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スポット  |    2025.05.03

【珍スポット?】仙台市の中心部「仙台のへそ」へ行ってみた

こんにちは!Mediallライターのシライシです。

今回は、宮城県の県庁所在地・仙台市の青葉区にある「仙台のへそ」に行ってきたので、その模様を紹介しようと思います。

住宅街の一角に突如として現れる「仙台のへそ」。名前のとおり、仙台市の地理的な中心を指す場所なんだそうです。

よく、県境は興味を持って訪れるケースがありますが、中心に足を運ぶことはなかなかないのではないでしょうか?

ちょっと変わった珍スポットなので、ぜひチェックしてみてください!仙台市について知りたい方は、「緑と水で癒される「小松島公園」をのんびり散策|お子さん連れでも楽しめます」で紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

「仙台のへそ」とは

「仙台のへそ」は仙台市青葉区のみやぎ台という地区にあります。仙台駅から車で約30分ほどの場所にあり、住宅が建ち並んでいます。

この地域はかつて「みやぎ台ニュータウン」とも呼ばれ、仙台市立大沢小学校や大沢中学校が近くにあります。最寄り駅はJR東日本仙山線陸前落合駅で、国道457号線が隣接しています。

「仙台のへそ」という名称になった理由は、仙台市の地理的な中心がみやぎ台であることがわかった際、『菊寿司』というお寿司屋さんが「へそ巻」を開発したことが由来といわれています。

その後、みやぎ台商店会がみやぎ台集会所前に「仙台市『へその町』みやぎ台マップ」の看板を建てました。

平成30年8月19日には、j:COMの番組である「仙台なるほど調査隊」が取材に訪れ、かつてのみやぎ台連絡協議会会長・真壁寅雄さんが、仙台市出身のローカルタレント・ワッキー貝山氏とともに具体的な地点を指定したのです。

そこで指定されたのは、仙台市青葉区みやぎ台3丁目6-6。北緯38度38分33秒、東経140度45分58秒、標高137.6mでした。

ちなみに、宮城県の中心や東北地方の中心もあり、宮城県の中心は大郷町、東北地方の中心は宮城県大崎市、山形県最上町、秋田県雄勝郡の3地域の境目のようです。

東北地方の中心は「東北のへそ」として、フォトコンテストを開催したりガイドブックを発行したり、公式Instagramを運営していたりします。

しかし、「仙台のへそ」ほど正確に中心地を指定していることは、珍しいように思います。ここまで細かく指定されると、何もない場所でも観光スポットのように感じますよね。

「仙台のへそ」に行ってみた!

ということで、実際に「仙台のへそ」へ足を運んだ模様をお届けします!「仙台のへそ」は仙台市青葉区みやぎ台の住宅街に突如現れました。

特に建物はなく、広い土地がありました。仙台市の中心部という場所が見どころになっているので、このように建物がなく土地だけがあるのは、個人的には正解というか、いいなと感じました。

脇には仙台市の中心を表す看板と、案内の紙が置いてありました。

案内の紙には、仙台のへそが誕生するまでの歴史などが書かれていたため、ぜひ足を運んで見てみてください。

また、周りは住宅地なのですが、杜の都らしく緑もたくさんありました。公園も多かったので、もしお子さん連れで訪れた場合は、近くの公園で遊んでいくのもおすすめです!

イタリアンレストランや焼き肉店、洋菓子店も近くにあったので、大人の方でも楽しめると思います。私は「仙台のへそ」を訪れて、子ども時代のあのワクワク感を思い出させてくれるような感覚があったので、ぜひみなさんも足を運んで見てください。

「仙台のへそ」の情報
施設の情報

施設名:仙台のへそ(仙台市の中心)
住所:〒989-3214 宮城県仙台市青葉区みやぎ台3丁目6−6
アクセス:JR東日本東北本線仙台駅から車で約30分、JR東日本仙山線陸前落合駅から車で約12分

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この記事を書いた人

シライシタイヘイ

生まれてこのかた宮城県を出たことがないライター。 元塾講師で今はフリーライターとして活動中。 宮城県南部の魅力を中心に発信していきます!

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