となっている可能性があります)
今回いただいたのは、ニシキヤキッチンのカレー&オリジナルステッカー&オリジナルかるた!
おいしさの秘密をたくさん知れた上に、素敵なお土産までいただけるなんて嬉しいですね。
可愛いデザインなのはもちろん、かるたの文章もユニークです。
工場見学を終えて
今回、工場見学に参加し、改めてニシキヤキッチンの“こだわり”を知ることができました。
大人になってからの工場見学は、子供の頃や学生時代とは違った視点で学べて、とても充実した時間を過ごせます。
「普段食べているレトルト食品がどう作られているのか」を実際に見ることで、より美味しく、より安心して食べられるのではないでしょうか。安全性を知るといった点でも、工場見学は良い機会になりますね。
また、工程ごとにクイズが出されたり、質問にも気軽に答えていただけるので、子供から大人まで楽しめると思います。
見学後は、ぜひイートイン店舗へ!
工場見学でたくさん勉強した筆者は、お腹がペコペコになり…
同じ岩沼市内にあるニシキヤキッチンのイートイン併設店舗「NISHIKIYA KITCHEN岩沼店」へ!
週替わりのカレー3種盛りセットをいただき、心もお腹も大満足で帰宅しました♪
(※メニューの内容は変更となっている可能性があります)
工場見学についての詳しい情報は こちら からご確認いただけます。
ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね!
ニシキヤキッチン工場見学 開催場所
㈱にしき食品 空港南工場2階
住所:宮城県岩沼市空港南1-1-1
※駐車場完備
※JR東北本線 館腰駅よりタクシーで20分
株式会社 にしき食品
本社住所:宮城県岩沼市下野郷字新関迎265番地1
公式オンラインショップ:https://nishikiya-shop.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/nishikiyakitchen_official
工場見学お知らせページ:https://nishikiya-shop.com/column/270