Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

スポット  |    2024.10.20

古き良き昭和の街並みが蘇る!いつか来た道の魅力〜前編〜

令和に入りAIやスマートフォン、5Gなど、便利なものがたくさん登場しました。
快適さと隣り合わせの世の中ですが、忙しなく進む毎日に息苦しさを感じることはありませんか?
そんなときにぴったりなのが、広島県福山市にある「いつか来た道」です。

昭和20〜30年代の風景を、忠実に再現したスポットです。
古き良き昭和の時代に、でかけましょう。

いつか来た道とは?

いつかきた道は、昭和の街並みを再現したスポットです。
昭和時代を彩った往年のスターや、当時使用していた電話機まで
多種多様な展示物に心躍ります。

昭和時代にがっつり青春時代を過ごした方も、若い世代の方も!
どなたでも楽しめるスポットです。
さあ、昭和の時代にタイムスリップしましょう。

日本一の電話博物館

まず最初にご紹介するのは、日本一の規模を誇る電話博物館です。
館内には、明治29年〜昭和40年代の電話機がズラリ。
実は一度閉館したのですが、多くの方の「ぜひ残してほしい」という声を受け復活しました。

電話機は、その時代の様相をダイレクトに反映しますよね。
電話機を見ながら当時を回想すると、楽しかった記憶も一緒に思い出されます。

昭和では大活躍!公衆電話

現代ではスマートフォンを1人1台持っているのが当たり前になりました。
現在、公衆電話を使う方の姿はほとんど見かけません。
しかし昭和〜平成初期にかけては、公衆電話が大活躍していたのです。

こちらは、昭和28年(1953年)モデルの公衆電話。
ひときわ目を引く赤色に、コロンとしたボディがとてもかわいい電話機です。
かわいすぎて筆者はこの電話機に、しばらく釘付けになりました。

電話ボックスは、こんな見た目でした。
表記は「電話室」となっています。
この電話ボックスは、通話体験ができるそうです。
昭和当時の雰囲気を味わいたいという方は、ぜひ体験してください。

ボタン式電話機登場

こちらは昭和34年(1959年)モデルの、ボタン式電話機です。
今の電話機とは、見た目も随分違いますよね。

同じボタン式の電話機でも、色んな形がありパッと目を引きます。

懐かしの携帯電話たち

平成時代に流通した、携帯電話です。
今は、ガラケー(ガラパゴス携帯)と呼ばれています。
30代以上の世代の方は「懐かしい!」と思うのではないでしょうか?

筆者が高校生のときに、初めて持たせてもらった携帯電話と同じモデルも展示されていました。
初めて携帯電話を持ったときの、新鮮な気持ちが蘇ります。
スマートフォンはもちろん便利でいいけれど、時折ポチポチとボタンを押すあの感覚がとてつもなく恋しくなります。

今ではほとんど姿を見なくなったガラケー。
移り変わっていく時代の中で仕方のないことですが、少し寂しい気持ちもあります。

共電式電話機

共電式電話機…?
聞き慣れない単語ですよね。
初めて登場したのは、明治時代に遡ります。

共電式電話機とは受話器を手に持つことによって、交換手を呼び出す仕組みの電話機です。
そこから交換手に相手の電話番号を伝え、電話を繋いでもらいます。

通話相手に繋がるまでひと手間かかるぶん、せかせかと忙しい令和の時代にはきっとマッチしないでしょう。
ここでも、昭和のゆったりとした空気を感じられました。

ミニチュア版の電話ボックス

電話博物館には実際の電話機だけでなく、ミニチュアのボックスも展示されていました。
ミニチュアでも、この再現度。

お部屋に飾って、眺めたくなりますね。
歴代の電話機たちの隣でチョコンと佇む姿が、とても愛くるしい。

昭和の電話機を使ってみよう

前述の電話ボックス以外にも、昭和の電話機を体験できるコーナーがあります。 
写真向かって左の電話機は何度か目にしたことがありますが、右の電話機は初めて見ました。

ひと昔前の電話機を体験できる機会は、滅多にありません。
当時の電話機と今の電話機でどんな違いがあるのか、体験してみたらきっと楽しいでしょう。

時間を忘れて楽しめる空間

今は連絡を取るのに欠かせない電話機。
その時代ごとで愛用された電話機の歴史は、興味深いものでした。

後編では、昭和の街並みを再現したエリアをご紹介します。
ホッと心落ち着ける空間が、そこには広がっていました。
ご期待ください!

後編はこちら

古き良き昭和の街並みが蘇る!いつか来た道の魅力〜後編〜

記事をシェアする

この記事を書いた人

木村香央里

広島県山県郡出身のフリーライター☆ 宇宙と広島東洋カープ大好きです。 広島や中国地方の素敵な場所・人をたくさん紹介できればと思います。 よろしくお願いいたします。!

関連記事