Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンをキュレーションする地方創生メディア

アート  |    2024.06.01

岡本太郎ファン必見!自宅兼アトリエで堪能する独創世界|岡本太郎記念館【後編】

前編では岡本太郎と岡本太郎記念館のアトリエ、サロン、庭を紹介しました。
後編では現在開催中の企画展とグッズ情報を紹介していきます!

展示室へ!

企画展「タローのダンス」が開催中

岡本太郎記念館では年数回、企画展を開催しています。
現在は「タローのダンス展」が7月7日まで開催中です。

展示室

記念館入口を入って階段を上がると、2階が展示室になっています。
階段あがってすぐの第一展示室と、渡り通路向こうの第二展示室に作品が展示されています。

企画展「タローのダンス」

今回の企画展のテーマは「ダンス」。
「ダンス」を連想させる作品が一同に集まっています。

岡本太郎は1952年にモザイクスタイルで「ダンス」と言う作品を制作しており、彼にとって「ダンス」は一つの重要な文化でした。

日本各地をカメラを持って回り、その地で、古来からの伝統ある踊りを目にした岡本太郎。
「ダンス」「踊り」は儀式でも使用されていた神聖なものです。

彼にとって「ダンス」は「命を表すもの」に感じたのかもしれません。

《追いかけっこ》/岡本太郎

第一展示室に展示されている油彩作品、タイトルは《追いかけっこ》。
二つの生き物からは、今にも動きだしそうな躍動感を感じます。

第一展示室の作品①

筆者のお気に入りの作品たち。
ダンスしているように見える彫刻が集まっています。

長くスッとまっすぐに伸びる足に対して、しなやかな上半身のバランスが美しい!

第一展示室の作品②

第一展示室には油彩、彫刻作品のみならず、ドローイング作品も展示されています。

《坐ることを拒否する椅子》/岡本太郎

こちらは第二展示室にある《坐ることを拒否する椅子》。岡本太郎の代表作の一つです。
第二展示室にいくつかあるのですが、実はサロン、庭など、いろんなところに置いてあります。

ぜひ、どこにあるのか探してみてくださいね。

ミュージアムショップ・グッズ紹介

ミュージアムショップ

1階のミュージアムショップには、たくさんのグッズが販売されています。
ポストカード、クリアファイルはもちろん、Tシャツ、マグカップや岡本太郎に関する本までさまざま。

今回は筆者が購入したグッズをいくつか紹介します。

マグネットとポストカード

岡本太郎の言葉が書いてあるマグネットと定番のポストカード。
たくさんあって迷いましたが、お気に入りのものをいくつか選んでみました。

岡本太郎記念館限定のポストカードセット(右上)は、訪れた記念に手に入れておきたいグッズです!

クリアファイルとエコバッグ

《太陽の塔》デザインのエコバッグも、シックでかっこよさがあります!

また、筆者は画家でもあるのですが、そんな自分に刺激を与えてくれる言葉「人生、即、芸術。」
このクリアファイルを目にするたびに制作意欲がわきます!

岡本太郎記念館へ行こう!

岡本太郎がその場にいた空間を楽しめる岡本太郎記念館。
芸術家の自宅兼アトリエをそのまま公開しているミュージアムは全国で見ても、なかなかないでしょう。

館内は撮影自由で、ミュージアムショップのみの利用もOK。
気軽に楽しめるのも魅力の一つです!

「芸術は生きるそのもの、そして生活、暮らしの中で活きるもの」をモットーに、生活と芸術の距離を縮めるべく、表現に生き抜いた岡本太郎。
彼の力強い生命力と爆発的なオリジナリティー溢れる世界を堪能してみてはいかがでしょうか?

岡本太郎記念館

住所:東京都港区南青山6-1-19
電話番号:03-3406-0801
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:火曜日(※祝日は開館)、年末年始(12/28~1/4)、保守点検日
観覧料:一般¥650(¥550)、小学生¥300(¥200) ※( )内は15人以上の団体料金

https://taro-okamoto.or.jp

記事をシェアする

この記事を書いた人

ChicacoMurayama

【芸術家/ライター】 幼い頃から絵を描くことが好きで、アーティスト活動を行う。また、読書、執筆、写真を撮ることも好きでフリーライターとしても活躍。 作品は独自に研究し生み出した技法のサンドアート。コンセプトは「綺麗な世界、穏やかに心温まる世界」。展示、年に数回のワークショップ、ラジオでアートについて話したりアート普及活動も行う。 わかりやすい等身大の言葉でアートをメインに神社やカフェなどを紹介していきます! 

関連記事