ぞくぞくとリニューアル!子どもたちに大人気の農試公園とは?
午前中の公園は、どこも近所の子どもたちでにぎわいます。
そんな中、札幌市西区にある「農試公園のガリバー広場」は、にぎわい度が120%!
農試公園は、昭和50年に地区公園として告示され(平成4年に運動公園へ種別変更)、幅広い層の市民の方々に親しまれてきたスポットです。
老朽化が進んだため、令和2年からエリア別に改修工事をおこない令和7年に完全リニューアル予定となっています。
今回は、昨年に工事が終了したばかりの『ガリバー旅行記』をテーマとしたエリア「ガリバー広場」の盛況がものすごいので、さっそく行ってきました。
撮影当日の天気予報は晴れでしたが、なんだかどんよりとした曇り空・・・。しかし、広場は子どもたちのパワーで明るくエネルギーに満ち溢れていましたよ!
大型遊具に水遊びも「みんなのガリバー広場」
ガリバー広場は、バリアフリーの設備が充実しており、”みんなで遊べる場所”としての役割があるところです。
大航海のエリア・こびとの国エリアなどがあり、ガリバーがみんなを繋ぐ「冒険」と「出会い」の旅へ連れて行ってくれます。
まず、ガリバー広場について知れる看板を探し、広場の全体図を理解してから遊びに入ると楽しさアップですよ。
ガリバー世界の遊具は全部で15こ
駐車場側の入口からドーンと見えるのは3~6歳向けの「大航海のおおなみ」滑り台。通常の滑り台と違って、数人のお友達と一緒に滑れるところがポイントです。
6~12歳向けの「かみなりタワー」には、滑りはじめにワクワクする筒状の滑り台や、高いところに登りたい盛りの子どもにぴったりなクライミングウォールなどが備わっています。
自分で考えて行動できる遊具が、好奇心たっぷりの子どもたちの冒険心をくすぐること間違いなしですね。
みんなで遊べる公園にするための工夫がたっぷり
ガリバー広場は、車いすを利用しながら遊べる工夫がされています。
車いすからの移動がスムーズな遊具やスロープ、遊具同士の距離を離して動きやすくし”みんなと遊べる”広場なのです。
※広場内に、車いす利用案内の看板有り
それぞれの遊具に説明があり、インクルーシブ(多様性を認め、お互いを尊重し合う)のポイントや難易度などが記載されています。
背もたれ付きで、姿勢を維持するのが難しい子でも乗りやすい”みんなで遊べる”ブランコです。
水色は3~6歳、濃い青色は6~12歳の子どもが挑戦しやすい遊具とわかりやすいように地面で色分けされています。
年齢別の色分け用として色が配置されていますが、視覚的にワクワクするデザインなので大人が見入ってしまうほどでした。
視線が低い子どもには、もっとおもしろく見えているかもしれませんね。
地面は、ごく1部を除いてクッション性があり転んでもケガをしにくくなっているので安心です。
暑い季節は遊具遊びからの「ちゃぷちゃぷ池」がおすすめ
ガリバー広場で思いっきり体を動かして遊んだあとは、大きなクジラが印象的な「ちゃぷちゃぷ池」で水遊びタイム!噴水完備で、子どもが楽しめる仕掛けとなっています。
水深は浅めに設定されているので、親の監視があれば小さい子どもでも入れます。
ちゃぷちゃぷ池は、6月1日~9月30日まで利用可能です。まだ肌寒い6月上旬でも、子どもたちは「さむ~い」と言いながら水遊びを楽しんでいましたよ。
最後に
農試公園のガリバー広場は、近所の親子や保育園児たちだけでなく遠方から車でいらっしゃる方も多く、小学生の遠足としても利用されるほどの人気スポットです。
広場の端の方では、レジャーシートを広げてピクニックを楽しむグループもいました。屋根付き休憩所も完備されているので、親は子どもを見ながら休憩もOK!
今回ご紹介したガリバー広場は、農試公園全体の1部です。ほかには、野球場やテニスコート、屋内スポーツ施設や交通コーナーなども充実しており、札幌市内でも比較的大きな公園です。
※現在、改修工事中のエリアもあるため事前に確認してください。
ぜひ、インクルーシブに重点を置いた「農試公園ガリバー広場」へ訪れてみてくださいね。
公園情報
「農試公園」
HP:農試公園 (noushi-park.jp)
場所:北海道札幌市西区八軒5条6丁目95-21
TEL:011-615-3680
トイレ:有
駐車場:有