地方創生メディア  Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

地域応援ブランド  |    2025.04.30

古物市場オンラインを革新する!バッタヤライブオークションの魅力とは|神奈川県横浜市

前回、『【ひとつでも多く価値ある品物を循環させる】リユースの窓口「株式会社アシスト」とは?』にて、株式会社アシストの代表取締役社長・西川心二さんにお話を伺いました。

今回は、同社が展開するオンライン古物市場「バッタヤライブオークション」について、詳しく紹介します。

前回はこちら

【ひとつでも多く価値ある品物を循環させる】リユースの窓口「株式会社アシスト」とは?

「バッタヤ」という名前に込めた想い

「バッタヤ」という言葉には、古物市場に対する新しい価値観と希望が込められています。かつてはネガティブに捉えられがちな言葉でしたが、あえてその名称を使い、ブランドとして再定義しようというのがアシストの挑戦です。

西川さん:10年後、20年後には『バッタヤ』がポジティブな言葉として定着しているはずです。この『バッタヤライブオークション』の認知が拡大することで、バッタヤという言葉の印象自体もポジティブに変えていきたいと考えています。

中古車輸出から古物市場へ。経験が生んだ進化

アシストは2009年に中古車の輸出事業で創業しました。しかし、2011年の東日本大震災によって輸出事業の継続が困難に陥ります。そこから出張買取業に業態を転換し、古物市場の出品者として多くの経験を積んできました。

西川さん:古物市場で売り手として活動する中で、中古車の業者オークションと比べ、まだまだ変えられることがあると感じ、もっと効率的で開かれた市場をつくりたいという想いが強くなっていきました。

クシリキマーケットからバッタヤへ。進化を続ける仕組みづくり

はじめは定額制のマーケットプレイス「クシリキマーケット」としてスタートします。そこから古物市場型の「バッタヤ」、さらにライブ配信型の「バッタヤライブオークション」へと進化していくのでした。

西川さん:改善と試行錯誤を重ね、会員が利用しやすく、多くの人の目に触れた状態で競りが行われるオンライン古物市場を実現しました。

バッタヤライブオークションの4つの特長

オンライン古物市場「バッタヤライブオークション」は、以下の4つの特長で多くの業者に支持されています。

  1. 清掃不要:仕入れたままの状態で出品可能。手間とコストを削減。
  2. 立ち合い不要:オークション当日の立ち合い不要で、時間の有効活用が可能。
  3. 仕分けサポート:初めての出品者には2ヶ月間の丁寧な仕分け支援を実施。
  4. 手数料が一律1,000円:高額商品の利益を圧迫しない明確な料金体系。

西川さん:これらの利便性により、現在では毎週1,000点以上の商品が取引され、出来高は週1,000万円を超えています。

家電に強い!日本最大級のライブオークション会場

バッタヤライブオークションの大きな特徴は、家電製品に特化した圧倒的な取扱量です。特に大型冷蔵庫やドラム式洗濯機といった高単価商品の出品が多く、1回あたりの取引数は日本最大級です。

西川さん:ここ最近は、毎週700点前後の家電が出品されております。ここまでの取扱量は全国的にも稀で、家電に強いライブオークションとして認知が広がっています。海外勢の参加も増えており、国内小売相場よりも高く取引されるアイテムは多数です。出口戦略のひとつにバッタヤライブオークションを利用される売り手も増えており、今後の展開が楽しみです。

オンライン古物市場の流れ

バッタヤライブオークションは、毎週火曜日にオンラインで開催されます。

  • 入会金:20,000円(税別)/社(初回のみ)
  • 参加費:2,000円(税別)/ 社(落札時のみ)
  • 歩銭:出品手数料・落札手数料として1商品ごとに1,000円(税別)

出品者は会場に商品を搬入し、出品票を記入して提出。オークション終了後に精算され、手数料を差し引いた金額が翌週火曜に振り込まれます。落札者はオンラインで入札・落札し、清算後に商品を引き取ります。

西川さん:過去の取引履歴を蓄積しているため、相場が可視化されており、目利きに自信のない業者さんでも安心して取引できます。また、取引履歴から動きの悪い在庫の相場を調べたところ、小売相場より高く売れると知り、出品してくれる会員さんもいました。

全国へ拡がるライブオークションのネットワーク

西川さん:現在、神奈川県厚木市の会場で出品商品の搬入、引き渡しを行っておりますが、今後は全国にオークション会場の設立を加速させていきます。

すでに、名古屋と埼玉へオークション会場の設立が決定しています。さらに、3拠点を新設して、2027年1月までに全国7拠点となる予定です。

西川さん:拠点の拡大により、より多くの商圏をカバーでき、物流負担も軽減されます。地方の古物商業者にとっても、出品・仕入れのハードルが下がる仕組みが整いつつあります。

古物市場の未来を変える

オンライン古物市場、ライブオークションの新たな可能性を切り拓くバッタヤ。アシストは「ひとつでも多く、価値あるものを循環させる」ことを使命と掲げ、今後も革新を続けます。

バッタヤライブオークションは、古物商許可を持つ業者や個人にとって、これまでにない参加しやすさと収益性を兼ね備えた新しいビジネスの場です。

株式会社アシスト

本社所在地:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜1-3-10 新横浜IOビル6F
TEL: 045-620-2393
公式サイト:https://assist001.jp/
バッタヤライブオークション:https://asla.jp/

記事をシェアする

この記事の地域応援ブランド企業

株式会社アシスト

企業の事業活動で生じた不要物にリユースの視点を取り入れ、廃棄物排出量の削減と再利用可能品の市場流通を支援するワンストップソリューションを提供しています。 価値があると認識しながらも、社内ルールや業務多忙により廃棄を選択せざるを得ない現場の課題に対し、 アシストが担当者に代わってリユースへの切り替えをサポートします。 捨てるのではなく次に活かす選択肢を提案し、企業の資源循環型社会への貢献を後押しします。 リユースの推進にお悩みの際は、ぜひ「リユースの窓口」としてご相談ください。

この記事を書いた人

にのまえはじめ

大阪府茨木市在住の複業ライター。システムエンジニア/プログラマー、速読教室の運営、パーソナルトレーナー、IT企業の経営などを並行しながら、ライターとしても活動。得意ジャンルはマンガ・アニメ・ゲームなどのサブカルチャー(80年代中心)、IT関連のSEO記事、インタビュー記事。趣味はプロレス観戦。

関連記事